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日中戦争の軍事的展開

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A5判/上製/496頁
初版年月日:2006/04/27
ISBN:978-4-7664-1277-2
(4-7664-1277-X)
Cコード:C3031
定価 6,264円(本体 5,800円)

日中戦争の軍事的展開
目次 著者略歴

日中戦争に関する国際共同研究(責任者:山田辰雄(慶應義塾大学名誉教授)、エズラ・ヴォーゲル(ハーヴァード大学教授)、楊天石(中国社会科学院研究員))の成果。政治的・感情的要素を排除して、日米中台の研究者が新たな視点から日中戦争史を捉えなおすシリーズ。
本巻は、日中戦争の軍事的な展開を、戦略的意思決定、特定の軍事作戦、作戦に従事した軍隊に焦点をあて、分析を試みる。日中戦争を実証的に分析した論文15編を収録。
続刊として、第1巻『中国の地域政権と日本の統治』(2006年6月刊行予定)、第3巻『戦時期、中国における社会・文化的変容(仮題)』(未定)。

目次

「日中戦争の国際共同研究」刊行にあたって 山田辰雄

まえがき 戸部良一・波多野澄雄

第1部 戦火の拡大

第1章 戦争前夜――1937年7月の日本陸軍 エドワード・J・ドレー(戸部良一訳)
     はじめに
     1 戦略と戦術
     2 戦力
     3 現地軍
     4 訓練
     むすび

第2章 中国空軍の対日戦略――日本爆撃計画を中心に 萩原 充
     はじめ ……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

執筆者紹介

エドワード・J・ドレー(Edward J.Drea)
1944年生まれ。上智大学で修士号、カンザス大学でPh.D取得。米陸軍指揮幕僚大学、米陸軍大学で教鞭をとったのち、米陸軍歴史センター調査分析部部長。
主著にMacArthur's Urtra: Codebreaking and the War against Japan,1942-1945(University Press of Kansas,1992)やIn the Service of the Emperor: Essays on the Imperial Japanese Army(University of Nebraska Press,1998)がある。

萩原 充(はぎわら みつる)
釧路公立大学経済学部教授。
1955年生まれ。北海道大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)。北海道大学経済学部助手、釧路公立大学経済学部専任講師、同助教授を経て、現職。専攻は、中国近現代経済史。
主要著書に、『中国の経済建設と日中関係』(ミネルヴァ書房、2000年)、「1930年代の日中航空連絡問題」(『現代中国』76号、2002年)、「重慶国民政府期の民間航空」(石島紀之・久保亨編『重慶国民政府史の研究』東京大学出版会、2004年)など。

服部 聡(はっとり さとし)
大阪外国語大学非常勤講師。
1968年生まれ。神戸大学大学院法学研究科博士後期課程中退。神戸大学法学部専任講師を経て、現職。専攻は日本政治外交史。
主要著書に、「松岡が以降と南進政策」『神戸法学雑誌』第48号第4号(1999年)、「松岡外交と太平洋戦争」伊藤之雄・川田稔編『20世紀の日米関係』(風媒社、2002年)など。

楊 天 石(よう てん せき)
中国社会科学院近代史研究所研究員、同研究生院教授・博士生導師。
1936年生まれ。北京大学中文系卒業。中国社会科学院近代史研究所入所、研究員として中国社会科学院近代史研究所に招聘、現在に至る。
主要著書に、『尋求歴史の謎底』(北京、首都師範大学、1993年)、『海外訪史録』(北京、社会科学文献出版社、1998年)、『蒋氏秘档与蒋介石真相』(北京、社会科学文献出版社、2002年)など。

波多野澄雄(はたの すみお)
筑波大学大学院人文社会科学研究科教授。
1947年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(法学)。防衛庁防衛研究所戦史部所員、ハーバード大学日本研究所客員研究員、筑波大学社会科学系教授を経て、現職。専攻は日本政治外交史。
主要著書に、『幕閣たちの真珠湾』(朝日新聞社、1991年)、『太平洋戦争とアジア外交』(東京大学出版会、1996年)、『日英交流史3』(共編著、東京大学出版会、2001年)、『池田・佐藤政権期の日本外交』(編著、ミネルヴァ書房、2004年)、The End of the Pacific War:Fifty Years After(co-author,Stanford U.P.,2006)など。

戸部良一(とべ りょういち)
防衛大学校教授。
1948年生まれ。京都大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程満期退学。防衛大学校講師、同助教授を経て、現職。専攻は日本政治外交史。
主要著書は、『ピース・フィーラー―支那事変和平工作の群像―』(論創社、1991年)、『逆説の軍隊(日本の近代9)』(中央公論社、1998年)、『日本陸軍と中国―「支那通」にみる夢と蹉跌』(講談社、1999年)など。

山本昌弘(やまもと まさひろ)
ワイオミング大学講師。
1959年生まれ。米国アラバマ大学博士課程修了。ランドルフ・メイコン大学客員講師を経て、現職。専攻は日本史、軍事史。
主要著書に、Nanking :Anatomy of an Atrocity(Praeger Publishers,2000)、「アメリカにおける「南京」研究の動向(東中野修道編著『南京「虐殺」研究の最前線 平成15年度版』展転社、2003年)など。

馬場 毅(ばば たけし)
愛知大学現代中国学部教授、同大学大学院中国研究科科長。
1944年生まれ。東京教育大学大学院文学研究科博士課程満期退学(単位取得済)。博士(文学、早稲田大学)。専攻は中国近代史。
主要著書に、『秘密結社と国家』(共著、勁草書房、1995年)、『中国八路軍、第四軍史』(共著、河出書房新社、1989年)、『近代中国華北民衆と紅檜会』(汲古書院、2001年)など。

河野 仁(かわの ひとし)
防衛大学校教授。
1961年生まれ。米国ノースウェスタン大学大学院博士課程修了。防衛大学校講師、同助教授を経て、現職。専攻は軍事社会学、歴史社会学、教育社会学。
主要著書に、「対象・昭和期軍事エリートの形成過程」筒井清忠編『「近代日本」の歴史社会学』(木鐸社、1990年)、『〈玉砕〉の軍隊、〈生還〉の軍隊』(講談社選書メチエ、2001年)、「自衛隊PKOの社会学」中久郎編『戦後の日本のなかの「戦争」』(世界思想社、2004年)など。

原  剛(はら たけし)
防衛庁防衛研究所図書館調査員。
1937年生まれ。防衛大学校卒業。陸上自衛隊幹部候補生学校教官、防衛庁防衛研究所主任研究官を経て、現職。専攻は日本軍事史。
主要著書に、『幕末海防史の研究』(名著出版、1988年)、『日本陸海軍事典』(共編、新人物往来社、1997年)、『明治期国土防衛史』(錦正社、2002年)など。

浅野豊美(あさの とよみ)
中京大学教養部教授。
1964年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程国際社会学専攻単位取得退学。ハーバード大学ライシャワーセンターフェロー、(財)交流協会東京本部日台交流センター嘱託、早稲田大学アジア太平洋研究センター助手、中京大学教養部助教授を経て、現職。専攻は東アジア国際関係史、日本政治外交史。
主要著作に、『植民地帝国日本の法的展開』(共編著、信山社、2004年)、『「帝国」の学知 第一巻―帝国編成の系譜』(共著、岩波書店、2006年)、『故郷へ―米軍が見た日本帝国の解体・引揚げ』(現代史料出版、2005年)など。

汪 朝 光(おう ちょう こう)
中国社会科学院近代史研究所 民国史研究室主任。
1958年生まれ。南京大学歴史系学士(1982年)、中国社会科学院研究生院修士(1985年)。米国コロンビア大学東亜研究所訪問学者、米国スタンフォード大学フィーヴァー研究所訪問学者、台湾中央研究員近代史研究所訪問学者、日本中央大学法学部訪問学者などを歴任。
主要著作に、『中華民国史』第3編第5巻、『和談将軍張治中』、『鉄軍名将―陳銘枢』(共著)など。

門間理良(もんま りら)
文部科学省教科書調査官。
1965年生まれ。筑波大学大学院歴史・人類学研究科博士課程単位取得満期退学。(財)交流協会台北事務所専門調査員、外務省在中国日本国大使館専門調査員を経て、現職。専攻は中国近現代史、東アジアの安全保障。
主要著作に、『戦略論体系7 毛沢東』(共編著、芙蓉書房出版、2004年)、『資料中国史―近現代編―』(共著、白帝社、2000年)、「台湾の安全保障体制」(『問題と研究』第33巻5号、2004年)など。

等松春夫(とうまつ はるお)
玉川大学経営学部助教授。
1962年生まれ。オックスフォード大学大学院博士課程修了。博士(D.Phil.)玉川大学文学部講師を経て、現職。専攻は国際関係史。
主要著書に、imperialism on Trial(共著、Lexington Books 2006), The Russo-Japanese War: World War Zero, volume2(共著、Brill,2006), 『日露戦争』(第2巻)(編著、錦正社、2004-2005年)、『日英交流史3 軍事』(共著、東京大学出版会、2001年)、「満州国際管理論の系譜:『リットン報告書』の背後にあるもの」(『国際法外交雑誌』第99巻6号、2001年)、「日本の南洋群島委任統治継続をめぐる国際環境」(『国際政治』第122号、1999年)など。

ハンス・ヴァン・デ・ヴェン(Hans van de Ven)
ライデン大学、ハーバード大学で学んだ後、ケンブリッジ大学で中国近現代史の上級講師。
主要著作に、From Friend to Comrade: The Founding of the Chinese Communist Party,1920-1927(University of California Press,1992),やWar and Nationalism in Chaina,1925-1945(Routledge-Curzon,2003)、編著に、Warfare in Chainese History(Brill Academic Pub., 2000)がある。

訳者紹介
潘亮(はん りょう)
筑波大学大学院人文社会科学研究科専任講師。
1971年生まれ。筑波大学大学院国際政治経済学研究科博士課程修了。博士(国際政治経済学)。ハーバード大学ライシャワー記念日本研究所ポスト・ドクトラル・フェロー、日本学術振興会特別研究員を経て、現職。

陳群元(ちん ぐんげん)
筑波大学人文社会科学研究科国際政治経済学専攻。

南龍瑞(なむ りゅうずい)
筑波大学人文社会科学研究科国際政治経済学専攻。

楊子震(よう ししん)
筑波大学人文社会科学研究科国際政治経済学専攻。

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