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20世紀 1901年―1951年
A5判/上製/376頁
初版年月日:2013/08/31
ISBN:
978-4-7664-1650-3
 
(4-7664-1650-3)
Cコード:C3322
税込価格:6,380円
20世紀 1901年―1951年

目次

 日本語版に寄せて(ポール・ラングフォード)
 監修者序文(ポール・ラングフォード)
 日本語版監修者序文(鶴島博和)
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序 論 中間点 半世紀のブリテン諸島と「帝国」  キース・ロビンズ
 時代の兆候
 理念と現実
 バランスの問題
 総力戦
 過ぎ行く栄光?

第一章 ブリテン諸島/イギリス帝国  二重の委任/二重のアイデンティティ
キース・ジェフリー
 新世紀の帝国
 ボーア戦争とその影響
 帝国防衛への挑戦
 戦間期の帝国
 本国と海外における大衆帝国主義の動員
 帝国の見世物──帝国博覧会とはかないもの
 帝国の糧──経済と帝国
 帝国的コモンウェルス──民主主義と帝国
 スポーツ、スターリング、「信号情報」
 帝国の終焉

第二章 統治者の選出/選ばれた者の統治  ダンカン・ターナー
 1914年以前のイギリス政治の構造 
 第一次世界大戦とその余波
 戦後政治の再構築──統治者の選出
 帝国との関連性
 選ばれた者の統治?
 挙国一致内閣と帝国
 挙国一致内閣と選挙政治
 第二次世界大戦とその余波──労働党の実績の評価

第三章 イギリス的やり方と目的  キース・ロビンズ
 イギリス的才能
 王国の多様性
 義務の要求
 アイルランド──その岐路
 未解決の統合
 イギリスの問題を表現する
 統合を調整する
 特別なままであること
 最良の時間と未来の予感

第四章 イギリス人であること 信条と文化  シアーン・ニコラス
 芸術──ハイ・カルチャー、ロー・カルチャーと、大衆的な中間の文化
 スポーツ文化
 「信仰をもつ」
 青少年文化
 女性と文化
 一つの国民文化か、多様な国民的文化か
 アメリカ化
 「イギリス人であること」──国民文化の擁護
 第二次世界大戦──国民文化とナショナル・アイデンティティ 1939〜45年
 新時代の到来

第五章 統合と分離 勝利の代償  デイヴィッド・ダットン
 疑いのない勝利
 勝利の代償?
 なおも世界大国として
 欧州の一員か、帝国とともに生きるか
 「統合された王国(ユナイテッド・キングダム)」
 共通の目標のための結集
 「新しい理想社会(ニュー・イェルサレム)」建設に向かって
 「戦後の合意(コンセンサス)」
 世紀中間点での総括
 おわりに――世紀後半を展望しながら

第六章 後退する優位 イギリス経済  W・R・ガーサイド
 エドワード時代――「最盛期」? それとも忍び寄る衰退?
 第一次世界大戦下の経済、1914〜18年――負担とチャンス
 つまずく大戦後の経済
 世界経済の変容に直面する1920年代のイギリス
 嵐の1930年代――恐慌と回復
 正統主義対急進主義――1939年以前の政策の優先順位
 二度目の世界大戦と戦後再建
 「黄金時代」を前にして――1950年のイギリス経済

第七章 富、貧困、進歩  ロドニー・ロー
 資産と収入の分配
 なぜ再分配が実現したのか 階級への影響
 貧困 社会的帰結
 地域、ジェンダー、人種における不平等
 地域的不平等 ジェンダーにおける不平等 人種の不平等
 福祉に対する政府の役割
 結語

結 論 衰退と進歩  キース・ロビンズ

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