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時を漂う感染症

四六判/上製/370頁
初版年月日:2021/8/20
ISBN:978-4-7664-2762-2(4-7664-2762-9)
Cコード:C0022
本体:2,700円

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電子版ご紹介

時を漂う感染症
国際法とグローバル・イシューの系譜

新垣修著

  • 疫病と世界の変容をめぐる170年を描く。
  • 感染症への国際的対応を読み解くキーワード、それは「国際法」の歴史にあった。
  • ペスト、コレラ、天然痘、エイズ、SARS、新型コロナウイルス…。国際社会において、感染症と国際法がどのように交わり、変化し、次の世代に継承されていったのか。「国際法」というレンズを通して描きながら、現在世界が直面する問題に切り込む意欲作。
  • 「ウイルスや細菌などの病原体は人体に侵入して寄生・増殖し、やがて症状を引き起こす。それが、感染症という病である。結核菌や麻しんウイルスといった感染症の病原体は、飛沫核(飛沫から水分が蒸発した小さな粒子)となっても感染性を失わず、空間を漂って移動する。ただし、感染症が漂うのは空間だけではない。コレラ、ペスト、HIV/エイズ、重症急性呼吸器症候群(SARS: Severe Acute Respiratory Syndrome)、エボラ出血熱、新型インフルエンザ、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)。入れ替わり立ち替わり登場し、あるいはその姿を変えながら再登場する感染症が、悠久の時の流れから消えたことはない。時間軸という名の気流に乗り、過去から現在、未来へと間断なく移り動く様は、さながら、「時を漂う感染症」である。」(本書「はじめに」から)

採用校実績

国際基督教大学、法政大学、明治学院大学

採用学部・学科名

アーツ・サイエンス学科、一般教育科目、法学部、教養学部国際学科、社会学科、政治学・国際関係学

科目(講座)名

国際社会の法Ⅰ、国際人権法、人間と平和、政治学・国際関係学、内なる国際化論

目 次

目次詳細はこちらよりご覧ください。

著者/編集者コメント

書評・読者の声

「明治学院大学国際学研究」(2022年3月)、「グローバルガバナンス」(2022年3月)、「琉球新報」(2021年11月)、「週刊 東洋経済」(2021年10月30日号)、「日本経済新聞」(2021年10月)、「iwasetakeshi.net」(2021年10月)、「沖縄タイムス」(2021年9月)、「多文化社会研究会」(2021年8月)に掲載されました。

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