Contents
目次
歴史としての大衆消費社会
A5判/上製/384頁
初版年月日:2017/08/18
ISBN:
978-4-7664-2447-8
 
(4-7664-2447-6)
Cコード:C3333
税込価格:4,950円
歴史としての大衆消費社会
高度成長とは何だったのか?

目次

第1章 本書の目的
 通説への懐疑と対立仮説/二つの消費社会/二段階の近代化/限定合理性/分厚い中
 間層と大衆/その後の消費社会

第2章 消費の社会的枠組み
 1 生活様式としての消費
 2 消費の社会的枠組みの形成過程
  2.1 第一段階:自己保存と承認をめぐる闘争
  2.2 第二段階:宗教の変化と他者関係
  2.3 第三段階:市場の拡大
 3 日本の経済行動における儒教の影響
  3.1 近世の通俗道徳
  3.2 経済行動における仏教的要素と儒教的要素
 4 限定合理性

第3章 二つの消費経済社会
 1 近代以降の二つの消費経済社会
 2 消費行動の不変性
 3 近代化と生活様式の変化
  3.1 和魂洋才と生活様式
  3.2 近代化と生活様式の不変性
  3.3 生活様式の根源性

第4章 近代化戦略における戦前・戦後
 1 二段階の近代化
 2 戦前の近代化
  2.1 在来産業と発展戦略
  2.2 戦前における中流階級・新中間層および大衆
  2.3 供給サイド:在来生産における質変動への対応
  2.4 消費需要における新しい価値の発見
  2.5 戦前的戦略の欠陥
 3 戦争と敗戦から戦後へ
  3.1 近代的耐久消費財生産の1955年以降の急増
  3.2 国体論における顕教・密教説
  3.3 近代化環境への適応としての消費パターンの変化
 4 日本の経済システムの捉え方

第5章 大衆消費社会の出現と衰亡
 1 大衆の出現とその特質
  1.1 中流意識の生成
  1.2 中間層の大衆性
 2 所得分配の平等化と身分格差
  2.1 高度成長期経済システムの3側面
  2.2 ブルーカラーのホワイトカラー化
 3 所得分配、身分の平等化と大衆の出現
 4 高度成長とは何であったか
  4.1 高度成長のメカニズム
  4.2 準拠軸の喪失と若者たち
  4.3 日本型経済システム論の隆盛
  4.4 管理社会化
  4.5 株主vs 銀行 vs 経営者
  4.6 日本と欧米の戦後における所得分配

第6章 消費社会の今後
 1 1980年代以降の消費社会の伝統回帰
  1.1 ポスト・モダン消費文化論
  1.2 消費財の需給構造の変化
  1.3 他者関係の伝統回帰
  1.4 伝統回帰の持続可能性
 2 消費不況と日本経済

第7章 結語 高度成長の呪縛を越えて
 自己実現志向的な個人からなる社会/身近なグローバリズム/消費者の視点からのもの
 づくり

あとがき
参考文献
索 引
ページトップへ
Copyright (C)2004-2019 Keio University Press Inc. All rights reserved.