長寿譚
T しづかにおもふべし一生いくばくにあらず――『正法眼蔵行持』 U 福禄寿の三ッは四民の願ふ所――『百姓嚢』 V 人の身は百年を以て期とす――『養生訓』 W 紅顔人老イ易ク白首意何ヲカ云ハン――外 X 一切宝中人命第一――『大智度論』 Y 仙仲仙仲間七百歳も童子なり――《柳多留》 Z あいつは一万年も生きる心でござりませふ――『人間一生胸算用』 [ 白髪は栄の冠弁なり――『旧約箴言』 \ 天地の大徳ヲ生ト曰フ――『易経繋辞下』 ] 神仙ハ不死ナリト信ニ得可ケンヤ――『抱朴子』 ]T 能ク人ノ寿ヲ益ス者有レバ即チ人之ヲ願ハザル莫シ――『呂氏春秋』 ]U 老人たるすべを心得ている人はめったにいない――ラ・ロシュフコー ]V 老いずしなずのくすりもなければせんすべなし――『花月草紙』 ]W 隠遁を全うするのはなまやさしいことではない――モンテーニュ ]X 余算ヲ計ルニ幾バクモ不ズ――『吾妻鏡』 ]Y たれも子孫の事をこそ思はんは人情さりがたきこと――『藩翰譜続編』 ]Z われわれの一生も上手に按配する者にはいちじるしくひろがる――セネカ ][ かにかくにすべなきものは老いにぞありける――良寛 ]\ 視よ今日われは世人の皆ゆく途を行かんとす――『旧約ヨシュア記』 ]] かなしきかなやきのふありし人けふはなし――『撰集抄』
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