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目次
クリティカル・リーディング入門
A5判/並製/200頁
初版年月日:2015/10/30
ISBN:
978-4-7664-2274-0
 
(4-7664-2274-0)
Cコード:C2000
税込価格:1,980円
クリティカル・リーディング入門
人文系のための読書レッスン

目次

         
        
はじめに


第1章 どうやって本を読む!?
     あるいはどうやったら本を読める!?
 1. 「どうやって本を読む?」
 2. 感想文では駄目なのか
 3. 小論文に欠けているもの

第2章 疑ってみよう、問いを立ててみよう
 1. 大岡昇平と「堺事件」
 2. 大岡昇平が「あれっ?」と思ったこと
 3. 「堺事件」の「切盛」と「捏造」
 4. 「堺事件」から学ぶべきこと

第3章 〈語の意味〉を疑ってみよう
 1. 作者独特の言葉をあぶり出す
 2. 何気ない語に目を向けよう
 3. 日常語に気をつけよう

第4章 〈論理の構造〉を疑ってみよう
 1. 接続詞や接続助詞から関係を見つけ出す
 2. 演繹と帰納
 3. 論証
 4. 論理の流れを疑う
 5. 論理の前提を疑う

第5章 理論の罠にはまるな
 1. 幻想小説のためらい
 2. 悲劇は合理的選択
 3. 理論を作る

第6章 問いを発展させる
 1. 構造を浮き彫りにする
 ―― フローベール『感情教育』の場合
 2. 貨幣と想像力 ―― 村上春樹「パン屋襲撃」を読む 
 3. 拡張する「私」 ―― 中原中也「時こそ今は……」
 4. 接ぎ木と断絶 ―― もう一つの「時こそ今は……」

第7章 クリティカル・リーディングから論文へ

おわりに

参考文献
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