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契約履行の動態理論U

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A5判/上製/592頁
初版年月日:2013/10/15
ISBN:978-4-7664-2086-9
(4-7664-2086-1)
Cコード:C3032
定価 9,180円(本体 8,500円)

契約履行の動態理論U
―弁済受領論
書評 目次 著者略歴

▼履行プロセスに再定位される受領概念!

債権実現の最終プロセスは、債務者による弁済の提供と債権者によるその受領である。履行プロセスと利益の実現を契約関係の動きの中でとらえる、第T巻とシンメトリーとなる弁済の受領について考察する第U巻!

第U巻では、弁済の受領という履行プロセスにおける債権者の最終的な履行段階での行為に焦点を当て、とりわけ債務不履行責任から瑕疵担保責任へと責任体系が移行する局面を検討する。

契約法における基礎概念を根源から捉え直しながら、債権法改正の時代における真に必要な議論を提示する。北居教授による畢生の基礎研究シリーズ。T・U巻同時刊行!

書評

NBL 1032号(2014年9月)「この本」(65頁)に書評が掲載されました。評者は中央大学法科大学院教授の笠井修氏です。

目次

はじめに

 第一部 瑕疵担保責任論
第一章 危険負担論
 一 二つの「危険」概念
 二 ドイツ民法典における売主危険負担主義の制定
  1 「売買における危険の負担」提案
  2 第一委員会の決議
  3 ドイツ民法典における危険負担制度の成立
  4 小 括
 三 種類債務の特定と危険負担の関係
  1 ドイツ民法典における特定制度の成立
  2 特定の時期と拘束力
  3 ドイツ民法典旧第二七九条
  4 特定と弁済提供 ……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

北居 功(きたい いさお)
慶應義塾大学大学院法務研究科教授。
1961年生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業、同法律学科卒業。慶應義塾大学大学院法学研究科修士課程修了、同博士課程単位取得退学。
慶應義塾大学法学部専任講師、同助教授、同教授を経て現職。
本書に収録された論文以外のものとして、「債務不履行における債権者の救済要件――厳格訴権体系から誠実訴権体系への転換」 慶應法学19号(2011年)、「二重売買と危険負担――危険負担制度と契約解除制度の競合」法学研究84巻12号(2011年)、「契約の効力と契約の解除」法律時報81巻10号(2009年)、「合意の対外的効力に関する一考察――債権譲渡担保における譲受人の物的納税責任をめぐって」法学研究80巻7号(2007年)、「19世紀ドイツにおけるアクチオ体系の克服――ヴィントシャイトの『アクチオ論』に関する覚書」人間環境学研究4巻1号(2006年)、「神戸同時履行論再考―神戸寅次郎の解釈理論とその現代への蘇生」安西敏三・岩谷十郎・森征一編著『福澤諭吉の法思想―視座・実践・影響』(慶應義塾大学出版会・2002年)ほか多数。
著書に、『民法とつながる商法総則・商行為法』(共編・商事法務・2013年)、『コンビネーションで考える民法』(共著・商事法務・2008年)ほか。

定価9,180円 (本体:8,500円)
在庫あり

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