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日本の世界貢献とシヴィル・ソサエティ

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A5判/並製/260頁
初版年月日:2008/07/10
ISBN:978-4-7664-1537-7
(4-7664-1537-X)
Cコード:C3030
定価 2,376円(本体 2,200円)

日本の世界貢献とシヴィル・ソサエティ
目次 著者略歴

日本のシヴィリアン・パワーが目指すべき方向性を指し示す。現在の日本社会全体への提言。
▼「グローバル・シヴィリアン・パワー」をキーワードに、新しい時代の国際社会の構築のために日本がどのような役割を果たすべきか、役割を果たしていくための必要条件としてのシヴィル・ソサエティの発展の可能性と阻害要因、具体的な役割とその担い手のあり方などについて検討する。
▼入江昭、北岡伸一、丹羽宇一郎など各界の著名人がそれぞれの専門分野の経験を通し、メッセージを語る。

目次

はじめに  渋沢雅英、山本正

2007年度講義総括  添谷芳秀

1 グローバル・シヴィリアン・パワーとしての日本
 グローバル・シヴィル・ソサエティの可能性  入江昭

 日本をめぐる国家主義と国際主義  添谷芳秀

 国連を通しての日本の国際的役割  北岡伸一

2 日本を支えるシヴィル・ソサエティ
 グローバリゼーションの光と影――企業と日本の前途  丹羽宇一郎  

 海外の取材の現場から見た日本のシヴィル・ソサエティ  道傳愛子 ……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

講師略歴(目次順、肩書は講演時)

入江 昭
ハーバード大学名誉教授。
1957年、ハバーフォード大学で学士号(英国史専攻)、61年、ハーバード大学で博士号を取得(米国と東アジア史専攻)。78年に米国外交史学会会長に選ばれた他、88年、米国史学会会長、84年より89年までシカゴ大学歴史学教授を務める。1989年にハーバード大学に移り、歴史学教授、1991年よりチャールズ・ウォーレン記念米国史教授。東アジア史や日米関係に多数の論文や著書があり、1970年、79年の2度にわたり吉野作造賞を受賞した。近著に、『歴史を学ぶということ』(2000年)、Global Community: The Role of International Organizations in the Making of the Contemporary World(2002年)、Pearl Harbor and the Coming of the Pacific War (1999年)等がある。

添谷 芳秀
慶應義塾大学法学部教授。
上智大学外国語学部卒、同大学大学院で国際関係論修士課程修了、米国ミシガン大学より国際政治学博士号取得。専門は、東アジアの政治と安全保障、および日本外交と日本の対外関係。現在、日本国際政治学会評議員、アジア政経学会評議員、平和安全保障研究所理事、防衛施設中央審議会委員、経産省産業構造審議会(地球環境小委員会)委員、外務省アドヴァイザリーグループメンバー等。また、故小渕恵三首相下の「21世紀日本の構想懇談会」メンバー(1999〜2000年)、経済産業研究所ファカルティーフェロー(2000〜2004年)も務めた。近著に『日本の「ミドルパワー」外交』(2005年)があり、2006年に韓国語の翻訳が出版され、近く英語でも刊行予定。その他、『日本外交と中国 1945−1972』(1995年)、『日本の東アジア構想』(編著、2005年)等がある。

北岡 伸一
東京大学教授、前特命全権大使・国際連合日本政府次席代表。
東京大学大学院法学政治学研究課博士課程修了。立教大学法学部講師、助教授、プリンストン大学国際問題研究所客員研究員を経て1985年に立教大学教授。1997-2004年、東京大学法学部教授を務める。日本政治史、日本外交史を専門とする。2004-06年には特命全権大使・国際連合日本政府次席代表を務め、2006年9月より現職。1996年に小渕首相諮問機関「21世紀日本の構想懇談会」専門委員、2001-04年小泉首相諮問機関「対外関係タスクフォース」委員を歴任。主な著書に、『政党政治の再生』(1995年)、『自民党−政権党38年』(1995年)、『戦後日本外交論集』(1995年)、『独立自尊−福沢諭吉の挑戦』(2002年)がある。1986年、吉田茂賞、87年、サントリー学芸賞、92年、読売論壇賞、96年、吉野作造賞などを受賞。

丹羽 宇一郎
伊藤忠商事株式会社取締役会長。
1962年、名古屋大学法学部卒業後、伊藤忠商事株式会社に入社。飼料原料部長(1983年〜85年)、食料部門企画管理部長(85年〜89年)、取締役業務部長(92年〜94年)、常務取締役(94年〜96年)、専務取締役(96年〜97年)、取締役副社長(97年〜98年)等を経て、1998年より2004年まで取締役社長を務め、2004年より現職。経済財政諮問会議・民間議員、地方分権改革推進委員会・委員長、成長力底上げ戦略推進円卓会議・議員のほか、日本郵政株式会社の社外取締役を兼務。このほか、日本経済団体連合会の日タイ貿易経済委員会委員長などの経済団体役職のほか、認定NPO法人国連WFP協会会長も務める。主な著書に『人は仕事で磨かれる』、『会社は誰のために』(共著)等がある。
   
道傳 愛子
NHK解説委員。
1988年上智大学外国語学部英語学科卒業後、NHK入局。94年から96年まで米国 ニューヨーク・コロンビア大学大学院に留学、国際政治学修士号取得。「NHKニュースおはよう日本」「NHKニュース9」を担当後、2000年〜2002年までバンコク支局特派員。タイ、ミャンマーなど東南アジアを取材。2003年から国際情勢を伝える「NHK海外ネットワーク」(総合テレビ・日曜夕方6時10分〜6時45分放送)キャスター。2005年、「国連世界情報社会サミット」日本政府親善大使。
   
田嶋 幸三
財団法人日本サッカー協会専務理事。
埼玉県立浦和市立南高等学校で主将として全国高校サッカー選手権優勝。その後筑波大学を経てJSL古川電工サッカー部でそれぞれ日本一となる。1983年から85年までケルン・ドイツスポーツ大学に留学。1987年に筑波大学大学院体育研究科修了。1993年から96年まで日本サッカー協会強化委員会委員として強化プログラム策定に従事。96年から98年まで指導委員会委員を務めたほか、96年から2000年まで筑波大学客員教授も務める。99年より日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ、U-17チームの日本代表監督として世界選手権に出場。その後U-18の日本代表監督に就任。2002年より日本サッカー協会技術委員長、常務理事、2006年7月より現職。主な著書に『スポーツシリーズ・サッカー』等がある。

田瀬 和夫
国連人道問題調整事務所 人間の安全保障ユニット課長、UN Forum 主宰者。
東大工学部卒、同経済学部中退、ニューヨーク大学法学院客員研究員。1992年に外務省入省、国連政策課(92年〜93年)、人権難民課(95年〜97年)、国際報道課(97年〜99年)、アフリカ二課(99年〜2000年)、国連行政課(2000年〜2001年)、国連日本政府代表部一等書記官を歴任。2001年より2年間は、緒方貞子氏の補佐官として「人間の安全保障委員会」事務局勤務。2004年9月より国際連合事務局・人道調整部・人間の安全保障ユニットに出向。2005年11月に外務省を退職し、人間の安全保障ユニット課長。

森嶌 昭夫
名古屋大学名誉教授、財団法人地球環境戦略研究機関特別研究顧問。
東京大学法学部卒業、ハーバード大学法科大学院終了。名古屋大学法学部教授(1971年〜96年)、上智大学法学部教授(1996年〜2000年)を務め、99年から2000年間で同大学地球環境研究所所長を務めた。1998年から2007年3月まで財団法人地球環境戦略研究機関理事長を務めた。現職のほか、東亜大学大学院総合学術研究科法学部専攻教授、愛知県環境審議会会長等を兼務。中央環境審議会会長(2000年〜05年)、2005年国際博覧会にかかる環境影響評価会座長(1998年〜06年)等の要職にあった。カンボジア王国友好勲章、国際交流功労者文部科学大臣賞、グローバル500賞等、多数受賞している。主要著書に『不法行為法論議』、『医療と人権』(共編著)、Environmental Law in Japan(共著)がある。

冨田 洋
ジオ・サーチ株式会社代表取締役会長兼CEO、元特定非営利活動法人人道目的の地雷除去支援の会(JAHDS)事務局長。
1977年慶應義塾大学工学部卒業後、三井海洋開発に入社。1988年、会社解散によりジオ・サーチを設立。「路面下空洞探査システム」を世界で初めて実用化する。1992年、残留地雷除去の新技術を模索していた国連の要請で、探知技術開発にボランティアとして協力し、トータルな支援が必要との判断から、1998年、日本の有力企業を結集して「人道目的の地雷除去支援の会JAHDS」を設立。資金・資機材を提供する後方支援を経て、2002年よりタイ王国にて直接支援を開始。タイ・カンボジア国境にまたがる大クメール遺跡周辺での除去プロジェクトに成功し現地へ活動を継承。慶應義塾大学理工学部研究奨励賞、日本文化デザイン賞等、受賞多数。2004年「プロジェクトX」でも活動が紹介される。

林 達雄
特定非営利法人ほっとけない世界のまずしさ代表理事、特定非営利活動法人アフリカ日本協議会代表理事。
愛媛大学医学部卒業後、国立横浜病院に勤務する。1983年にJVC(当時、日本奉仕センター、後に、日本国際ボランティアセンターに名称変更)よりタイ・カンボジア国境に派遣され、難民医療に従事。1985年にはエチオピア飢餓対策医療・村落開発に従事。1989年より日本国際ボランティアセンター事務局長、95年まで代表、理事等を歴任する。2002年よりアフリカ日本協議会代表に就任。2002年の世界環境サミットでは日本政府代表団顧問を務める。2005年英国・グレンイーグルスG8サミットに対する行動「ほっとけない世界のまずしさ」代表委員として活動、2006年より「ほっとけない世界のまずしさ」代表理事を務める。

ジェラルド・カーティス
コロンビア大学教授。
コロンビア大学東アジア研究所所長を経て、現在コロンビア大学政治学教授、政策研究院大学大学院客員教授を務める。東京中日新聞コラムニスト、ニューズウィーク誌日本版及び韓国版特別顧問、国際交流基金日米センター評議会委員、米日財団理事等を歴任、現在に至る。日本政治や日米関係についての英文、和文の著作が多数ある他、米国と日本のメディアや論壇に多数投稿している。主著に、「沖縄以後の日米関係」、「代議士の誕生」、「土建国家ニッポン」、「「日本型政治」の本質」(大平正芳記念賞受賞)、「日本の政治をどう見るか」、「永田町政治の興亡」、「政治家の役割」等がある。中日新聞特別功労賞、日本国際交流基金賞を受賞。2004年11月には旭日重光章を受賞。

山本 正(編者)
(財)日本国際交流センター理事長、慶應義塾大学法学部客員教授。
1970年に(財)日本国際交流センターを設立。グローバルな知的交流・政策研究・政策対話の推進と、民間非営利セクターの強化を推進する事業を実施。1999年には「21世紀日本の構想」懇談会幹事委員を務めた。編著書に『「官」から「民」へのパワーシフト』、『アジア太平洋のNGO』他多数。米国セント・ノーバート大学卒。

渋沢 雅英(編者)
(財)渋沢栄一記念財団理事長。
1950年、東京大学農学部卒業。1964年、(財)MRAハウス代表理事に就任。1970年よりイースト・ウエスト・セミナー代表理事を務めた。日本外国語研究所代表理事でもある。1982〜84年まで英国王立国際問題研究所客員研究員。1985〜86年、1989〜90年、アラスカ大学客員教授。1992〜93年、ポートランド州立大学客員教授、1994年〜2003年まで学校法人東京女学館理事長・館長を務めた。Japan and the Asian Pacific Region、『日本はアジアか』等、著書翻訳多数。

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