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目次
論理的な考え方 伝え方
A5判/並製/176頁
初版年月日:2015/10/30
ISBN:
978-4-7664-2267-2
 
(4-7664-2267-8)
Cコード:C2000
税込価格:1,944円
論理的な考え方 伝え方
根拠に基づく正しい議論のために

目次

 はじめに

0 正しい議論とは何か
 0.1 正しい議論とは「理性的意見交換」のこと
 0.2 正しい議論を学ぶ理由1 ―― 文化的側面
 0.3 正しい議論を学ぶ理由2 ―― 心理的側面
 0.4 英語と日本語の違い ―― 本書における用語の定義

  ―― T部 正しくない議論とは ――

1 正しくない議論の7つの例
 1.1 理性的な意見交換にふさわしくないのは
 1.2 よく見られる「正しくない議論」
  ◆1 「みんながしているから」正しい ―― 衆人に訴える論証
  ◆2 人物を非難する ―― 人物非難
  ◆3 もとの発言内容を曲解して用いる ―― わら人形論法
  ◆4 ふさわしくない内容を導入し注意をそらす
  ―― 燻製ニシン論法
  ◆5 情に訴える ―― 同情論証
  ◆6 過剰な表現を使う ―― 過剰表現
  ◆7 脅迫によって正しいと認めさせる ―― 威力に訴える論証
 1.3 建設的な議論のために注意すべきこと

  ―― U部 正しい議論の構成要素 ――

2 前提根拠と主張を明確にする
 2.1 主張と前提根拠を見極める
 2.2 前提根拠と主張がすぐには明確ではない場合
 2.3 自分の主張を伝えるために
 2.4 前提根拠は信頼に足るか?
 2.5 関連した誤りのパターン

3 前提根拠に用いる情報は確かか
 3.1 他人の言を無批判には信頼しない
 3.2 情報源を明らかにする
 3.3 適格な情報源を探す
 3.4 情報源は複数調べて内容を比較しよう
 3.5 インターネットの情報は注意して使おう

4 語の定義は一貫しているか
 4.1 議論の前に、使用する語を定義する
 4.2 語の定義がはっきりしない場合は、より限定する
 4.3 語の定義そのものについて議論があるとき
 4.4 定義はあくまで定義
 4.5 関連した誤りのパターン

  ―― V部 正しい議論の流れ ――

5 「原因と結果」を考える
 5.1 因果関係と相関関係
 5.2 相関関係には、多様な説明がつく可能性がある
 5.3 最も適切そうな説明を探す
 5.4 複雑さを覚悟する
 5.5 関連した誤りのパターン

6 一般化と統計の見方
 6.1 「一般化」について
 6.2 複数の例を使うこと
 6.3 代表的な例を探そう
 6.4 背景に全体で何件ある中の何例?
 6.5 統計の結果を見るときは注意深く!
 6.6 反例を考えてみよう
 6.7 関連した誤りのパターン

7 たとえ(比喩)を正しく使う
 7.1 主張内容に対して、たとえの同じ点と違う点を探そう
 7.2 たとえによる議論は「関連がある似た例」が必要

8 その他の論理学用語とその考え方
 8.1 演繹的な議論
 8.2 帰納的な議論
 8.3 三段論法
 8.4 前件肯定と後件否定
 8.5 背理法

  ―― W部 議論を表現する ――

9 議論の思考が必要な文章の型
 9.1 物事がどのようであるかを説明する型(Report:報告文)
 9.2 物事がなぜ、どのように起こるのかを説明する型(Explanation:説明文)
 9.3 説得のための型(Persuasion:説得文)
 9.4 根拠に基づく意見交換のための型:(Discussion:討議文)

10 本質と装飾を区別する
 10.1 具体的かつ簡潔に
 10.2 事実に基づいて、強すぎない表現で
 10.3 一貫した語を用いよう

11 謙虚に受け手の反応を活かす
 11.1 議論における「謙虚」の意味
 11.2 謙虚の2つの意味

12 学術論文を書く
 12.1 論文の構成
 12.2 正しい議論と博士号
 〈正しい議論のための5つのステップ〉

  ―― X部 主張内容を考え出す ――

13 新しい考えを思いつく
 13.1 創造性を高める方法論の可能性
 13.2 考えついたアイディアを研究活動に展開するときの注意

 参考文献
 あとがき

コラム
 1 利益相反
 2 帰納法と演繹法
 3 数式の有用性
 4 交絡因子と中間因子
 5 ケーススタディ
 6 数値化できることだけを注目していてよいのか
 7 査読付き論文
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