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目次
不可視の「国際法」
A5判/上製/608頁
初版年月日:2019/01/11
ISBN:
978-4-7664-2570-3
 
(4-7664-2570-7)
Cコード:C3032
税込価格:8,100円
不可視の「国際法」
――ホッブズ・ライプニッツ・ルソーの可能性

目次

凡 例

序 論


  第一部 トマス・ホッブズ:「国際法の否定者」か
 はじめに

第一章 予備的考察:国際法(史)概説書におけるホッブズの位置付け
 序
 第一節 国際法概説書におけるホッブズ
 第二節 国際法史概説書におけるホッブズ
 小括と若干の考察

第二章 ホッブズの「法」理論
 序
 第一節 ホッブズによる「法」の定義及び分類
 第二節 ホッブズの自然法理論の本質
 第三節 国家法と自然法の関係
 小括と若干の考察

第三章 ホッブズの「国家」及び「主権」理論
 序
 第一節 ホッブズの国家理論の概要
 第二節 ホッブズの「主権」理論
 小括と若干の考察

第四章 ホッブズの「国家間関係」観
 序
 第一節 「国家間関係」へのホッブズの直接的言及とそれに対する疑問
 第二節 ホッブズの論述に内在する「修正された自然状態」:その存在契機と永続
 第三節 ホッブズの社会契約理論と「修正された永続的自然状態」
 小括と若干の考察

第五章 ホッブズの「国際法」認識:「『国際法』と自然法は同一」であることを中心に
 序
 第一節 「国際法」への明示的言及と通説
 第二節 「『国際法』と自然法は同一」論の考察の前提:「条約」の法的地位と国家の擬制的
 人格
 第三節 「『国際法』と自然法は同一」であるのか
 第四節 「主権」・「主権者」・「国家」の関係を巡る問題」
 小括と若干の考察

第一部 まとめ


  第二部 ライプニッツ:「失われた環」
 はじめに

第一章 予備的考察:国際法(史)概説書及び国際法史研究におけるライプニッツの位置付け
 序
 第一節 「国際法」関連文献及び国際法概説書におけるライプニッツ
 第二節 国際法史研究におけるライプニッツ
 小 括

第二章 ライプニッツの「法」観念
 序
 第一節 ライプニッツの法認識を巡る若干の特色
 第二節 ライプニッツの法観念の基本的構成
 小括と若干の考察

第三章 ライプニッツの「国家」観念
 序
 第一節 「社会」
 第二節 国家観念を巡る諸問題
 第三節 国家の擬制的人格
 小括と若干の考察

第四章 ライプニッツの「主権」理論:“Suprematus” 観念の分析を中心として
 序
 第一節 「統治権」観念の錯綜
 第二節 “Suprematus”・“summa potestas”・“superioritas territorialis”・“Souveraineté
 第三節 “Suprematus” 理論における帝国等族
 第四節 “Suprematus” の特質
 小括と若干の考察

第五章 ライプニッツの「国際法」観念
 序:ライプニッツの「国家間関係」観
 第一節 ライプニッツの「国際法」理論
 第二節 ライプニッツの「国際法」理論の内実
 小括と若干の考察

第二部 まとめ


  第三部 ルソー:「国際法」の構想とその挫折
 はじめに

第一章 予備的考察:国際法(史)概説書におけるルソーの位置付け
 第一節 国際法概説書におけるルソー
 第二節 国際法史概説書におけるルソー
 小括と若干の考察

第二章 ルソーの「法」・「国家」理論の概要
 序
 第一節 ルソーの「法」観念の概要
 第二節 ルソーの国家(社会)構成理論の概要
 小 括

第三章 ルソーの「国家間関係」観
 序
 第一節 国家間関係の発生と「自然状態」
 第二節 欧州の特殊性
 小 括

第四章 ルソーの「国際法」理論
 序
 第一節 「自然国際法」の存在可能性
 第二節 「実定国際法」の存在可能性
 第三節 ルソーの「戦争」観念と「戦争法」規範:「国際法」理論として理解可能か
 第四節 「欧州公法」と欧州諸国家間のシステム
 小括と若干の考察

第五章 ルソーの論証方法と理論における問題点
 序
 第一節 論証方法における問題点:方法論的矛盾
 第二節 理論的問題点:「一般意志」
 小 括

第三部 まとめ:「孤独な散歩者」の近代国際法学史上の地位


  結 論
 本書のまとめ
 内在的理解による「国家間関係」観・「国際法」観念の提示の更なる意義
 永続的課題としての我々の「負の国際法意識」の克服


あとがき
文献一覧
事項索引
人名索引
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