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国際関係のなかの日中戦争

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A5判/上製/468頁
初版年月日:2011/07/30
ISBN:978-4-7664-1855-2
(4-7664-1855-7)
Cコード:C3031
定価 6,264円(本体 5,800円)

国際関係のなかの日中戦争
書評 目次 著者略歴

日中戦争を外交と国際関係の視点からグローバルに位置づけ直す。
▼戦後60年以上が経過し、政府関係の資料のみならず、蒋介石日記に代表される多くの史料が公開され、イデオロギーから自由な歴史研究や学術交流が少しずつ進んできた。二国間、東アジア間関係を超え、欧米列強間の対外政策の変数としての視点を加えた分析が、日中戦争をめぐる国際関係を多層的に描き出す一冊。

書評

中国研究月報 2012年11月号に書評が掲載されました(浜井和史評、54〜57頁)。

目次

 『日中戦争の国際共同研究』刊行にあたって   山田辰雄
 まえがき   西村成雄

総論 国際関係のなかの日中戦争――ヨーロッパ国際関係との関連を中心に   田嶋信雄
 はじめに
 一 満州事変から日中戦争へ
 二 日中戦争の勃発から独ソ不可侵条約へ
 三 第二次世界大戦の勃発から真珠湾奇襲攻撃へ
 四 アジア太平洋戦争下のドイツと東アジア
 五 本書の構成および内容

第1部 グローバル・ポリティクスとしての日中戦争
第1章 日中戦争と日独中ソ関係   田嶋信雄
  ……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

〈編者〉
西村成雄(にしむら・しげお)
放送大学教授。
1944年生まれ。東京都立大学人文科学研究科修士課程修了。大阪外国語大学教授、大阪大学教授を経て現職。専攻は20世紀中国政治史。
主要著作に、『張学良』(岩波書店、1996年)、『現代中国の構造変動、第3巻、ナショナリズム』(編著、東京大学出版会、2000年)、『20世紀中国の政治空間』(青木書店、2004年)、『党と国家──政治体制の軌跡』(共著、岩波書店、2009年)、『20世紀中国政治史研究』(共著、放送大学教育振興会、2011年)など。

石島紀之(いしじま・のりゆき)
フェリス女学院大学名誉教授。
1941年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。茨城大学人文学部教授、フェリス女学院大学国際交流学部教授を経て現職。
専攻は中国近現代史。
主要著作に、『中国抗日戦争史』(青木書店、1984年)、『雲南と近代中国』(青木書店、2004年)、『重慶国民政府史の研究』(共編著、東京大学出版会、2004年)など。

田嶋信雄(たじま・のぶお)
成城大学法学部教授。
1953年生まれ。北海道大学法学部卒業、トリーア大学、ボン大学留学を経て、北海道大学大学院法学研究科博士後期課程中退。博士(法学)。フライブルク大学客員研究員(1992-93年)。専攻は国際政治史。
主要著作に、『ナチズム外交と「満洲国」』(千倉書房、1992年)、『ナチズム極東戦略』(講談社、1997年)、『日独関係史 一八九〇−一九四五』全3巻(工藤章と共編、東京大学出版会、2008年)、A. Kudo, N. Tajima, E. Pauer (eds.) Japanese-German Relations 1890-1945. Two Latecomers to the World Stage, 1890-1945, 3 Vols.,(Global Oriental, 2009)など。

〈執筆者〉(目次順)
ナターリヤ・ママーエヴァ(Natalia L. Mamaeva)
ロシア科学アカデミー極東支部主席研究員、同支部中国政治研究センター次長。
1945年生まれ。歴史学博士(モスクワ大学)。専攻は中華民国史。
主要著作に、"Гоминьдан в национально-революционном движении Китая (1923-1927). Изд.-во "Наука". М., 1991(『中国の民族・革命運動における国民党1923−1927』モスクワ、Nauka、1991年)、"Коминтерн и Гоминьдан 1919 - 1929". Изд-во "РОССПЭН". М., 1999(『コミンテルンと国民党1919−1929』モスクワ、ROSSPEN、1999年)、"Партия и власть: Компартия Китая и проблема реформы политической системы". Изд.-во "Русская панорама". М., 2007(『党と権力:中国共産党と政治機構改革』モスクワ、Russkaia panorama、2007年)など。

楊奎松(よう・けいしょう)
北京大学歴史系教授兼華東師範大学特聘教授。
1953年生まれ。中国人民大学中共党史系卒業。中共中央党校『党史研究』雑誌編集者、中国人民大学中共党史系講師、中国社会科学院近代史研究所研究員を経て現職。専攻は中国現代史。
主要著作に、『“中間地帯”的革命──従国際大背景看中共成功之道』(山西人民出版社、2010年)、『中華人民共和国建国史研究』(第1、2巻、江西人民出版社、2009年)、『国民党的“聯共”与“反共”』(社会科学文献出版社、2008年)、『西安事変新探──張学良与中共関係之謎』(台北東大図書有限公司、1995年、江蘇人民出版社、2006年)、『失去的機会?──戦時国共談判実録』(広西師範出版社、1991年、新星出版社、2010年)、『毛沢東与莫斯科的恩恩怨怨』(江西人民出版社、1999年、香港三聯書店、2000年)など。

楊維真(よう・いしん)
中正大学歴史系副教授。
1962年生まれ。博士(政治大学歴史研究所)。中正大学歴史系助理教授を経て現職。専攻は中国近現代史。
主要著作に、『唐継尭与西南政局』(台湾学生書局、1994年)、『従合作到決裂──論龍雲与中央的関係(1927−1949)』(国史舘、2000年)、『巨龍的蜕変──中国一八四〇至二〇〇八』(共著、五南図書公司、2009年)など。

山本有造(やまもと・ゆうぞう)
中部大学教授、京都大学名誉教授。
1940年生まれ。京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。博士(経済学)(京都大学)。京都大学助教授、教授を経て現職。専攻は日本経済史。
主要著書に、『日本植民地経済史研究』(名古屋大学出版会、1992年)、『「満洲国」の研究』(編著、京都大学人文科学研究所、1993年)、『「満洲国」経済史研究』(名古屋大学出版会、2003年)、『帝国の研究』(編著、名古屋大学出版会、2003年)、『「大東亜共栄圏」経済史研究』(名古屋大学出版会、近刊)、など。

劉暁原(りゅう・ぎょうげん)
アメリカ・アイオワ州立大学教授、中国・華東師範大学紫江講座教授。
1952年生まれ。博士(アイオワ州立大学歴史学部)。シカゴ大学、ニューヨーク州立大学、ハーバード大学の教職を経て現職。専攻は東アジア国際史。
主要著作に、Reins of Liberation: An Entangled History of Mongolian Independence, Chinese Territoriality, and Great Power Hegemony, 1911-1950(Stanford University Press and Woodrow Wilson Center Press, 2006)、Frontier Passages: Ethnopolitics and the Rise of Chinese Communism, 1921-1945(Stanford University Press and Woodrow Wilson Center Press, 2004)、A Partnership for Disorder: China, the United States, and Their Policies for the Postwar Disposition of the Japanese Empire, 1941-1945(Cambridge University Press, 1996)など。

李玉貞(り・ぎょくてい)
中国社会科学院近代史研究所研究員・訳審。
1937年生まれ。北京外国語学院ロシア言語文学系卒業。専攻は中国近代史、中ソ関係。
主要著作に、『孫中山与共産国際』(中央研究院近代史研究所、1996年)、『馬林与第一次国共合作』(共編訳、光明日報出版社、1991年)、『青年共産国際与中国青年運動』(共著、中国青年出版社、1985年)など。

ラナ・ミッター(Rana Mitter)
オックスフォード大学教授。
専攻は近代中国史、中国政治。
主要著作に、The Manchurian Myth: Nationalism, Resistance and Collaboration in Modern China(California, 2000)、A Bitter Revolution: China’s struggle with the modern world (Oxford, 2004)(ザ・タイムズ・ハイアー・エデュケイション・サプリメント紙の2005年度若手学術著述家賞を受賞)、Modern China: A Very Short Introduction(Oxford, 2008)など。

ダイアナ・ラリー(Diana Lary)
カナダ・ブリティッシュコロンビア大学名誉教授。Ph.D.(ロンドン大学、1969年)。
専攻は中国史。
主要著作に、The Scars of War(Vancouver: University of British Columbia, 2002)、The Chinese Republic(Cambridge: Cambridge University Press, 2007)、The Chinese People at War(New York: Cambridge University Press, 2010)など。

楊天石(よう・てんせき)
中国社会科学院近代史研究所研究員。
1936年生まれ。北京大学中文系卒業。専門は中国文化史、中華民国史と中国国民党史。
主要著作に、『蒋氏秘档与蒋介石真相』(社会科学文献出版社、2002年)、『従帝制走向共和──辛亥前後史事発微』(社会科学文献出版社、2002年)、『蒋介石与南京国民政府』(中国人民大学出版社、2007年)、『抗戦与戦後中国』(中国人民大学出版社、2007年)、『找尋真実的蒋介石──蒋介石日記解読』(山西人民出版社、2008年)など。

臧運祜(そう・うんこ)
北京大学歴史学系副教授。
1966年生まれ。1998年中国社会科学院研究生院近代史系卒業、歴史学博士。中国軍事科学院軍事歴史研究部助理研究員を経て現職。専攻は中国近現代史。
主要著作に、『七七事変前的日本対華政策』(社会科学文献出版社、2000年)、『近代日本亜太政策的演変』(北京大学出版社、2009年)、『20世紀的中国与世界』(北京大学出版社、2010年)、『中国学者縦論20世紀的中国』(共編、江西人民出版社、2003年)、『中日戦争国際共同研究之二,戦略与歴次戦役』(共編、社会科学文献出版社、2009年)など。

土田哲夫(つちだ・あきお)
中央大学経済学部教授。
1959年生まれ。東京大学総合文化研究科国際関係論専攻博士課程退学。東京学芸大学助教授を経て現職。専攻は国際関係史、中国現代史。
主要著作に、『民国後期中国国民党政権の研究』(共著、中央大学出版部、2005年)、『戦間期の東アジア国際政治』(共編、中央大学出版部、2007年)、『現代中国の歴史──両岸三地100年のあゆみ』(共著、東京大学出版会、2008年)など。

周勇(しゅう・ゆう)
中国・西南大学歴史文化学院教授。
1953年生まれ。四川大学歴史系卒業。重慶師範大学教授、重慶行政学院教授を経て現職。専攻は中国近現代史、中国抗日戦争史。
主要著作に、『重慶通史』(主編、重慶出版社、2002年)、『重慶抗戦史──1931−1945』(重慶出版社、2005年)、『紅岩精神研究』(主編、中共党史出版社、2009年)、『中共中央南方局研究従書』(7巻本、中共党史出版社、2009年)、『西南抗戦史』(主編、重慶出版社、2006年)など。

副島昭一(そえじま・しょういち)
和歌山大学名誉教授、和歌山県立図書館長。
1943年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科東洋史学専攻博士課程中退。京都大学人文科学研究所助手(1970―1979年)、和歌山大学教育学部講師、助教授、教授(1979―2009年)を経て2009年より現職。専攻は中国近現代史。
主要著作に、『「満洲国」の研究』(共著、京都大学人文科学研究所、1993年)、『世界史の中の日中関係』(共編著、法律文化社、1996年)、『現代中国の構造変動 3』(共著、東京大学出版会、2000年)など。

姫田光義(ひめた・みつよし)
中央大学名誉教授。
1937年生まれ。東京教育大学文学部東洋史専攻博士課程修了(文学修士)。日本国際問題研究所研究員、日本国駐香港総領事館特別研究員、中央大学経済学部助教授、同教授を経て現職。専攻は中国近現代史(中国共産党史、日中戦争史)。
主要著書に、『林彪春秋』(中央大学出版部、2009年)、『中国の地域政権と日本の統治』(共著、慶應義塾大学出版会、2006年)、『日中戦争期 中国における日本人の反戦活動』(共著、青木書店、1999年)、『中国──民主化運動の歴史』(青木書店、1990年)、『中国革命に生きる』(中公新書、1987年)、『中国現代史の争点』(日中出版、1977年)など。

定価6,264円 (本体:5,800円)
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