Column
リレー連載 編集委員の目
第6回 看護での外国人労働者受け入れについて 松岡 緑
第53巻3号 2005年3月

2004年11月30日産経新聞で、日本とフィリピン間で、自由貿易協定(FTA)の最終合意の報道がなされました。この合意により、労働市場の開放として、看護師や介護福祉の資格を持つフィリピンの人たちの日本での就労が現実化の方向に向かいそうです。
そこで、看護学が専門の松岡緑先生(九州大学医学部保健学科看護学専攻教授)に、外国人看護師を日本で採用する場合、どのようなことが課題となるかをうかがいました。

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執筆者紹介
松岡 緑(まつおか みどり)
九州大学医学部保健学科で成人看護学を担当しています。教育と医学の会の一員となってもう22年となります。この間、社会の変化に伴い看護学教育はずいぶん変化してきました。看護に必要な習得すべき三つの能力は態度、知識、実践能力です。これらを学生に習得させるために日夜頑張っています。
九州大学医学部保健学科看護学専攻教授。博士(経営学)。 専門は、成人看護学、精神看護学。九州大学医学部附属看護学校卒業。 九州産業大学大学院経営学研究科博士課程単位取得退学。 著書に『エクセルナース(14)[検査編]』(メディカルレビュー社、2004年)、『ナースのための臨床検査の実際(第2版)』(ヌーヴェルヒロカワ、1997年)、『看護過程―精神障害者のケア(第2版)』(廣川書店、2000年)など。

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