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目次
サンリオ出版大全
四六判/上製/434頁
初版年月日:2024/02/24
ISBN:
978-4-7664-2940-4
 
(4-7664-2940-0)
Cコード:C3036
税込価格:3,960円
サンリオ出版大全
教養・メルヘン・SF文庫

目次

序文 サンリオ出版の時代 小平麻衣子

  第T部 雑誌共同体と外部

1 〈……だったら〉の詩情──『詩とメルヘン』とジェンダー 小平麻衣子

2 詩はだれのものか?──『詩とメルヘン』におけるやなせたかしの抒情と編集方針 大島丈志

3 『詩とメルヘン』のマザー・グースとアリス──ポスト戦後詩のノンセンスの視座から 吉田恵理

4 感傷の在り処──『詩とメルヘン』と安房直子 尾崎名津子

★コラム サンリオとロマンス小説の季節 尾崎名津子

  第U部 女性詩のバリエーション

5 きのゆりと『詩とメルヘン』──詩の計量的分析から 米山大樹

6 〈少女〉から〈兄貴〉へ──『詩とメルヘン』をめぐる言説と誌面の変化 井原あや

7 言葉を送ること、受け取ること──『詩とメルヘン』における共鳴の方法 徳永夏子

★コラム サンリオの出版物──1970 年代の詩集を中心に 井原あや

  第V部 教養ある商品

8 ひたすら信じつづけること──辻信太郎におけるメルヘン 河田綾

9 『いちご新聞』の中の〈文学〉──ファンシーな教養主義 帆苅基生

10 マンガ雑誌『リリカ』の挑戦 村松まりあ

★コラム 『キタキツネ物語』の周辺 吉田司雄

  第W部 産業と科学とフェミニズム

11 サンリオの映画事業とその時代 木村智哉

12 サンリオSF 文庫の小説世界──山野浩一のSF評論とその実践 加藤優

13 サンリオSF 文庫とフェミニズムSFの地平 吉田司雄

  第X部 サンリオの記憶

14 風に折れないコスモス、あるいは草原の口笛 小手鞠るい

15 講演 ポエムと現代詩のあいだ 小池昌代

16 夢のはじまる場所──『詩とメルヘン』のイラストレーション 永田萠

17 サンリオが届ける〈ギフト〉 高桑秀樹

謝辞
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