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小学校での英語教育は必要ない!
四六判/上製/268頁
初版年月日:2005/05/31
ISBN:978-4-7664-1171-3
(4-7664-1171-4)
Cコード:C0037
定価 1,944円(本体 1,800円)

小学校での英語教育は必要ない!
書評 目次 著者略歴

「早くから英語に親しませておいた方が英語に対する抵抗感がなくなる」は本当か? 「小学校ではほかの教科の内容をしっかりと学ぶ」ことが先決ではないか?! 英語教育、認知心理学、言語学、言語政策など、さまざまな論点から学校英語教育のあるべき姿を模索する。

書評

産経新聞 2005年8月21日朝刊「読書(12面)」欄で紹介されました。
産経新聞 2005年8月1日朝刊「教育(12面)」欄で紹介されました。
The English Teachers' Magazine 2005年8月号(91頁)で紹介されました。

目次

はじめに
I 学校英語教育の視点から考える「小学校英語」
小学校英語必修化の議論にひそむ落し穴 斎藤兆史
小学校英語などとたわごとを言っているときか 茂木弘道
小学校「英語活動」の何が問題なのか 寺島隆吉

II 認知心理学の視点から考える「小学校英語」
認知学習論から考える英語教育 今井むつみ
小学校一年からの英語教育はいらない?―幼児期―児童期の「ことばの教育」のカリキュラム 内田伸子

III 言語教育の視点から考える「小学校英語」

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

今井むつみ ( いまい・むつみ)
慶應義塾大学環境情報学部助教授兼政策・メディア研究科委員。1989 年慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了。1994 年ノースウェスタン大学心理学部より博士号(Ph.D) 取得。1993 年慶應義塾大学環境情報学部助手。専任講師を経て2000 年より現職。専攻分野は認知科学( 特に認知言語発達科学、言語心理学)。主要著書に、『言葉の学習パラドックス』( 共立出版,1997)、『心の生得性』( 共立出版,2000)、『人が学ぶということ・認知学習論からの視点』( 北樹出版,2003) などがある。

内田伸子 ( うちだ・のぶこ)
1946 年、群馬県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部長・大学院教授。1968 年お茶の水女子大学文教育学部卒業、1970 年同大大学院人文科学研究科修士課程修了、学術博士(1990 年)、1970 年一橋大学社会学部助手、1976年お茶の水女子大学文教育学部専任講師、助教授、教授を経て1998 年同大大学院人間文化研究科教授。2004年より現職。 専門分野は発達心理学・認知心理学。主要著書に『子どもの文章: 書くこと考えること』( 東京大学出版会,1990)、『ことばと学び』( 金子書房、1990)、『想像力; 創造の泉をさぐる』( 講談社,1996)、『子どものディスコースの発達』( 風間書房、1996)、『言語発達心理学』( 編著、放送大学学術振興会、1998)、『発達心理学: ことばの獲得と教育』( 岩波書店、1999)、『異文化に暮らす子どもたち』( 監修著、2004) ほか。

大津由紀雄 ( おおつ・ゆきお)
1948 年、東京都大田区生まれ。立教中学校から立教大学まで進み、日本経済史を専攻した後、英語教育改革の夢を抱いて、東京教育大学へ学士編入。同大学院修士課程を修了するころまでに、生成文法と認知科学に強く引き付けられる。MIT 大学院言語学・哲学研究科博士課程に入学、1981 年、言語獲得に関する論文でPh.D. を取得。慶應義塾大学言語文化研究所教授、日本認知科学会元会長、言語科学会会長。英語教育関連の著作については、発表概要の「参考文献」を参照。学内向けのインタビューが以下のサイトで公開されている。http://web.mita.cc.keio.ac.jp/~tomoda/index.html

斎藤兆史 ( さいとう・よしふみ)
1958 年生れ。東京大学文学部英語・英米文学科、同大学院人文社会研究科英文学専門課程修士課程修了、インディアナ大学英文科修士課程修了、ノッティンガム大学英文科博士課程修了(Ph.D)。東京大学文学部助手等を経て、現在東京大学大学院総合文化研究科助教授。著書に『英語達人列伝』、『英語達人塾』( ともに中公新書)、『日本語力と英語力』( 齋藤孝氏との共著、中公新書ラクレ)、『英語のたくらみ、フランス語のたわむれ』( 野崎歓氏との共著、東京大学出版会)、訳書に『少年キム』( ラドヤード・キプリング著、晶文社)、『ある放浪者の半生』(V・S・ナイポール著、岩波書店) ほか。

鈴木孝夫 ( すずき・たかお)
1926 年生まれ。慶應義塾大学名誉教授。慶應義塾大学医学部予科修了、同大学文学部卒業。慶應義塾大学教授。同大学院社会学研究科委員長。言語文化研究所長を歴任し、その後1997 年まで杏林大学教授、東京大学、大阪大学、学習院大学などの講師として、言語学、文化人類学などを教える。海外では、エール大学客員教授、ケンブリッジ大学客員フェロー、フランス高等社会科学研究院客員教授などを歴任。『ことばと文化』『日本語と外国語』『日本人はなぜ英語ができないか』( 岩波新書)、『閉された言語・日本語の世界』( 新潮選書) など言語や文化人類学に関わる多数の著作がある。

寺島隆吉 ( てらしま・たかよし)
1944 年石川県生まれ。東京大学教養学部教養学科( 科学史・科学哲学) 卒業。1970 ? 86 年、石川県立高校教諭( 英語)。その間に、1984 年金沢大学教育学部大学院教育学研究科( 英語教育) を修了。1986 年岐阜大学教養部講師( 英語)、1996 年より岐阜大学教育学部教授( 国際理解教育、英語教育) となる。1986 年に英語教育応用記号論研究会(JAASET、略称「記号研」) を創立、以来その代表。コロンビア大学、南カリフォルニア大学客員研究員、カリフォルニア大学ヘイワード校日本語講師のほか、新潟県立教育センター「高等学校英語科指導講座」などの講師も務める。主要著書に『国際理解の歩き方』『英語にとって教師とは何か』『英語にとって音声とは何か』( 以上、あすなろ社/ 三友社出版)、『セン( マル) センで英語が好き! に変わる本』( 中経出版、全国学校図書館協議会選定図書2004)、訳書『衝突を超えて:911 後の世界秩序』( 日本経済評論社、日本図書館協議会選定図書2003)、『チョムスキー21 世紀の帝国アメリカを語る』( 明石書店) などがある。

波多野誼余夫 ( はたの・ぎよお)
1935 年東京都生まれ。放送大学「発達と教育」専攻教授。東京大学教育学部教育心理学科卒業、同大学院教育学研究科教育心理学専攻博士課程修了。教育学博士。日本認知科学会前会長。専攻分野は発達認知科学、学習科学。とくに概念発達や文化と認知の分野では国際的評価を得ている。人の心の解明およびモデル化に心理学的方法を用いる研究を行っている。著書は『認知心理学? 学習と発達』( 編著)『Learning to read and write: Across-linguistic perspective』( 共編、Cambridge University Press)、『人はいかに学ぶか』( 共著) ほか。

茂木弘道 ( もてき・ひろみち)
1941 年東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。富士電機、国際羊毛事務局を経て、1990 年( 株) 世界出版を設立し、代表取締役。日本の漫画を英語に対訳した日本語学習/ 日本情報誌「漫画人」をアメリカMangajin, Inc.と協力して発刊。全米の有力大学などで好評を博す。発信型の英語学習誌として日本国内への普及も図る。現在は翻訳・日本情報海外発信業務の傍ら講演執筆なども行う。著書:「文科省が英語を壊す」( 中公新書ラクレ)「小学校に英語は必要ない。」( 講談社)「ゆとり教育の落とし穴」( 国民会館叢書)。共著書: 「ゆとり教育が国を滅ぼす」( 小学館文庫) など。

山川智子 ( やまかわ・ともこ)
1972 年千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部ドイツ文学専修、同大学院文学研究科ドイツ文学専攻修士課程修了、東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻修士課程修了、現在東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程在学。関東学院大学、獨協埼玉高等学校非常勤講師。言語社会学、教育政策、国際協力学の視点から、欧州評議会が提唱する「複数言語主義(plurilingualism)」概念について研究している。論文に、『「複数言語主義」の解釈と展望.. 「言語的公共性」の構築にむけて』( 修士論文)、"Deutschunterricht an japanischen Oberschulen als Grundlage fu¨r das Studium---Vorschlag zur "Mehrsprachigkeit"" (NEUE BEITRA¨GE ZUR GERMANISTIK. Band 3, Heft 4, 2004, iudicium) などがある。共著に『多言語社会がやってきた..世界の言語政策Q & A 』( 河原俊昭・山本忠行編著、くろしお出版、2004) などがある。

定価1,944円 (本体:1,800円)
在庫あり

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