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「教育と医学」特別付録
□■□ メルマガ「教育と医学」 ■□■
第109号(2013年3月29日配信)
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▲入学式、入社式が近づいてきました! 新入生、新人のさわやかな顔が見られ
る季節です。
▲「教育と医学」2013年4月号の第1特集は「自閉症―新しい理解」、
第2特集は「教員養成6年制はどうなるのか」です。
◇CONTENTS◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
■最新号「教育と医学」(2013年4月号)の内容
★1.ちょっと覗いてみよう<立ち読みコーナー>
★2.どこから読もうかな?<今月のポイント>
■慶應義塾大学出版会からのご案内
■メルマガ編集後記
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■最新号「教育と医学」(2013年4月号)の内容■
特集1:自閉症―新しい理解
「自閉症」の医学的な新しい研究の紹介、医療的な側面、さらに社会学など
新たな局面からのとらえ方などを紹介する特集です。
診断基準のひとつであるDSMの最新版である第5版(DSM‐5)が今年
五月に発表される予定です。その最終草案での自閉症スペクトラムのとらえ方
について、神尾陽子先生が解説をします。神尾先生は、日本はもとより、国際
的に注目されている児童精神科医です。
特集2:教員養成6年制はどうなるのか
民主党政権から自民党政権に変わり、この6年制はどうなるのでしょうか。
安倍政権に変わり、インターンシップ制度も浮上してきました。学生にインターン
シップ制度を導入する場合、さまざまな問題が生じそうです。
教師の質の向上を目指すはずが、教員志望者の減少も起こりかねない、とどの
先生も言及しています。見逃せない、重大な問題がたくさん指摘されています。
*最新号のトップページ
//www.keio-up.co.jp/np/kyouiku.do
<4月号をプレゼントします>
「教育と医学」2013年4月号を3名の方に、
アンケートに回答くださった方の中から抽選でプレゼントします。
* アンケートご記入は以下からどうぞ。
//www.keio-up.co.jp/kup/kyouiku/enq/
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★1.ちょっと覗いてみよう <立ち読みコーナー>
【今月の立ち読み】
●巻頭随筆 「自閉症のこころを理解する」
佐々木正美(川崎医療福祉大学特任教授)
//www.keio-up.co.jp/kup/kyouiku/zuihitsu/z201304.html
●編集後記
田上 哲(九州大学大学院人間環境学研究院准教授)
//www.keio-up.co.jp/kup/kyouiku/kouki/k201304.html
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★2.どこから読もうかな? <今月のポイント>
●特集1・自閉症―新しい理解
◆「自閉症スペクトラム障害の診断の根拠とは何か」
神尾陽子(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 児童・思春期精
神保健研究部部長)
<主な見出し>自閉症は本当に増えているのか?/新しい自閉症の理解:ディ
メンジョナルな特性という観点からとらえる/診断基準は相対的である/診断基
準に合致しない人々は本当に臨床的なニーズはもっていないのか?
◆「自閉症の生物学的側面について――何がわかってきたのか」
中村和彦(弘前大学大学院医学研究科神経精神医学講座教授)
<主な見出し>遺伝要因と環境要因/画像研究について/セロトニン系に着目
した画像研究
◆「自閉症は増えているか」
土屋賢治(浜松医科大学子どものこころの発達研究センターほかの准教授)
<主な見出し>有病率が示すこと/自閉症・自閉症スペクトラム障害の有病率
研究/個々の有病率研究に対するクリティカルな考察/自閉症の有病率研究の現
況、その理解と、今後の研究の方向性
◆「自閉症のアセスメント」
立花良之(国立成育医療研究センターこころの診療部育児心理科医長)
<主な見出し>ライフステージの時期ごとのアセスメントのポイント/乳幼児
期/児童期/青年期・成人期/鑑別診断/トータルでASD者をみる視点
◆「自閉症の社会学へ向けて」
竹中 均(早稲田大学文学学術院教授)
<主な見出し>社会学との近さと遠さ/自己提示―ゴッフマン1/役割距離―
ゴッフマン2/現在進行形の参与観察者として
●特集2・教員養成6年制はどうなるのか
◆「教員養成6年制はどうなるか」
葉養正明(国立教育政策研究所教育政策・評価研究部部長)
<主な見出し>政権交代の余波/元鈴木副大臣の「教員養成期間の長期化の構
想」案/民主党と自民党の教員政策の違い/「凍結」の可能性が強い教員養成6
年制改革案/教員養成課程の克服課題と再構築へ
◆「何のための教員養成期間延長か――自民党『教師インターンシップ制度』案
の課題」
佐久間亜紀(大東文化大学文学部教育学科准教授)
<主な見出し>教師インターンシップ案とは/現行制度との比較/養成より排除
を目的とした制度/大学の関与を弱め、教育の画一化を招く制度/何のための養成
期間延長か
◆「教員養成6年制の意味」
陰山英男(立命館大学教育開発推進機構教授)
<主な見出し>採用試験に苦しむ大阪府教育委員会/就活に埋没する教員採用
/魅力が伝わらない教職/成果の出る実践、出ない実践
*特集テーマに関連するバックナンバー
●自閉症スペクトラムに関する特集
2012年11月号
特集・発達障害の見極めと対応・支援
//www.keio-up.co.jp/np/inner/30713/
2012年6月号
特集1・成人後の発達障害を理解する
特集2・学校と塾の新しい関係
//www.keio-up.co.jp/np/inner/30708/
2012年10月号
特集1・子どもの神経・精神疾患の薬を知ろう
特集2・変化するネット環境と子ども
//www.keio-up.co.jp/np/inner/30712/
●学校教育改革に関する特集
2009年8月号
特集1・教員免許更新制をめぐって
特集2・“キレる”大人
//www.keio-up.co.jp/np/inner/30674/
★好評の連載!
◆「東日本大震災――支援をつなぐ・命の絆」〈リレー連載第22回〉
「岩手県陸前高田市における支援薬剤師活動
――震災時からその後まで、被災地薬剤師との『絆』」
石垣栄一(東京都薬剤師会副会長)
<主な見出し>三被災地支援薬剤師の活動概要/活動内容、派遣者および日程
の調整/被災地支援薬剤師として果たした役割/岩手県気仙薬剤師会 仮設住宅
訪問薬相談事業「なじょしてますか?」お手紙プロジェクト 活動報告
◆〈短期連載〉「変容するいじめ行動とその予防(2)」(全2回)
増田健太郎(九州大学大学院人間環境学研究院教授)
<主な見出し>「黄金の三日間」を有効に/いじめの予防的対応/「いじめ
の四層構造」を理解させるためのロールプレイ授業の実際/児童生徒の感想から
/授業分析の結果
◆阿部 洋〈連載・カレント・トピックス〉
「2011年度『教員研修実施状況調査』」
◆独立行政法人国立特別支援教育総合研究所「連載・久里浜だより」第448回
「筑波大学附属久里浜特別支援学校における幼稚部の取り組みから」
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<次号予告>
「教育と医学」2013年5月号(4月27日発売)
特集1:「読み書きが苦手な子」の理解と支援
特集2:教師のコミュニケーション能力
//www.keio-up.co.jp/np/kyouiku/next.do
5月号の内容は、次回のメールマガジンでご紹介します(4月19日を予定)。
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■慶應義塾大学出版会からのご案内
●「教育」「健康」をはじめ、その季節に関連する書籍をご案内します。
ぜひご覧ください!
『情報セキュリティ入門 第2版』
//www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766420067/?ki1303
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虫コ 英太郎 著
<会社や家族、そして自分の身を守るためにも読んでおきたい1冊!>
情報セキュリティの基本、セキュリティ脅威への対応を分りやすく解説する。
好評第2版です!
利用が急増した「スマートフォンのセキュリティ」に関する項目を中心に、
著作権法改正により罰則化された「違法ダウンロード」の問題、発信元を隠す
「匿名化手法」等の項目を追加した第2版です!
情報セキュリティの統括責任者から一般的なユーザーまで幅広く対応しました。
セキュリティ管理を的確に行うためには何が必要なのか?
イラストを多用しながら視覚的に解説する情報セキュリティ入門の決定版です。
▼詳細はこちらをご覧ください。
//www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766420067/?ki1303
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■メルマガ「教育と医学」のアンケート・読者プレゼント
アンケートをお送りくださった方の中から、
抽選で「教育と医学」2013年4月号を3名の方に抽選でプレゼントします。
抽選の締め切りは、2013年4月20日(必着)です。
当選の発表は、発送をもって代えさせていただきます。
ぜひ、ご意見・ご感想をお寄せください。
*アンケートご記入は以下からどうぞ。
//www.keio-up.co.jp/kup/kyouiku/enq/
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■次回のメルマガ「教育と医学」配信は、4月19日を予定しています。
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■編集後記
神尾陽子先生は、今回、DSM-5のドラフト(草稿)が発表され、一番問題になっ
ていた点(米国で、これまで広汎性発達障害と診断されていた人が、このDSM-5に
よって診断にはずれてしまい、さまざまなサービスを受けられなくなるのではな
いか)について、DSM-5作成のワーキンググループはそれを否定している、と述べ
ておられます。そして、「診断閾下(subthreshold)」という問題が重要と指摘
されています。
第二特集で佐久間亜紀先生は、第二次安倍政権が提案した教員養成インターン
シップ制度についての問題点を的確に指摘されていると思います。ぜひ、お読み
ください。(編集担当N)
▼お花見の季節になりましたね。先週は目黒川の桜の様子がTwitterやFacebookに
たくさん投稿されていました。夜も暖かくなってきたので、帰宅の際に少し手前
の駅で降りて街を歩きながら、桜を見ながら帰るというのもよいですね。これか
ら入学式まで数日ありますがちゃんと桜が残っていますように。(システム担当Y)
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慶應義塾大学出版会(株) 『教育と医学』編集部
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