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目次
イスラーム神学における信の構造
A5判/上製/440頁
初版年月日:2018/02/28
ISBN:
978-4-7664-2458-4
 
(4-7664-2458-1)
Cコード:C3310
税込価格:6,380円
イスラーム神学における信の構造
イーマーンとイスラームの意味論的分析

目次

 序

第一章 不信心者カーフィル(kāfir)
 一 ハワーリジュ派とカーフィルの問題の起源
 二 ハワーリジュ派のクフル概念
 三 ハワーリジュ派思想の基本構造

第二章 タクフィール(takfīr)の概念
 一 恣意的なタクフィール行使の危険性
 二 ガザーリーによるタクフィール理論

第三章 重罪人ファースィク(fāsiq)
 一 重罪カビーラ(kabīrah)の概念
 二 重罪人ムルタキブ・カビーラ(murtakib al-kabīrah)

第四章 イーマーン(īmān)とイスラーム(islām)
 一 イーマーンとイスラームの連関
 二 イーマーンはイスラームと同一か

第五章 信という概念の本質的構造
 一 ムルジア派とイーマーンの問題
 二 イーマーンの本質的構造

第六章 信と知
 一 イーマーンの定義における「知」の優越性
 二 理性と啓示
 三 他人の権威による信イーマーン・ビ・タクリード(īmān bi-al-taqlīd)
 四 イーマーンのあり処

第七章 是認としての信
 一 知と是認
 二 アシュアリーのイーマーン論

第八章 信ずることと言葉で告白すること
 一 タスディークとイクラールのどちらが重要か
 二 カッラーム派によるイーマーン論

第九章 信と行
 一 ムウタズィラ派とムルジア派
 二 イブン・タイミーヤのイーマーン論
 三 イーマーンの増減

第十章 私は信ずる者だ。もし神が望み給うならば。

第十一章 イーマーンの創造
 一 起源
 二 アシュアリー派の立場
 三 マートゥリーディー派の立場
 四 クフルの創造

結 論
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附録 アブー・アブドゥッラー・ブハーリー「信の書」(『正伝ハディース集』より)
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解 説
監訳者あとがき
参考文献
索 引……事項索引/アラビア語用語索引
       人名・著作名索引/クルアーン引用索引
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