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目次
言語天文台からみた世界の情報格差
四六判/上製/336頁
初版年月日:2014/10/30
ISBN:
978-4-7664-2178-1
 
(4-7664-2178-7)
Cコード:C3004
税込価格:4,180円
言語天文台からみた世界の情報格差

目次

【第1部 言語天文台とは】

第1章 言語天文台とは
 1 世界の言語天文台
 2 言語間デジタルデバイド
 3 言語天文台の目的
 4 言語天文台の発足
 5 沖縄憲章からサイバースペース勧告へ
 6 国連開発目標
 7 天体の宇宙、言語の宇宙

第2章 動機と試行錯誤
 1 アジア情報技術標準化フォーラム
 2 情報技術標準化の国際組織
 3 情報技術のローカライゼーション
 4 初期のウェブ言語調査
 5 われわれの初調査 ―― サイバー・センサス

【第2部 言語と文字と文字符号】

第3章 世界の言語
 1 世界に言語はいくつあるのか
 2 言語の分類と系統
 3 言語学の始まりと印欧語族
 4 世界の大語族
 5 国単位でみた言語多様性
 6 言語のレッドブック

第4章 世界の文字
 1 文字とは何か
 2 世界に文字はいくつあるのか
 3 文字の分類
 4 文字の起源
 5 その後の発達
 6 絶滅した文字

第5章 世界の文字符号
 1 文字符号とは
 2 SC2議長報告
 3 ISO 646とその拡張
 4 多言語文字符号表8859シリーズ
 5 UCS / ユニコードの意義
 6 符号化文字集合のサイズ

【第3部 観測戦略と観測装置】

第6章 観測戦略 ―― ウェブ空間の巨大さへの挑戦
 1 情報爆発
 2 観測戦略とハードウェア
 3 ジェネリック・ドメインとカントリー・ドメイン
 4 ページとサーバの規模分布
 5 リンクと接続性

第7章 ウェブクロウラー
 1 ウェブクロウラーとは
 2 ミラノ大学チームとの出会い
 3 並列処理の仕組み
 4 さまざまなパラメータ
 5 データ収集作業の実際
 6 二つの独自開発クロウラー
 7 データベース天文学に学ぶ

第8章 言語判別技術
 1 言語判別技術とは
 2 言語天文台の判別エンジン
 3 重要な役割を果たした「世界人権宣言」
 4 さまざまな多言語テキスト
 5 複数の文字で書かれる言語
 6 特殊な文字符号
 7 言語判別技術の戦略性

第9章 世界の言語天文台パートナー
 1 チュニスでの出会い
 2 アダマ・サマセコウ氏
 3 言語多様性ネットワークMAAYA
 4 トルコの言語学者タルジャン博士
 5 ロシアユネスコ国内委員会
 6 アジア情報技術標準化フォーラムの仲間たち
 7 スクリプト・エンコーディング・イニシアティブ

【第4部 観測結果から何がわかったか】

第10章 使用言語の分析
 1 アジア・アフリカのウェブ言語観測結果
 2 ローカル言語比率と言語多様性指標
 3 多言語社会と言語の機能分化
 4 知的活動の媒体としての母語の運命
 5 文字符号問題は解決したのか
 6 インターネット上における言語の変形

第11章 サーバ所在地の分析 ―― 通信事情とドメイン管理状態の把握
 1 応答時間・ホップ数・サーバ所在地
 2 アジア・アフリカのサーバ所在地
 3 島嶼 ―― バーチャルドメインの典型
 4 スパム発信サーバの所在地分析
 5 ドメイン名の登録と閲覧

第12章 リンクの分析 ―― 情報の流れの可視化
 1 報道機関リンク比率による分析
 2 報道自由度ランキングとの比較
 3 次数分析とべき乗則

第13章 グラフ構造の分析 ―― コミュニティの可視化
 1 ウェブ空間は巨大な有向グラフ
 2 ウェブ空間の巨視的構造
 3 ドメイン単位のウェブ発達度
 4 言語コミュニティ・媒介言語・言語間距離

第14章 ジニ係数による分析 ―― デジタルデバイドの可視化
 1 ローレンツ曲線とジニ係数
 2 ジニ係数で測ったデジタルデバイド
 3 デジタルデバイドの評価指標体系について

おわりに
 1 人類史スケールでみた言語数の変動
 2 技術変化と文字
 3 英語の世紀
 4 言語のエンパワーメント
 5 言語天文台の示した可能性

注および参考文献
索引

コラム
 1 アルファベット発祥の地から来たデザイナー
 2 国際母語記念日の由来
 3 社会観測を行なう天文台
 4 検索エンジンを用いた簡便なページ数推計方法
 5 言葉が消えていくことはなんだか悲しい
 6 諸橋轍次と漢字コード専門家会合の長岡開催
 7 砂漠の文字、極北の文字
 8 セブ島のホテルにあった謎の文字
 9 トルコ語のアルファベット
 10 クリスマスイブの椿事
 11 世界無形文化遺産となったインドの詠唱法
 12 憧れの著者ケン・ランディ氏
 13 レナ会議出席の余波
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