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目次
環境学事始め
A5判/並製/208頁
初版年月日:1999/07/20
ISBN:
978-4-7664-0756-3
 
(4-7664-0756-3)
Cコード:C0036
税込価格:2,640円
環境学事始め

目次

序にかえて−環境問題への問いかけ   川村晃生
一 環境問題と大学
二 自然科学と環境
三 社会科学と環境
四 人文科学と環境

生物学から
生きていることと環境と   中島陽子
一 なぜ「環境」が問題となるのか−生物学からの考察
二 生態系
三 命の賑わい
 A 生物多様性
 B 生き物の数(Carrying capacity 環境収容力)

物理学から
エントロピー論入門−物理学から環境を考える   藤田祐幸
一 「熱学」と「力学」の世界
二 生産システム
三 生命系とエントロピー
四 重力場における生態系
五 江戸の社会経済システムの再評価
六 狭義の経済学と広義の経済学

法律から
環境問題に法律学はどう取り組むか   藤原淳一郎
一 はじめに
二 国内産業公害への法的アプローチ
三 都市公害への法的アプローチ
四 化学物質への法的アプローチ
五 地球環境への法的アプローチ
六 むすび

政治学から
アメリカ政治における環境保護   久保文明
一 はじめに
二 強力な運動の存在
三 運動の活動様式
四 強力な対抗勢力
五 おわりに

経済学から
廃棄物問題−身近な環境問題   細田衛士
一 はじめに
二 歴史的な視点から
三 現代の廃棄物問題
四 廃棄物の処理とリサイクル
五 大学の廃棄物問題
六 おわりに

社会学から
人口、資源、環境のトリレンマと社会学的視座   平野敏政
一 地球環境問題の構図
二 環境問題へのアプローチ
三 環境問題と社会学
四 環境問題と人口問題

倫理学から
地球環境問題と倫理学   樽井 正義
一 環境倫理学の課題
二 基本的人権から世代間倫理へ
三 人間中心主義から脱中心へ
四 個人から共同体へ

国文学から
<もうひとつの知>のゆくえ−鏡花文学を視座として   松村友視
一 背景としての「近代」
二 反転する視線
三 「生きた自然」へのまなざし
四 結び合わせる知

独文学から
文化の記憶−自然と文学   柴田陽弘
一 世界文学と森
二 トポスとしての「森」
三 文学の森、失われた森

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あとがき
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