はじめに

一　民俗宗教の形と心
　1　民俗宗教
　2　民俗宗教の形と心

二　祭と芸能
　1　祭と日本人―岩手県宮古の祭を中心に―
　2　山伏の祭と芸能
　3　験くらべの祭
　4　芸能の存続の謎

三　修行と鍛練
　1　民俗宗教の修行
　2　修行の諸相
　3　人間として何をきたえるか

四　民俗宗教と自然
　1　日本人の原風景
　2　山と日本人―英彦山を中心に―
　3　海と民俗宗教

五　民俗宗教と生活
　1　暦と生活
　2　間取りのコスモロジー―船と稲の系譜―
　3　食べられるものと食べられないもの

六　民俗宗教と社会―共同体の伝承と信仰―
　1　何故、いま共同体か
　2　共同体の伝承のとりあげ方
　3　共同体の原風景
　4　共同体の伝説と昔話
　5　共同体の儀礼
　6　共同体の生活を支えるコスモロジー

七　民俗宗教の諸研究
　1　民俗宗教の研究視角
　2　民俗宗教の概念
　3　民俗宗教の諸相
　4　民俗宗教と社会

八　民俗宗教と私
　1　法然とキリスト教―「絶対矛盾の自己同一」―
　2　わが心の書
　3　民俗宗教の支え
　4　大峰山の奥駈修行
　5　修験道の研究と私

おわりに
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