実 践 例
本書を授業で活用いただいている学校の取り組みを紹介していきます。
報告者:中高英語塾講師 岡田順子
外来語を利用して 語彙を増やし、単語の成り立ちにも気付かせる。外来語の元の意味に気付かせる。
シンガー バター ハンバーガー リーダー ウオーター ハンター タイガー
辞書は和英と英和の両方を貸し出します。 つづりが分かるものをボードに以下のように書かせます。
シンガー singer バター butter ハンバーガー hamburger リーダー reader/ leader ウオーター water ハンター hunter タイガー tiger
Group 1
と区切ってくれます。
T:「どうして全部そこで区切ると思ったの?」と聞くと S:「全部erつくから」と答えてくれます。 T:「確かに全部er がつくね。でもGroup 1と2ではなんか違わない?」というと、 S:「Group 1 は、人を表すけどGroup 2 は人じゃない。」
と答えが返ってきます。 日本語のカタカナ語として意味を知っているから答えられるのだと 思われます。
T:「Group 1のer の前につく単語の意味は?まず最初のsingは?」と聞くと S:「歌う」 T:「次のreadは?」 S:「読む」 T:「じゃあ、Group 1のleadやhuntは?」と聞くと辞書をひき、みつけた生徒が、 S:「leadは“導く”って書いてある」 S:「hunt は“狩をする”」と答えが返ってきます。
次の外来語の「~する人」という意味をもつカタカナ語のつづりを辞書で調べてみよう。ついでに、動詞の意味も調べてみよう。
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