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政治改革とシヴィル・ソサエティ

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A5判/並製/224頁
初版年月日:2006/06/15
ISBN:978-4-7664-1288-8
(4-7664-1288-5)
Cコード:C3030
定価 2,376円(本体 2,200円)

政治改革とシヴィル・ソサエティ
目次 著者略歴

「統治」から「ガバナンス(協治)」へ。
「官」主導の「統治」から「民」が公益の促進に関与できる「ガバナンス」へと日本社会のシステムを変える必要が高まっている。中曽根元総理をはじめ、政治・行政改革を第一線で担い、支えてきた講師陣が、政府とシヴィル・ソサエティ(=自発的・自覚的な集団としての市民のつながり)はいかに役割を分担すべきかを論じ、問いかける。

目次

はじめに 渋沢雅英・小此木政夫
2005年度講義総括――日本の改革とこの国の将来を見つめて 山本 正

政治使命と21世紀の日本の課題￿ 中曽根康弘
中曽根講演へのコメントと総括 薬師寺泰蔵
行政改革の歴史的検証と今後の課題 佐々木毅
行政改革をめぐる政治家と官僚の関係 加藤紘一
行政改革と地方分権――地方自治体の視点 松沢成文
「マニフェスト」の役割――理論的視点 礒崎初仁
公益法人制度改革は市民社会活性化のモメンタムとなりうるか 太田達男
市民社会の役割 ……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

中曽根康弘
元内閣総理大臣。
東京帝国大学法学部卒業後、内務省入省。1947年、衆議院議員初当選し、連続20回当選。1967年の第二次佐藤内閣の運輸大臣、1970年第三次佐藤内閣の防衛庁長官、1972年の第一次および第二次田中内閣の通商産業大臣を歴任。1982年に自由民主党総裁に就任、内閣総理大臣に選任される。1987年までの2期半にわたり、内閣総理大臣を務めた。現在、(財)世界平和研究所会長、アジア太平洋議員フォーラム(APPF)名誉会長を務める。1997年に国会議員在職50年表彰、大勲位菊花大綬賞受彰。

薬師寺泰蔵
世界平和研究所常務理事・研究主幹。
慶應義塾大学工学部電気工学科卒業後、東京大学に学士入学、科学史、科学哲学を学ぶ。フルブライト奨学生、フォード財団フェローとして米国で学び、マサチューセッツ工科大学より政治学博士号を取得。埼玉大学教授を経て1991年より慶應義塾大学法学部教授。その間、牛場信彦記念財団フェローとしてドイツ外交政策協会研究所、およびフランス国際関係研究所で客員研究員を務め、慶應義塾大学常任理事。現在は現職の他、内閣総合科学技術会議議員を務めている。『「無意識の意思」の国アメリカ』、『テクノデタント』、『テクノヘゲモニー』等の著書がある。

佐々木 毅
東京大学前総長。
東京大学より法学博士号取得。1978年より東京大学法学部教授を務め、1998年〜2000年まで東京大学大学院法学政治学科研究科長・同法学部長を、2001年から2005年3月まで東京大学総長を務めた。日本学術会議会員(第二部)、APRU(環太平洋大学学会)運営委員、皇室典範に関する有識者会議委員も務める。主著に『プラトンの呪縛』(和辻哲朗賞受賞)、『政治に何ができるか』(東畑記念賞受賞)、『いま政治に何が可能か』(吉野作造賞受賞)がある。

加藤紘一
衆議院議員。
東京大学法学部卒業、ハーバード大学修士課程修了の後、1964年、外務省入省。中国課次席事務官等を経て退官。1972年、衆議院議員に初当選、以来連続11回当選。第一次、第二次大平内閣で内閣官房副長官、中曽根内閣で二期連続して防衛庁長官を務めた後、第一次宮澤内閣で官房長官を務めた。自由民主党農林部会長、総合農政調査会長、政調会長代理、幹事長等を歴任。2002年に自由民主党を離党。

松沢成文
神奈川県知事。
慶應義塾大学卒業後、松下政経塾に入塾。1987年に卒塾後、神奈川県議会議員に初当選、1993年には新生党から衆議院議員に初当選。1996年、2000年と神奈川9区から再選され、衆議院議員を3期務め、2003年に神奈川県知事に就任。著書に『この目で見たアメリカ連邦議員選挙』、『最年少議員の奮闘記―¬地方からの政治改革』、『どこへ行く高等学校』、『僕は代議士一年生』、『拝啓 小沢一郎党首殿』など多数。

礒崎初仁
中央大学法学部教授。
東京大学法学部卒業後、1985年神奈川県庁入庁。農政部、企画部、福祉部を経て2002年に退職し、現職。地方政府行政論を担当し、研究分野は地方自治論、政策法務論、土地政策論。主な著作に『分権時代の政策法務』、『分権改革とくらしづくり』(編著)、『都道府県を変える!―国・都道府県・市町村の新しい関係』(共著)、『政策法務の新展開―ローカル・ルールが見えてきた』(編著)がある。

太田達男
(財)公益法人協会理事長。
京都大学卒業。三井信託銀行信託部長、クレディスイス信託銀行代表取締役、フジ信託銀行専務取締役、第一勧業冨士信託銀行常勤顧問を経て、2000年より現職。(財)助成財団センター、(社)成年後見センター・リーガルサポート、(社)日本フィランソロピー協会、(社)日本アイソトープ協会の各理事を務める。『信託業務読本』の著書の他、信託業務や信託法理についての論文が多数ある。

松原 明
シーズ=市民活動を支える制度をつくる会事務局長。
神戸大学文学部哲学科卒。企業に務めるかたわらで、国際的人権問題を扱う市民活動団体で活動。その際、日本の市民活動団体が法人化できなかったり、税制支援措置が受けられない状況に直面し、1994年にシーズ=市民活動を支える制度をつくる会を結成し、現職。約200の市民活動団体の連合プロジェクトのシーズは、NPO法や認定NPO法人制度の改正等、NPOマネジメントや知識の普及啓発を行っている。『NPO法人ハンドブック』や『NPOがわかるQ&A』などの著書、共著が多数ある。

ジェラルド・カーティス
コロンビア大学教授。
コロンビア大学東アジア研究所所長を経て、現在コロンビア大学政治学教授、政策研究院大学大学院客員教授を務める。東京中日新聞コラムニスト、ニューズウィーク誌日本版及び韓国版特別顧問、国際交流基金日米センター評議会委員、米日財団理事等を歴任、現在に至る。日本政治や日米関係についての英文、和文の著作が多数ある他、米国と日本のメディアや論壇に多数投稿している。主著に、『沖縄以後の日米関係』、『代議士の誕生』、『土建国家ニッポン』、『「日本型政治」の本質』(大平正芳記念賞受賞)、『日本の政治をどう見るか』、『永田町政治の興亡』、『政治家の役割』等がある。中日新聞特別功労賞、日本国際交流基金賞を受賞。2004年11月には旭日重光章を受賞。


渋沢 雅英(編者)
(財)渋沢栄一記念財団理事長。
1950年、東京大学農学部卒業。1964年、(財)MRAハウス代表理事に就任。1970年よりイースト・ウエスト・セミナー代表理事を務めた。日本外国語研究所代表理事でもある。1982〜84年まで英国王立国際問題研究所客員研究員。1985〜86年、1989〜90年、アラスカ大学客員教授。1992〜93年、ポートランド州立大学客員教授、1994年〜2003年まで学校法人東京女学館理事長・館長を務めた。Japan and the Asian Pacific Region、『日本はアジアか』等、著書翻訳多数。

山本 正(編者)
(財)日本国際交流センター理事長、慶應義塾大学法学部客員教授。
1970年に(財)日本国際交流センターを設立。米国セント・ノーバート大学を卒業後、ウィスコンシン州マーケット大学院より経営学修士号取得。日米下田会議、アジア・ダイアローグ、日欧会議等、政策課題を中心に日本と諸外国との相互理解と協力関係を推進する事業を実施。その他、三極委員会(Trilateral Commission)のアジア・パシフィック・ディレクター、日英21世紀委員会、日独フォーラム、日韓フォーラムの幹事委員、公益信託「アジア・コミュニティ・トラスト」運営委員会委員、日本NPOセンター理事を兼任。1999年には「21世紀日本の構想」懇談会幹事委員を務めた。日米経済関係グループ(1979〜81年)および日米諮問委員会(1983〜84年)の日本ディレクター、日韓21世紀委員会幹事委員(1988〜91年)、国際文化交流に関する総理大臣私的懇談会委員(1988〜89年、1993〜94年)を務めた。1990年、ドイツ連邦政府よりドイツ連邦共和国功労勲章大功労十字章、1998年、英国政府より大英勲章(C.B.E.)、2003年、オーストラリア政府よりオーストラリア名誉勲章(AO)を受章。編著書に『「官」から「民」へのパワーシフト』、『アジア太平洋のNGO』他多数。 

河野 武司(編者)
慶應義塾大学法学部教授。
慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程政治学専攻満期退学。杏林大学社会科学部助手、同専任講師、同助教授、同教授を経て、現在に至る。この間、日本選挙学会事務局長、公共選択学会理事、日本政治総合研究所運営委員等をつとめる。主な著書に『情報とデモクラシー』(共著、1983年)、『世界の政治システム』(共著、1987年)、『政策決定の理論』(共著、1990年)、『政治過程の計量分析』(共著、1991年)、『国家の解剖学』(共著、1994年)、『90年代初頭の政治潮流と選挙』(共編著、1998年)、『国家のゆくえ』(共著、2001年)、『利益誘導政治』(共編著、2004年)、『日本における有権者意識の動態』(共著、2005年)等がある。

定価2,376円 (本体:2,200円)
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