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20世紀 1945年以後
A5判/上製/370頁
初版年月日:2014/11/10
ISBN:
978-4-7664-1651-0
 
(4-7664-1651-1)
Cコード:C3322
税込価格:7,040円
20世紀 1945年以後

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 日本語版に寄せて(ポール・ラングフォード)
 監修者序文(ポール・ラングフォード)
 日本語版監修者序文(鶴島博和)
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序 論  キャスリーン・バーク

第一章 統治者、統治、統治される者  一九四五年以降のイギリス政治  ジョン・ターナー
 一九四五年の労働党の勝利 / 戦後再建あるいは「ニュー・エルサレム」 / 一九四五〜五
 一年 / 豊かさの政治 一九五一〜六二年 / 現代化論者の挫折 一九六二〜七二年 /
 インフレーションと節度の崩壊 一九七二〜八三年 / サッチャリズムの絶頂 一九八三〜
 九二年 / 中道の再配置 一九九二〜二〇〇一年 / 誰がイギリスを統治したか 大統領
 的首相 国家の空洞化 国家と市民社会 中央集権化と地方自治 政体の柱 ―― 女王、
 貴族院および教会 イギリスはどの程度統治されたか / 「連合ではなく、ただの王国」 ―
 ― 連合王国とアイデンティティ 帝国の喪失、移民そして人種 ケルト的国民主義と権限委
 譲 / 階級、決定的相違、および社会的政治選挙の政治 社会運動の政治 / 結論 ――
 二〇世紀後半のイギリスにおける政治の変質

第二章 経済成長、経済衰退  ジム・トムリンソン
 序 / 公共政策問題としての成長と消費 / 経済成長 ―― いくつかの数字といくつかの問
 題 / 衰退と「衰退論」 / 衰退論の変化 / 衰退と構造的変化 / 地理的分布 / 成長と
 消費 / 衰退の犯人 / 成長、衰退、国民

第三章 伝統と変容 イギリスにおける社会と市民社会、一九四五〜二〇〇一年
ジョゼ・ハリス
 認識と現実 / 再建、耐乏、連帯 / 「市民文化」から「社会革命」へ / 私生活中心主義、
 多元主義、「個人」の礼賛 / 社会変化を解釈する

第四章 二つの文化か、一つの文化か、それともたくさんの文化か  ピーター・マンドラー
 戦後ブルース / イギリスは躍動していたのか / 「躍動するロンドン」から「かっこいいブリタ
 ニアへ」

第五章 一九四五年以降のイギリスと世界  衰退の物語かそれとも変容の物語か
デイヴィッド・レノルズ
 「金融上のダンケルク」 / チャーチルの「三つの輪」 / 帝国を失い、役割を求めて /
 「私は自分のお金が要るのよ」 / 「ヨーロッパの真の心臓部」 / 「自分の体重以上の
 パンチを放つ」 / 扱いにくい相手なのか

第六章 アイルランド  一九四五〜二〇〇一年  「希望と歴史」の間で
ダーモット・キョー
 序 / 北アイルランド 一九四五〜六三年 / 一九四〇年代終わりと一九五〇年代のアイル
 ランド / 政権に就いたショーン・レマスとジャック・リンチ / 北アイルランドの融解 /
 リンチ政権への北アイルランドの危機の影響 / 北アイルランドにおける和平の獲得 /
 アイルランド社会の社会的・政治的変化 / 「小アイルランド主義者」と社会的多元主義
 者の挑戦

結 論 世紀末  キャスリーン・バーク


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