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ルールなき省察

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A5判/上製/540頁
初版年月日:2018/03/30
ISBN:978-4-7664-2508-6
(4-7664-2508-1)
Cコード:C3033
定価 6,600円(本体 6,000円)

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ルールなき省察
――経済学方法論と現代科学論
書評 目次 著者略歴

▼経済学の歴史、方法論、哲学の21世紀のスタンダード

長年論争の続いた経済学方法論の領域を、科学哲学・科学論の影響を中心に、広範にサーヴェイした世界的標準テキスト

経済学方法論はたんに生きているだけではなく、活発に生きているのである.現代の科学論の展開は,経済学および知識としての経済学に対する新しい考え方を可能にするだけでなく,経済学の概念がより一般的に科学知識を理解する手助けとなることをも可能にする.〔古い〕経済学方法論は死んだが,〔新しい〕経済学方法論は末永く生きつづけるのである。(「序論」より)



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書評

経済セミナー 2018年8・9月号に書評が掲載されました。評者は橋本努氏(北海道大学経済学部教授)です。
日本経済新聞 2018年6月30日読書面(29面)に短評が掲載されました。評者は前田裕之氏(日本経済新聞編集委員)です。

目次

            
日本語版序文
序文

第1章 序論
 1.1 経済学方法論
 1.2 現代の科学論
 1.3 主題を変更する
 1.4 読者への案内

第2章 経済学の方法論的伝統
 2.1 経済学方法論のミル的伝統
 2.2 他の実証主義的見解

第3章 科学哲学における「定説」の崩壊
 3.1 科学哲学における「定説」
 3.2 「定説」への攻撃
 3.3 第一戦目の応答
 3.4 自然主義的転回への舞台 ……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

【著者】
D・ウェイド・ハンズ(D. Wade Hands)
1951年生まれ。1981年インディアナ大学でPh.D(経済学)を取得.現在,シアトル近郊のピュージット・サウンド大学経済学教授であり,経済学方法論の専門雑誌『ジャーナル・オブ・エコノミック・メソドロジー(Journal of Economic Methodology)』の共同編集長も務めている.編著書に,Reflexivity and Economics: George Soros’s Theory of Reflexivity and Methodology of Economic Science,(edited with John B. Davis, London: Routledge, 2017)などがある.

【監訳者】
高見典和(たかみ のりかず)[1,5,6章および7章2,4節担当]
首都大学東京経済経営学部准教授.大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程修了.博士(経済学).論文に「連載:経済学説史」『経済セミナー』2017年6・7月号〜2018年2・3月号(日本評論社)などがある.訳書にアーサー・C・ピグー『知識と実践の厚生経済学』(ミネルヴァ書房)がある.

原谷直樹(はらや なおき)[7章3節,9章担当]
群馬県立女子大学国際コミュニケーション学部准教授.東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学.論文に「ハイエクの社会科学方法論」(桂木隆夫編『ハイエクを読む』ナカニシヤ出版,所収)などがある.共訳書にアリオ・クラマー『経済学は会話である:科学哲学・レトリック・ポストモダン』(日本経済評論社)がある.

若田部昌澄(わかたべ まさずみ)
早稲田大学政治経済学術院教授.早稲田大学大学院経済学研究科,トロント大学経済学大学院博士課程満期退学.著書に『経済学者たちの闘い』(東洋経済新報社)『危機の経済政策』(日本評論社)などがある.監訳書にマーク・ブライス『「緊縮」という病』(NTT出版)などがある.

【訳者】
金子創(かねこ そう)[2章担当]
大分大学経済学部社会イノベーション学科准教授.慶應義塾大学経済学研究科博士課程単位取得退学.論文に「カンティロンとチュルゴ――古典派的利潤論の形成における企業者概念の意義――」(『経済学史研究』56巻1号,2014年)などがある.

桑田学(くわた まなぶ)[3章担当]
福山市立大学都市経営学部准教授.東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了.博士(学術).著書に『経済的思考の転回:世紀転換期の統治と科学をめぐる知の系譜』(以文社)などがある.共訳書にカール・ミッチャム『科学・技術・倫理百科事典』(丸善出版)などがある.

長津十(ながつ みちる)[4章担当]
ヘルシンキ大学政治経済学部フィンランドアカデミーフェロー.エクセター大学大学院修了.PhD(哲学).論文に 'Social nudges: their mechanisms and justification', Review of Philosophy and Psychology 6:481-494(Springer, 2015),'History of Behavioral Economics, In: James D. Wright(editor-in-chief),International Encyclopedia of the Social & Behavioral Sciences, 2nd edition, Vol 2. Oxford: Elsevier. pp.443-449. などがある.

長雄 幸一(ながお こういち)[7章1節担当]
大東文化大学経済学部社会経済学科非常勤講師.一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学.論文博士(経済学).論文に「ミーゼスの市場プロセス論:制度比較論の再考」(一橋大学大学院経済学研究科,2017年)がある.

太子堂正称(たいしどう まさのり)[8章担当]
東洋大学経済学部准教授.京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了.博士(経済学).論文に「ハイエクと現代共和主義論」(坂本達哉・長尾伸一編『徳・商業・文明社会』(京都大学学術出版会,所収)などがある.共訳書にF・A・ハイエク『思想史論集』(春秋社)などがある.

定価6,600円 (本体:6,000円)
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