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目次
イスタンブル
四六判/並製/278頁
初版年月日:2005/09/30
ISBN:
978-4-7664-1195-9
 
(4-7664-1195-1)
Cコード:C0026
税込価格:2,640円
イスタンブル
歴史と現代の光と影

目次

はじめに 

第1章 至福への門 
イスタンブル ―呼称の由来 
ビザンティオンからコンスタンティノープルへ 
ビザンティン帝国のコンスタンティノープル 
イスラーム都市への変容 
西欧化のうねり 
トルコ共和国の誕生 
現代のイスタンブル 

第2章 ガラタとペラ 
ガラタの発展 
 カラキョイ広場の周辺 /ガラタ塔 /ガラタ橋 
ペラからベイオールへ―西欧化の原点 
タクシム広場 
 イノニュ通り /ジュムフリイェット通りとタルラバシュ通り /スラセルヴィレル通り

第3章 イスティクラル通り界隈
タクシム広場からトゥネル広場へ
西欧の香り――旧大使館のたたずまい
 日本大使館/ フランス大使館/イタリア大使館/イギリス大使館
 オランダ大使館/ロシア大使館/アメリカ大使館
チチェキ・パサジュ
 シティ・ドゥ・ペラからチチェキ・パサジュへ /わが国との接点 /新しい顔 

第4章 エミノニュからスルタン・アフメト広場へ
イェニ・ジャーミー 
エジプト市場 
リュステム・パシャ・ジャーミー 
スレイマニイェ・ジャーミー 
エミノニュ界隈 
ジャーロオゥル 
スルタン・アフメト広場 
ハギア・ソフィア大聖堂 /スルタン・アフメト・ジャーミー 

第5章 ボスポラス海峡の風に吹かれて
 歴史をふりかえる 
海峡遊覧一日 
 ベシクタシュ /オルタキョイ /クルチェシュメ /アルナヴットキョイ 
 ベベキ /ルメリ・ヒサル /エミルガン /イェニキョイ /タラビヤ 
 ビュユックデレ /サルイェル /アナドル・カヴァーウ /ベイコズ 
 パシャバフチェ /チュブクル /カンルジャ /アナドル・ヒサル 
 キュチュクスとギョクス /カンディルリ /ヴァニキョイ /ベイレルベイ 
 ユスキュダル /ハイダルパシャ/カドゥキョイ 

第6章 スルタンたちの栄華の跡 
トプカプ宮殿 
ドルマバフチェ宮殿  
チュラーン宮殿 
ユルドゥズ宮殿 

第7章 ホテル物語 
ケルヴァンサライからホテルへ 
ペラ・パラス・ホテル 
 ミステリアスな歴史 /ケマル・パシャ /イギリス大使暗殺未遂事件 
 夜を過ごした人々 /もう一つの楽しみ方 
パーク・ホテル 
 変身したイタリア大使公邸 /ミラマーからパーク・ホテルへ /栄光の日々 
 パーク・スュルメリ・ホテル /黒い噂 

第8章 オリエント急行とシルケジ駅
栄光の門出  
至福の時 
ジャーナリストの追憶 
終着・シルケジ駅 
苦難との遭遇 
消え去る運命 
小説と映画の主役 

第9章 スパスィーバ! イスタンブル 白系ロシア人の末路
 流浪の果て 
人生の軌跡 
 男爵夫人ヴァレンチン・タスキン /リディア・クラッサ・アルズマノヴァ夫人 
 ニコライ・ティムチェンコ /リディア・レイラ・ユルドゥズ 
 ロバート・カレッジと白系ロシア人 

第10章 マルマラ海に遊ぶ  プリンスィズ諸島(アダラル) 
流刑の島々 
今日のプリンスィズ諸島 
クナル島 
ブルガズ島 
ヘイベリ島 
ビュユック島 

第11章 グランド・バザール  東洋的情緒 
二つのベデスタン 
被害と修復の歴史 
発展をもたらしたもの 
今日のグランド・バザール 

あとがき 
文献案内 
オスマン帝国歴代スルタン在位期間 
イスタンブル略年表 


表紙写真 オルタキョイ・ジャーミー(著者撮影)
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