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哲学は環境問題に使えるのか
A5判/上製/464頁
初版年月日:2019/09/20
ISBN:
978-4-7664-2612-0
 
(4-7664-2612-6)
Cコード:C3012
税込価格:5,940円
哲学は環境問題に使えるのか
環境プラグマティズムの挑戦

目次

謝辞

序論:紛争地としての環境プラグマティズムと環境倫理学・・・アンドリュー・ライト/エリック・カッツ

 T 環境思想と古典的アメリカ哲学
第1章 プラグマティズムと環境思想・・・ケリー・A・パーカー
第2章 プラグマティズムはどのように環境倫理学であるのか・・・サンドラ・B・ローゼンタール/ロージン・A・バックホルツ
第3章 文化としての自然――ジョン・デューイのプラグマティズム的な自然主義・・・ラリー・A・ヒックマン
第4章 G・H・ミードのコスモロジーにおける環境保護にかかわる価値・・・アリ・サンタス
第5章 レオポルドの土地倫理の一貫性・・・ブライアン・G・ノートン

 U プラグマティズム理論と環境哲学
第6章 統合か還元か――環境価値に対する二つのアプローチ・・・ブライアン・G・ノートン
第7章 原初段階にある環境倫理学・・・アンソニー・ウエストン
第8章 政治的エコロジーにおける共存主義・・・アンドリュー・ライト
 
 V 環境問題へのプラグマティストのアプローチ
第9章 プラグマティズムと政策――水の事例・・・ポール・B・トンプソン
第10章 定義のためのプラグマティックなアプローチに向けて――「湿地」と意味の政治学・・・エドワード・シアッパ
第11章 自然資源管理に対する、多元論的で、プラグマティックかつ進歩的なアプローチ・・・エメリー・N・キャッスル
第12章 自然の法対尊敬の法――ノルウェーの実践における非暴力・・・デイビッド・ローゼンバーグ
第13章 環境倫理学を紛争管理の方法として教えること・・・ゲーリー・E・ヴァーナー/スーザン・J・ギルバーツ/ターラ・ライ・ピーターソン

 W 環境プラグマティズム――論争
第14章 内在的価値を超えて――環境倫理学におけるプラグマティズム・・・アンソニー・ウエストン
第15章 内在的価値を求めて――プラグマティズムと環境倫理学における絶望・・・エリック・カッツ
第16章 沼地に対して不公正――カッツに対する返答/基礎というものに対して不公正では?――ウエストンに対する返答・・・アンソニー・ウエストン/エリック・カッツ
第17章 環境プラグマティズムは哲学かメタ哲学か――ウエストン・カッツ論争について・・・アンドリュー・ライト

解説
環境哲学をアップデートするために・・・岡本裕一朗

あとがき・・・田中朋弘


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