命をどこまで操作してよいか
応用倫理学講義
澤井努著
- 先端科学から生じる新しい倫理問題とは何か。
- キメラ動物、人工的に作られる脳や胚、操作される未来世代――
- 先端科学が生み出す「新たな存在」に私たちはどんな道徳的義務を負うのか?
- 基礎知識と思考法を文理問わず伝授する 、新次元の倫理学!
- ES細胞やiPS細胞、遺伝子操作といった先端科学技術によって、
- 私たちの生活や命のあり方が大きく変わりつつある。
- それは、人々の救いになると同時に、計り知れない危害をもたらす可能性がある。
- 先端科学が開発される現場で、倫理の問題を追究してきた著者は、
- 「命をどこまで操作してよいか」という問いに対峙する。
- 本書は、「道徳的地位」の考え方を導入することで、「命の操作」に関する代表的な問題を整理し、
- リスクとベネフィットを評価しながら、何をどこまで許認めるのかを実践的に考えていく。
- キメラ動物、人工的に作り出される脳や胚、果てはまだ存在しない未来世代まで、
- 「新しい存在」の倫理をどう考えるべきか。そのための知識と思考法を文理問わず伝授する、新次元の倫理学!