第3回 精神障害者へのインフォームド・コンセント 馬場園 明
第52巻12号 2004年12月
「インフォームド・コンセント」は良いことだからどんどん進めていくべきだと思う人は少なくありません。ただ、「良い面」の裏側には「悪い面」があることがあります。(馬場園先生のコメントより)
馬場園明先生(現在、九州大学健康科学センター助教授)は、医療・福祉政策がご専門で、医学博士でもあります。 「悪い面」という表現を用いておられますが、馬場園先生はここで何に警鐘を鳴らしているのでしょうか。ぜひ、ご一読ください。
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執筆者紹介
馬場園明(ばばぞの あきら)
編集部から、「スナップ写真を」と言われ探しましたが、
プライベートでの自分だけの写真がないことに気づきました。
この写真は、鹿児島に帰ったとき桜島で撮ったものです。
上にいるのは二男です。
私の趣味はテニスですが、息子たちが成長して、
共に興じることができるのが、今の夢でしょうか。
九州大学健康科学センター助教授。教育と医学の会編集委員。医学博士。
岡山大学大学院医学研究科博士課程修了。
専門は、医療・福祉政策。人間が健康に社会生活を送れるための政策、ヘルスプロモーション、健康支援についての研究を行う。
現在の研究テーマは、ライフスタイルの行動変容に関するプログラム開発、健康保険制度における自己負担増の受診行動に及ぼす影響。
著書:『健康支援学入門』(共著、北大路書房、二〇〇一年)
『現代健康学』(共著、 九州大学出版会、一九九八年)
「ホームベース型健康支援の理念と実践」、『教育と医学』2004年9月号、p15-26
「医学における因果関係と判断」、『教育と医学』2004年1月号、p24-32など。
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