No.1309(2026年4月号)
特集
No.1309(2026年4月号)
特集

三田評論
2026年4月号表紙
昔々BBCのテレビ放送が、日がな一日クリケットを中継しているのをみて、驚いた記憶がある。野球の原形となったスポーツ競技で、2028年開催予定のロサンゼルス・オリンピックの正式種目に、1900年のパリ大会以来128年ぶりに復活した。クラススポーツの残り香もあるが旧英帝国領を中心に競技人口は3億人に及ぶ。三人閑談は、この競技の魅力を伝える。特集「『働き方』のゆくえ」で、人口減の社会における働き方改革が生産性の向上をもたらすのみならず、出生率の増加に繋がるという議論に納得。鍵概念は「均衡割増賃金率」。加えて医療の持続可能性と医学の未来を支える社会的プロジェクト推進が医師の働き方改革の真の目的という病院長の主張は重い。「時の話題・疲労回復の科学」の三篇。当節、未だ信用ならないAIの複数出力を検証していると脳疲労(ブレインフライ)は避けがたい。疲労を客観的に自覚することは大切です。
(赤木完爾)
「働き方改革関連法」の施行から7年。日本の「働き方」はどう変わっていったのでしょうか。最近、労働時間の上限緩和や裁量労働制の拡大を求める動きも聞かれますが、ウェルビーイング、健康経営などの観点から、多様な働き方を実践している企業等も多く見られるようです。真の「ワークライフバランス」の目的とは何か? あらためて「働き方」を見つめ直す特集です。
松岡宏泰さん
東宝株式会社代表取締役社長 社長執行役員・塾員
インタビュアー:杉浦重成(慶應義塾幼稚舎長)
2025年の映画界は『国宝』に席巻されました。実写映画の興行収入で歴代一位を記録するなど社会現象にもなったこの作品の配給を始め、数々のアニメーション作品も大ヒットとなるなど、快進撃を続ける東宝社長松岡さんへの待望のインタビューです。幼稚舎から慶應義塾に学び、テニスの名選手として鳴らした塾生時代のことなど、慶應義塾への想いも存分に語っていただきました。
世界屈指の人気スポーツ、クリケット。総競技人口は約3億人と言われ、日本でも年々競技人口が増えています。2028年ロサンゼルス・オリンピックの正式種目にも採用が決まり、今後国内においても注目が集まることは必至。かつて国際舞台で活躍したメンバーに、競技の魅力や世界的な人気の秘訣を存分に語ってもらいました。

母校を思う塾員と篤志家の皆様により、義塾の教育研究活動を財政支援する目的で設立された1世紀余の歴史を有する組織です。
会員の皆様にはご加入期間『三田評論』を贈呈いたします。
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