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荷風と市川

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四六判/上製/208頁
初版年月日:2012/05/25
ISBN:978-4-7664-1942-9
(4-7664-1942-1)
Cコード:C0095
定価 2,640円(本体 2,400円)

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荷風と市川
書評 目次 著者略歴

荷風の老いの孤独、寂寥が余すところなく描かれ粛然とする。(川本三郎氏評)

▼永井荷風は、昭和20年3月10日の東京大空襲で東京麻布の偏奇館が焼失した後、転々と居を変え、岡山で終戦を迎えた。昭和21年1月に千葉県市川市菅野に住み始め、昭和34年4月に永眠するまで、同じ市川市で暮らし続けた。本書は、戦後市川時代の荷風の生活を、一時期荷風の大家(おおや)であった仏文学者・小西茂也の「荷風先生言行録 メモ帖」(新発見)とともに多角的に検証して荷風の内奥に迫る注目の評伝。

本書は、日本図書館協会選定図書です。

書評

宮崎日日新聞 2012年7月29日「書評」欄にて紹介されました。
神戸新聞 2012年7月29日「読書」欄(11面)にて紹介されました。
信濃毎日新聞 2012年7月29日「読書」欄(23面)にて紹介されました。

目次

はじめに

一 麻布をあとに
   1 偏奇館炎上  
   2 流浪の旅へ
   3 帰京の思い
  
二 市川の発見
   1 杵屋五叟との縁
   2 よみがえる創作意欲
   3 相磯凌霜との再会
   4 ラジオ問題と杵屋家との確執
   5 日常生活の回復

三 小西家に寄寓
   1 執筆活動の本格化
   2 小西メモの発見
   3 活発化する散策活動
   4 蔵書盗難事件
   5 幸田露伴の葬儀
   6 小西家に泥 ……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

秋山 征夫(あきやま ゆきお)

1944年生れ。東京外国語大学スペイン語科卒。TBSに勤務し、2004年退社。

定価2,640円 (本体:2,400円)
品切・重版未定
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