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目次
正論自由(第八巻)
B6判/上製/484頁
初版年月日:1991/03/30
ISBN:
978-4-7664-0473-9
 
(4-7664-0473-4)
Cコード:C1031
税込価格:2,030円
正論自由(第八巻)
アメリカは世界のナンバーワン

目次

口絵 中村 陽子
まえがき

第一章 世界政治の構造変化と日本
―マルタ会談を考える―
1、歴史の大転換期
2、ブッシュ政権に迎合するソ連
3、米国の勝利、ソ連の敗北
4、チェスの天才ロシア人
5、西欧と日本のギャップ
6、視野の狭い日本人

第二章 宗教と共産主義
1、はじめに
2、崩れゆく共産主義国
3、善良な心を利用する共産主義者
4、日の目にあたらない民主主義者
5、共産主義革命と虐殺
6、共産主義化されゆく日本
7、日本共産党に脅威を感じない国民
8、恐るべし共産主義者の実態
9、「階級闘争」と呼ばれる虐殺の理論
10、宗教を否定する共産主義
11、依然変わらない日本共産党
12、共産主義国の真の改革はいつの日か

第三章 共産主義は崩壊するか
―不透明な時代を見る―
1、歴史の曲り角―ソビエトの場合
2、炭坑ストライキに見る共産主義社会の現状
3、日本より三十年遅れ
4、楽観は危険
5、ソビエトの軍縮と東欧の状況
6、日本共産党のゴルバチョフ批判
7、変ってはいない日本共産党
8、うのみにできないゴルバチョフ発言
9、米ソの利害関係
10、ぬぐいきれぬ不信感
11、民主化のふりをした民主化の本質
12、名ばかりの軍縮
13、“四島返還”を貫くこと

第四章 揺れて、崩れて、潰れる共産国
―一九八八年から一九九〇まで―
1、行き過ぎた“ソ連改革賛美論”
2、誤解に基づくソ連民族運動
3、民族運動はソ連の抱える“時限爆弾”
4、急進する東欧諸国のソ連離れ
5、釈迦掌中の悟空―サハロフ博士
6、より顕著になった共産主義の破産
7、あゝ、ペレストロイカ
8、共産主義は幻想であった
9、ハンガリーでも落第した共産党
10、ソ連はマルクス主義を放棄するか
11、本格的地震の前兆
12、砕けだした硝子の帝国
13、東欧共産主義の新方向と日本共産党
14、“共産主義の悪魔”は消えるが
15、チャウシェスクの黄金風呂とリクルート事件
16、汚職の手本、共産主義者
17、促成栽培できぬ民主化
18、売り渡されるリトアニア
19、大国に裏切られるリトアニア
20、偽物には要注意を
21、大会後のゴ書記長の任務
22、西独の東独吸収

第五章 ゴルバチョフの“書記長から大統領”への権道
1、弱点を逆手のゴルバチョフ
2、“弱み”を武器にするゴルバチョフ
3、その戦術はスターリンに酷似
4、旧指導者に変わらぬゴルバチョフ
5、めざすは権力の確立
6、振り子の中央で権力維持を図る

第六章 自由の勝利
1、ゴルバチョフが「自由」を語るおかしさ
2、東欧における自由のための闘い
3、ソ連の悲劇、中国の悲劇
4、ペレストロイカは本来民主化と無縁
5、人びとはゴルバチョフを偉大だという

第七章 ラジオ日本からソ連を論ず
1、治にいて乱を忘れず
2、民主化まで遠いソ連
3、ソ連共産党基本大綱の欺瞞性
4、共産主義とは何だったか
5、甘くないか、西側のゴルバチョフ観
6、巧言令色には要注意
7、化石になった日本共産党
8、ソ連は軍縮をしているか
9、イラクの侵略はソ連の責任
10、ゴルバチョフ大統領とノーベル賞

第八章 湾岸危機と日本
1、マルタ会談以後
2、悲劇・クウェートの教訓
3、日の丸はどうした!!
4、アメリカ・イズ・ナンバーワン
5、治にいて乱を忘れず
6、重武装により維持されるスイスの平和
7、附

第九章 「なだしお号」報道小考
1、存在価値を認められていない自衛隊
2、潜水艦から救助に飛び込むのは難しい
3、自らの命を擲って人命救助ができるか
4、テレビ、新聞、ラジオはうそをいっている
5、自衛隊員は救助している
6、遊魚船には落ち度はないのか
7、新聞は自衛隊を悪者扱い

第十章 去勢された日本の野党
1、日本社会党小論
2、日本共産党小論
3、民社党小論

あとがき
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