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目次
ヒックスと時間
A5判/上製/366頁
初版年月日:2011/05/25
ISBN:
978-4-7664-1820-0
 
(4-7664-1820-4)
Cコード:C3033
税込価格:5,280円
ヒックスと時間
貨幣・資本理論と歴史理論の総合

目次



第1章 経済学的方法論の転換――時間と不確実性の論理を求めて
 はじめに
 第1節 後期ヒックスの方法論の転換――因果律と時間
 第2節 古典派経済学における静学的な因果律と均衡の概念
 第3節 同時的因果律とケインズ派のIS-LMモデル
 第4節 通時的な因果関係――動学的な論理
 第5節 ヒックスによるケインズ確率論の発展

第2章 IS-LM理論から貨幣・資本理論へ
 はじめに
 第1節 IS-LMモデルから貨幣・資本理論へ
 第2節 貨幣・資本理論の出発点――「貨幣理論の単純化のための提案」(1935a)
 第3節 貨幣・資産の保有動機の分析――「2つのトリアーデ」(1967a)
 第4節 貸借対照表の均衡と流動性
 まとめ

第3章 流動性の積極理論
 はじめに
 第1節 資産選択理論における流動性の概念
 第2節 準備資産間の代替と取引費用――『貨幣理論』(1967b)
 第3節 経済発展と流動性――革新的投資と不確実性に対する役割
 第4節 流動性理論と金融政策
 第5節 スティグリッツ「信用と情報の理論」との関係
 まとめ

第4章 金融市場と金融政策――現代資産市場のマクロ・モデル
 はじめに
 第1節 貨幣理論の歴史からの展望
 第2節 現代資産市場のマクロ・モデル――「核」と「マントル」と「産業」
 第3節 金融機関と金融政策
 第4節 要約――現代の金融資産市場と金融政策

第5章 資本理論の学説史的研究
 第1節 問題の設定
 第2節 資本理論をめぐる物質主義と基金主義の対立
 第3節 後方指向的または前方指向的資本評価

第6章 新オーストリア資本理論の研究
 はじめに
 第1節 オーストリア資本理論をめぐる論争史
 第2節 新オーストリア資本理論の検討
 第3節 将来の資本理論への展望
 総括――ケインズ = オーストリア理論の総合への道

第7章 歴史理論の展開――『経済史の理論』の図解と現代への応用
 はじめに
 第1節 ヒックスは、なぜ『経済史の理論』を書いたのか
 第2節 理論と歴史とを連絡させる途について――Cecco論文からの示唆
 第3節 市場経済の基本構造
 第4節 経済史の第1段階――市場経済の発展前史、とくに中世の封建制と農村経済
 第5節 経済史の第2段階――商人経済の発展
 第6節 経済史の第3段階――産業革命
 第7節 現代の市場経済への応用
 結語――経済理論と歴史との対話に向けて

引用・参考文献
索引
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