慶応大学出版会 これから出る本
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慶応大学出版会のもうすぐ発売される書籍のご案内です
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【近刊情報】ブリュメール18日
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766429596/
ブリュメール18日 - 2024/04/25発売 ナポレオンが総裁政府を打倒し権力の座についたクーデタ「ブリュメール18日」。本書ではこのクーデタを、ナポレオンが独裁を志向した結果として捉えるのではなく、むしろフランス革命の成果を守るために、改憲派の革命家たちがナポレオンを権力の座に引き上げた事件として理解し、革命家たちの視点に立って考察する。革命期に発展した民主主義を、思いどおりに制御できなかった革命家たちが、まさにその民主主義のなかから権威主義体制を形成していく過程を、派閥の動向、憲法、選挙制度、地方行政の改革をとおして明らかにする。
2024-03-25T15:00:00Z
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【近刊情報】地域医療の経済学
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766429589/
地域医療の経済学 - 2024/04/25発売 ・日本の地域医療が抱える課題はどこにあるのか。
・標準的な日本の町に暮らす地域住民が安心して生活できる医療サービス体制とは、どのようなものか。
・医療や医師の「質」の問題、統計・エビデンスの扱いの問題、医療情報の開示、国民の健康に対する理解度など、今日のわが国医療体制に必要な事項を各章のテーマに据えて複層的に考察する。
・著者が重点を置いて研究している、制度の国際比較の成果をふんだんに盛り込んだ記述が充実。
・医療経済学研究の第一線で活躍している井伊雅子・一橋大教授による待望の単著。
2024-03-25T15:00:00Z
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【近刊情報】発達障害と出会うとき
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766429442/
発達障害と出会うとき - 2024/04/25発売 ・発達障害児・者が自らの特性に出会うとき、どのような葛藤や戸惑いがあるのか。また人が「発達障害」特性のある人に出会うとき、それをどう受け止め、サポートしていけばよいのか。多角的な研究知見に基づき適切な知識とアプローチを提供する。
・全章が「事例―事例とつながる研究知見―支援のポイント」の3つを中心に構成され、理論から実践へのよりスムーズな理解を促す。
・本文に関連した身近なトピックを扱ったコラムを多数収録
2024-03-25T15:00:00Z
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【近刊情報】移民は世界をどう変えてきたか
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766429619/
移民は世界をどう変えてきたか - 2024/04/25発売 移民への姿勢で大きく二分された世界において、シリア難民をめぐる議論やトランプ政権下の「国境の壁」問題など、緊張感が一層高まっている。本書では、近年著しく発展している計量分析手法を用いて、移民や彼らの文化がもたらす効果・影響を重層的に整理、分析する。マクロ経済学・経済史的な視点から、壮大なタイムスケールで移民が移住先の社会・経済に与えてきた影響を考察する。
2024-03-25T15:00:00Z
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【近刊情報】フリードリヒ・シラー 自由の美学
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766429602/
フリードリヒ・シラー 自由の美学 - 2024/04/10発売 18世紀ドイツを代表する思想家であり「群盗」で名高いフリードリヒ・シラー(1759-1805)は、医学、人間学、歴史、哲学、美学、文学といった多様な分野で活躍した。本書は、哲学的医師としてのシラーの歩みに着目し、「人間の自由」をめぐってシラーが紡ぎ出した思考の全貌を明らかにする。
シラーは、初期思想形成期からその思索の頂点と言える『美的教育書簡』(1795)の成立に至るまで、身体的自然のみには還元することのできない精神の自由な活動を保証し、自己形成を促進しうる媒体とは何かを考究し続けた。その「人間」研究の軌跡を辿り、有用でないものとして周縁に追いやられがちな文学や芸術、文化が人間の「自由」に果たす役割と可能性を追究する。
2024-03-10T15:00:00Z
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【近刊情報】企業のリスクマネジメントと保険
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766429480/
企業のリスクマネジメントと保険 - 2024/04/10発売 グローバル化の進展、ICTの進歩、気候変動など不確実な経営環境のなかで、企業のリスクマネジメントはどうあるべきか? 最新の理論研究を踏まえ、リスクマネジャーへの独自調査や多彩な事例研究から、新たなリスクファイナンス手法や保険の活用方法を提案する。
2024-03-10T15:00:00Z
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【近刊情報】入門講義 簿記論
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766429473/
入門講義 簿記論 - 2024/04/10発売 豊富な設例・図解をもとに、具体的な取引についての仕訳、記帳、決算整理、そして貸借対照表・損益計算書の作成に到る流れを解説する。
2024-03-10T15:00:00Z
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【近刊情報】文芸共和国の歩き方
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766429565/
文芸共和国の歩き方 - 2024/04/10発売 出掛ける、躓く、休息する、忘れる...
本を探し、ことばに触れ、思考の森を歩く旅人は、あれやこれやと「動く」ことで、その散策を満喫しています。読書をめぐる十一の動作から、書棚の迷い人たちに「書国漫遊のモデル・プラン」を提供します。
高校生から社会人まで、本書を片手に探検へとでかけませんか?
2024-03-10T15:00:00Z
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【近刊情報】2024年度 テキスト科目履修要領
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/97847664/
2024年度 テキスト科目履修要領 - 2024/04/01発売
2024-03-01T15:00:00Z
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【近刊情報】2024年度 レポート課題集
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/97847664/
2024年度 レポート課題集 - 2024/04/01発売
2024-03-01T15:00:00Z
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【近刊情報】2024年度 塾生ガイド
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/97847664/
2024年度 塾生ガイド - 2024/04/01発売
2024-03-01T15:00:00Z
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【近刊情報】2024年度 教職課程履修案内
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/97847664/
2024年度 教職課程履修案内 - 2024/04/01発売
2024-03-01T15:00:00Z
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【近刊情報】『民法7 親族・相続〔第7版〕』 書籍+電子版
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/97847664/
『民法7 親族・相続〔第7版〕』 書籍+電子版 - 2024/04/01発売
2024-03-01T15:00:00Z
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【近刊情報】アメリカ政治史講義 書籍+電子版
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/97847664/
アメリカ政治史講義 書籍+電子版 - 2024/04/01発売
2024-03-01T15:00:00Z
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【近刊情報】ゲーム理論
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/97847664/
ゲーム理論 - 2024/04/01発売
2024-03-01T15:00:00Z
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【近刊情報】コミュニケーション論
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/97847664/
コミュニケーション論 - 2024/04/01発売
2024-03-01T15:00:00Z
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【近刊情報】ドイツ語第一部
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/97847664/
ドイツ語第一部 - 2024/04/01発売
2024-03-01T15:00:00Z
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【近刊情報】ドイツ語第二部
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/97847664/
ドイツ語第二部 - 2024/04/01発売
2024-03-01T15:00:00Z
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【近刊情報】三田評論 2024年 4月号
https://www.keio-up.co.jp/mita/next.php
三田評論 2024年 4月号 - 2024/04/01発売
2024-03-01T15:00:00Z
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【近刊情報】倒産法(有斐閣ストゥディア) 書籍+電子版
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/97847664/
倒産法(有斐閣ストゥディア) 書籍+電子版 - 2024/04/01発売
2024-03-01T15:00:00Z
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【近刊情報】新・簿記論
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/97847664/
新・簿記論 - 2024/04/01発売
2024-03-01T15:00:00Z
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【近刊情報】民事訴訟法〔第4版〕(リーガルクエスト) 書籍+電子版
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/97847664/
民事訴訟法〔第4版〕(リーガルクエスト) 書籍+電子版 - 2024/04/01発売
2024-03-01T15:00:00Z
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【近刊情報】漢文学III-孟子-
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/97847664/
漢文学III-孟子- - 2024/04/01発売
2024-03-01T15:00:00Z
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【近刊情報】物理学
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/97847664/
物理学 - 2024/04/01発売
2024-03-01T15:00:00Z
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【近刊情報】現代英語学
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/97847664/
現代英語学 - 2024/04/01発売
2024-03-01T15:00:00Z
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【近刊情報】統計学(A)
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/97847664/
統計学(A) - 2024/04/01発売
2024-03-01T15:00:00Z
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【近刊情報】英語学概論
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/97847664/
英語学概論 - 2024/04/01発売
2024-03-01T15:00:00Z
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【近刊情報】英語音声学
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/97847664/
英語音声学 - 2024/04/01発売
2024-03-01T15:00:00Z
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【近刊情報】西洋哲学史II-近世・現代-
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/97847664/
西洋哲学史II-近世・現代- - 2024/04/01発売
2024-03-01T15:00:00Z
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【近刊情報】近代ドイツ小説
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/97847664/
近代ドイツ小説 - 2024/04/01発売
2024-03-01T15:00:00Z
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【近刊情報】近代日本文学
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/97847664/
近代日本文学 - 2024/04/01発売
2024-03-01T15:00:00Z
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【近刊情報】サステナビリティ時代の会社
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766429527/
サステナビリティ時代の会社 - 2024/03/30発売 脱炭素化社会へのシフトが進むなか、企業にとってSDGs、ESG の問題は真剣に取り組むべき課題になった。本書では、著者が長年追求してきた企業のサステナビリティに関する議論を整理しつつ、国・地域・企業・個人のレベルに分け、インタビューを通して実践事例も交えながら、その具体的な道筋を論じる。
2024-02-28T15:00:00Z
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【近刊情報】小幡篤次郎著作集 第四巻
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766429374/
小幡篤次郎著作集 第四巻 - 2024/03/30発売 福沢諭吉の弟子であり協力者でもあった小幡篤次郎(1842~1905)の著作を、全5巻にまとめた初の著作集。単行本として刊行された作品はもちろん、論説や書簡等も幅広く収録し、徹底したテキストクリティークを行うことで、福沢諭吉と慶應義塾を支え、日本の近代化に尽力した小幡篤次郎の業績を多角的に伝える。第四巻では、「小学歴史階梯」「小学歴史 巻一~巻三」、これまで小幡の著作として知られておらず、2020年に大分県中津市の学芸員によって新たに発見された「小学地誌階梯」等を収録。
2024-02-28T15:00:00Z
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【近刊情報】民主主義は甦るのか?
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766429466/
民主主義は甦るのか? - 2024/03/30発売 世界の潮流は、ポピュリズムを背景にした権威主義体制や、大衆迎合的な政策によって大きく変動している。
戦間期(1920~30年代)、戦後から現在までの各国の動きを歴史的視点から探り、民主主義との関係をめぐって問題提起する。
2024-02-28T15:00:00Z
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【近刊情報】財産の集合的把握と詐害行為取消権
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766429558/
財産の集合的把握と詐害行為取消権 - 2024/03/30発売 本書は、第1部「財産の集合的把握の新たな展開」と第2部「包括財産法制と詐害行為の基礎理論」からなる。
第1部では、詐害行為との関係を第2部で論じる前提として、フランスにおける議論を参考としつつ、「財産の集合的把握」について、広い視点から論じられる。
出発点となるのが、第1章の「フランスにおける財産―bienおよびpatrimoine」である。第1章は、新たな財の特徴として、「複合性(complexité)」と「代替性(fongibilité)」という点を指摘するが、それが第2章以下の底流となっている。次いで、第2章第1節「財産の集合的把握の諸相」が本書第1部の中核をなす部分である。そこでは、まずは財産の集合的把握を、「固定資産の一体的把握」、「流動資産の一体的把握」および「事業の一体的把握」の3つの類型に大別して、そこにおける集合的把握の本質が「利活用(exploitation)」という点にあることが抽出される。そのうち「事業の一体的把握」については、「財の集合的把握」というアプローチとは別に「資産の分離」というアプローチが可能である。他方、財の集合的把握の一類型として、「金融資産の一体的把握」があるとし、そこでの集合的把握の本質は「運用・価値増殖(valorisation)」にあるとする。第2節では、特に「事業の一体的把握」の一例として「営業財産」を取り上げる。
以上の基本的な問題意識を前提として、第1部第3章では、財産の集合的把握の本質の一つである「利活用(exploitation)」を法的に保障する枠組みとして、所有権を「権能」の束と把握する分析視角の有用性を指摘し、物権ないし物権法を再構成すべき点を、物権法の改正提案も視野に入れて提言する。
次いで、第4章では、財産の集合的把握が喫緊の課題とされている担保法の分野について、フランス法だけではなく、ベルギー法とケベック法を比較検討して、近時の動産・債権担保法制をめぐる新たな二元的構成の動向を、財産の集合的把握の2つの本質論である「利活用(exploitation)」と「運用(valorisation)」という点から分析を行われる(第1節)。さらに担保における財産の集合的把握を「担保価値維持義務」論から補強し、財産の集合的把握と詐害行為取消権との関係が示唆される(第2節・第3節)。最後に第4節では、第1部の集大成として、今般の担保法改正で注目されている「事業担保」など事業の収益性に着目した担保を、財産の集合的把握の視角から3つの類型に整理し、理論的な課題として、事業担保における①収益把握の意義および②担保価値維持義務とコベナンツの関係という2つの点を検討し、立法に向けた指針が提示される。
第2部「包括財産法制と詐害行為の基礎理論」では、第1部「財の集合的把握の新たな展開」の考察を踏まえて、いよいよ財産の集合的把握と詐害行為取消権との関係が論じられる。本書が、著者の最初の論文集である前著『詐害行為の基礎理論』の第2巻として位置づけられる所以が存する。
第1章は、平成29年(2017年)の民法(債権関係)改正により新設された詐害行為取消権規定の構造を、動態的な法認識論の視角から、従前の「狭義の詐害行為」と「偏頗行為」という「類型論」から一歩進化した、424条1項を「一般規定」とする「重層的規範構造」を有するものとして分析する。その基礎法学的な分析に基づいて、第2章では、実践的な課題として、「濫用的会社分割・事業譲渡」の紛争類型を、その規範構造によってはじめて対応可能となるハードケースの一例として取り上げる(第1節)。第2節では、同様の分析視角が「事業信託」に応用される。第3章では、濫用的会社分割の紛争類型の法的対応を通して、詐害行為取消権の効果として「価額償還請求」の意義、「対抗」「対抗不能」の意義について再考察がなされる。
最後に、「法秩序の重層的構造と動態的法形成」と題された「結語」では、サブタイトル「詐害行為(fraude)の一般法理」がその一貫性を示すように、前著『詐害行為の基礎理論』(第1巻)および本書『財産の集合的把握と詐害行為取消権』(詐害行為の基礎理論・第2巻)に共通する動態的な法認識論的な方法論が整理される。
2024-02-28T15:00:00Z