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子どものうつ病
四六判/並製/256頁
初版年月日:2012/10/31
ISBN:
978-4-7664-1980-1
 
(4-7664-1980-4)
Cコード:C0047
税込価格:2,640円
子どものうつ病
― 理解と回復のために

目次

  はじめに

第1章 「うつ病」の理解:「うつ気分」と「うつ病」

 「うつ病」は稀なものではありません
 思春期の子どもの「うつ気分」
 思春期の友人の支えと、家族の役割
   ・症例1 「うつ気分」のA子さん
 うつ病とは?
   ・症例2 「うつ病」のB子さん
 「うつ気分」と「うつ病」はどう違うのか
 うつ病の症状はどんなものがあるでしょうか
 「うつ病かもしれない」というときはどんなときでしょうか
 病院を受診するのは、どのようなときが適切なのでしょうか
 医師はどのように考えるのでしょうか
 病院を訪れたとき、本人はどう考えているのでしょうか


第2章 「うつ病」にともなう様々な状態――発達障害との関連も含めて

 反抗的な行動について
   ・症例3 反抗的でいらいらとした状態のC君
 「うつ」と反抗・衝動との関係
 「うつ」と注意欠陥多動障害(AD/HD)
   ・症例4 AD/HDとうつ病が関連しているD君
 自閉症と「うつ」
 発達性協調運動障害とうつ病
   ・症例5 不器用さが幼少期からみられたE君
 学習障害とうつ病
   ・症例6 小学校低学年から漢字が書けないことを悩んでいたF君
 不安とうつ病
 不登校とうつ病
 頭痛・腹痛、吐き気などの身体愁訴とうつ病
 「いじめ・いじめられ」とうつ病
   ・症例7 友だちと話さなくなり不登校になったG子さん
 インターネット依存症とうつ病
 自殺とうつ病
 自傷行為とうつ病
 「死にたい」と子どもが言ったとき、どうするか


第3章 「うつ気分」を引き起こす出来事にどう対応するか

 うつ病の予防への試み
 子どものうつ病へのリスクを知るために
 対人関係の不安にどう対応するか
 レジリエンス(回復力)をどうはぐくむか
 怒りの感情について
 うつ病の予防


第4章 うつ病の治療について知ってほしいこと

 どんなときに病院やクリニックを訪れるとよいのでしょうか
 医療機関を訪ねたなら
 学校にはどう相談をしたらよいのでしょうか
 家族はうつ病をどう考えるとよいのでしょうか
 よくもちいられる治療
 精神療法について
 薬物療法について
 認知行動療法について
 社会生活を積極的に考えて治療しましょう
 カウンセリングの基礎技術
 治療のステップとペース
 子どもの考えを尊重するために
 再発の予防のために
   ・症例8 うつ病が治ったのちに治療を求めてきたH子さん


おわりに
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