大学改革を問い直す 天野郁夫著 高等教育研究の泰斗が、大学の未来を歴史から見通すユニバーサル化時代を迎えた日本の大学は、自らの手でその将来像を示さなければならない。 トロウの発展段階論、クラークの比較高等教育システム論を手掛かりに日本の教育行政を俯瞰し、これからの大学が備えるべきシステム、価値、理念を見定め、「全入」問題、高大接続、秋入学やファンドレイジングなど、具体的かつ喫緊の課題に重要な示唆を与える。 全ての大学人にとって必読の1冊。