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目次
戦時期中国の経済発展と社会変容
A5判/上製/488頁
初版年月日:2014/06/30
ISBN:
978-4-7664-2148-4
 
(4-7664-2148-5)
Cコード:C3031
税込価格:6,912円
戦時期中国の経済発展と社会変容

目次

『日中戦争の国際共同研究』(第5巻)に寄せて

総論・戦時期中国の経済発展と社会変容  久保亨・波多野澄雄・西村成雄

  第1部 戦時経済の発展と継承

第1章 戦時中国の工業発展  久保亨
はじめに
一 重慶政府による鉱工業統計
二 重慶政府統治地域の鉱工業
三 中国戦時経済の全体像
四 戦時経済から戦後経済への展開
おわりに

第2章 日中戦争と重慶銀行業  林幸司
はじめに
一 近代重慶における経済状況
二 重慶における銀行公会の設立
三 日中戦争と重慶銀行業
おわりに

第3章 抗戦期中国の保険業  劉志英(林幸司訳)
はじめに
一 抗戦期大後方保険業の発展概況
二 抗戦期大後方保険業の主な業務
三 抗戦期大後方保険業の特徴とその役割

第4章 戦時期中国の貿易  木越義則
はじめに
一 戦時期中国の貿易行政
二 戦時期中国の対外貿易の推計
三 戦時期中国の対外貿易の実勢
おわりに

第5章 戦時首都・重慶市の市内交通網  内田知行
はじめに
一 市内交通網の概況
二 市内自動車交通事業
三 市内道路交通(軽車両による交通・運輸事業)
四 市内舟運事業
おわりに

第6章 抗戦期四川の製糸金融と製糸業  趙国壮(吉田建一郎訳)
はじめに
一 後方製糸業の危機と四川糸業股份有限公司の設立
二 四川糸業股份有限公司の資金調達と経営
三 四川糸業股份有限公司の努力と後方蚕糸業の改良
四 戦時金融と後方蚕糸業の発展
おわりに

第7章 抗戦期重慶の工場間労働移動  耿 密(菊池敏夫訳)
はじめに
一 労働者の移動の概況
二 労働移動に関する個別事例の検討
三 国民政府の対応と措置
四 社会各界の認知と対応
おわりに

第8章 戦争初期日中両国と上海租界経済  今井就稔
はじめに
一 日本占領地と上海租界
二 重慶国民政府と上海租界
おわりに

第9章 日本の華北支配と開灤炭鉱  吉井文美
はじめに
一 開灤炭鉱とイギリス人
二 国民政府との離別
三 日本と開灤炭鉱
おわりに

  第2部 変容する社会体制

第10章 中国の総力戦と基層社会  笹川裕史
はじめに――日中戦争・国共内戦・朝鮮戦争
一 総力戦による基層社会の混乱と変容
二 出征兵士家族の救済・援護
三 労働力支援の進展とその行方
おわりに

第11章 蔣介石と総動員体制の構築  段瑞聡
はじめに
一 蔣介石の総動員理念の形成と特徴
二 総動員に関わる諸機関の変遷
三 総動員設計委員会の成立、改組と解散
四 不発の「総動員法」と「総動員計画大綱」
五 国家総動員会議の成立と総動員体制の確立
おわりに

第12章 戦時中国の憲法制定史  中村元哉
はじめに
一 近現代中国憲政史の中の“戦時中国の憲法制定史”
二 国民参政会憲政期成会の憲法草案修正意見と自由・権利の保障
三 憲政実施協進会の憲法草案意見書と自由・権利の保障
おわりに

第13章 戦国策派と中国の民主主義  水羽信男
はじめに
一 戦国策派について
二 戦国策派の民主主義論の位相
   ――林同済・雷海宗の議論を中心として
三 戦国策派の個人主義の位相
   ――陳銓・沈従文の議論を中心として
おわりに

第14章 戦時国民党政権の辺疆開発政策  島田美和
はじめに
一 戦時辺疆政策の転換
二 戦時における辺疆工作人員
三 辺疆工作人員の応募者
四 辺疆工作人員の合格者
おわりに

第15章 日中戦争と華北の日本居留民  小林元裕
はじめに
一 日中戦争の勃発と北平の日本居留民
二 日中戦争の勃発と天津の日本居留民
三 日中戦争の全面化と天津での戦闘
四 日本居留民の「銃後」
おわりに

  第3部 日中戦争史研究の新地平

第16章 抗日戦争の新たな歴史像の模索  ハンス・ヴァン・デ・ヴェン(李仁哲訳)
はじめに――抗日戦争研究の課題
一 戦争勃発と近代戦の破綻
二 新たな戦法の模索
三 共産党の人民戦争論
四 日本軍の「一号作戦」
おわりに

第17章 日中戦争と興亜院の歴史的位置  加藤陽子
はじめに
一 日中戦争の性格
二 興亜院の性格
三 内閣による統制
おわりに

第18章 重慶爆撃死傷者数の調査と統計  潘 洵(柳英武訳)
はじめに
一 戦時と戦後に行われた死傷者数の調査・統計
二 戦時期の文書史料に基づく爆撃死傷者数
三 死傷者数の調査・統計に影響を与える諸要因


あとがき  編者一同
日中関係改善のための提案  エズラ・F・ヴォーゲル

編者・執筆者紹介/訳者紹介
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