待望のシリーズ刊行!! 肢体不自由教育の決定版!! 特別支援教育の基本として、本当に知っておいてほしいことをまとめました!
・ 特別支援教育を前提に、肢体不自由児の教育で特に必要な知識、指導の考え方、指導内容など、基本を解説。 ・ 重複障害の増加と個々の教育的ニーズに応じ、近年の傾向をふまえた内容。 ・ 巻末などで、キーワード、用語解説、基礎資料などを紹介。 ・ 日本の肢体不自由教育をリードする執筆陣が解説。
▼肢体不自由児教育(及び重複障害児)の専門性を高めるために教育関係・福祉関係の専門家が結集した「日本肢体不自由研究会」が監修を行い、肢体不自由教育の実践的専門性を兼ね備えた手引き書をシリーズにて刊行。 ▼基礎編である本書は、2007年4月からスタートした特別支援教育に合わせ、重複障害児への対応も視野に入れて、解説を行う。作業療法や音楽療法などの支援などについても紹介する。
<肢体不自由教育シリーズ・全4巻> 第1巻「肢体不自由教育の基本とその展開」 第2巻「コミュニケーションの支援と授業づくり」 第3巻「これからの健康管理と医療的ケア」 第4巻「専門性向上につなげる授業の評価・改善」
第1章 肢体不自由教育の基本と課題 概説 第1節 肢体不自由教育の現状と仕組み 1 肢体不自由教育の現状 2 肢体不自由児と重複障害児の特徴 3 肢体不自由教育と児童生徒等の変遷 4 今日的課題
第2節 肢体不自由教育における教育課程と指導上の特徴 1 小・中学校の通常学級等と特別支援学校 2 肢体不自由教育の教育課程 3 個別の教育支援計画、個別の指導計画 4 指導内容・方法等の特徴
第3節 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
【監修】 日本肢体不自由教育研究会 Japanese Association of Education for Children with Physical Disabilities
1969(昭和44)年、肢体不自由教育の専門性向上をめざし、教員・研究者が発起人となり結成された。日本肢体不自由児協会の協力を得て、翌年から機関誌「肢体不自由教育」を編集し、年5回発行。1977年より毎年夏期に、研究大会を開催。1991年より、毎年「肢体不自由教育」誌掲載の優秀実践報告を選考し、執筆者に金賞を授賞。機関誌、研究大会、講習会などを通して、日本の肢体不自由教育の普及・発展と、教員の専門性向上をリードしている。2002年、特定非営利活動法人となり、現在に至る。
【執筆者】(*は編著者) 新井雅明(あらい まさあき) 神奈川県立麻生養護学校教頭 佐島 毅(さしま つよし) 筑波大学大学院人間総合科学研究科准教授 下山直人(しもやま なおと) 文部科学省初等中等教育局特別支援教育課特別支援教育調査官 須貝京子(すがい きょうこ) 大阪発達総合療育センター 作業療法士 高橋和明(たかはし かずあき) 北海道岩見沢高等養護学校教頭 竹内 朗(たけうち あきら) 東京都立城南養護学校主幹 遠山文吉(とおやま ぶんきち) 国立音楽大学教授 日本音楽療法学会評議員 當島茂登(とうしま しげと) 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所教育支援研究部総括研究員 *徳永豊(とくなが ゆたか) 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所企画部総括研究員 *早坂方志(はやさか まさし) 青山学院大学文学部教育学科教授 古川勝也(ふるかわ かつや) 長崎県教育庁特別支援教育室長
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