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目次
ジャーナリズムは甦るか
四六判/並製/176頁
初版年月日:2015/03/30
ISBN:
978-4-7664-2199-6
 
(4-7664-2199-X)
Cコード:C0030
税込価格:1,320円
ジャーナリズムは甦るか

目次

T 今、日本のジャーナリズムを考える   池上 彰×大石 裕
  1 「誤報」はなぜ起きるのか?
 強いスクープ志向 / 記者の専門性 / 「吉田調書」をめぐって
  2 ジャーナリズム論とジャーナリズムの「現場」との乖離
 新聞の偏向という問題 / 誤報と原発再稼働 / 裏付け取材の重要性
  3 メディアのフォーラム機能の意義と限界
 「新聞ななめ読み」掲載拒否について / 異論・反論に対する寛容さ /
 新聞は明確な主張を行うべきか
  4 拡大する「朝日批判」、「リベラル」派世論の今後
 歴史認識と言論の自由 / 複数の国益観 / 世論調査の客観性
  5 吉田証言批判の問題性
 誤報批判と歴史認識批判 / ジャーナリズムと政治 / メディアと民主主義
  6 ジャーナリズムの国籍
  7 ジャーナリズム不信とジャーナリスト教育
 ネット時代のジャーナリズム批判 / ジャーナリストの資質 / 記者会見という儀式
  8 ジャーナリストをめざす皆さんへ

U ジャーナリズムを見る視角   片山杜秀×駒村圭吾×山腰修三×大石 裕
  9 原発報道とジャーナリズム
 戦後日本社会と原発報道 / 政策の「当事者」としてのジャーナリズム /
 分極化する世論と言論 / メディアの公共性 / 世論調査の不思議 /
 「吉田調書」誤報の問題
  10 歴史問題とジャーナリズム
 ジャーナリズムと歴史認識 / 「吉田調書」誤報の問題 / 歴史認識と物語 /
 語られ、「構築」される歴史
  11 言論・表現の自由と「国益」
 言論・表現の自由とは何か / ジャーナリズムと国益 / 検証報道と調査報道 /
 複雑化した社会の中のジャーナリズム / ジャーナリズムの批判機能の限界 /
 立ちすくむ日本社会 / 社会の縮図としてのジャーナリズム
  12 国内政治とジャーナリズム
 変貌する政治と有権者 / 「保守派」対「リベラル派」という構図
  13 ジャーナリズムの未来

 おわりに  大石 裕
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