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目次
生涯元気をめざして
四六判/並製/256頁
初版年月日:2011/12/26
ISBN:
978-4-7664-1903-0
 
(4-7664-1903-0)
Cコード:C0047
税込価格:2,200円
生涯元気をめざして
医師のすすめる心身健康長寿法

目次

プロローグ
 生活の質(QOL)を高めることが人生の質を高める/ 健康科学は確立していない?/ 高齢医師の役割

T章 生活の質を高める生き方
 元気感をもとう
 生きがいに必要な元気感
 生きる意味
 生き方についての九カ条
 有名人の考える「生きがい」とは
 生きがいの個人差
 生き方についての名言
 健康管理についての疑問
  コレステロール/ 肥満度と死亡率/ 睡眠/朝食をとるほうがよいか/ 塩分/ コーヒー
 就寝前の水分補給は脳梗塞を予防するか
 筋肉の老化とその予防
 百寿者の身体能力、生き方に学ぶ
  実態/ 元気感/ 医学的側面/ 性格/ 食生活
 医者のかかり方

U章 生活の質を高める生活習慣
 五つの生活習慣
  一 食習慣
   メタボリック・シンドロームの人にみられる食習慣/ 食べる順序/ 体重のコントロール/  一日に必要なカロリー/ 老化予防のためのサプリメント/ 嗅覚・味覚障害、嚥下障害の人の食事のとり方/ 歯周病と脳梗塞、そしゃく機能と学習機能

 二 運動習慣
  運動の効用―メタボリック・シンドロームの予防/有酸素運動により最大酸素摂取量がふえる/ 筋肉内の抗酸化物質をふやす/ 脳の働きを活発にする/ 運動は睡眠を改善し、ストレスを減らし、気分も改善させる/ 運動はがんを予防する/ 有酸素運動と無酸素運動をバランスよくおこなう
  運動量―睡眠障害を防ぐ運動/ 糖尿病、肥満を防ぐ運動/ 認知障害を防ぐ運動/ 介護予防と筋力トレーニング

 三 睡眠習慣
   からだのなかのリズムと睡眠のリズム/ 睡眠リズムの乱れ/ 睡眠不足がつづくと肥満になる/ 睡眠不足は糖尿病を悪化させる/ 睡眠障害の治療(起床時間と寝る前の入浴)/ 睡眠薬/ 早起きの効用

 四 脱ストレス習慣(ストレスをためない習慣)
  なにがストレスになるか/ 仕事を離れる/ ストレス対応/ 高齢者はストレスに弱くなっている

V章 脳の老化を防ぐ
 脳を活性化する習慣
 人生は脳の働きに左右されるが、自分の脳は自分でコントロールできる
 脳の老化とは
 心の老化はあるか
 脳の崩壊を防ぐ予防法
 脳の栄養
 認知症の種類と予防
  アルツハイマー病/ レビー小体型認知症/ ピック病/ 脳血管性認知症

W章 高齢者の現実
 高齢者の定義
 高齢社会
 平均寿命
 高齢化の速度
 平均寿命と健康寿命
 現在の生活に対する不安
 一人暮らしの高齢者の孤独感
 高齢者の三大死因
 高齢者と薬
 高齢者の運転

X章 加齢による心身の変化
 健康とは
 加齢変化と老化―老化には個人差がある
 老化の原因
  1 フリーラジカル説/ 2 クロスリンク説/ 3 エラー説/ 4 体細胞変異説/ 5 自己免疫説/ 6 テロメア説/ 7 遺伝子説
 有名人が老化に気づいたとき
 老年症候群
 老化への対応
 老化を再確認するためのチェックポイント
  1 各臓器の機能の老化のなかで自覚できるものがありますか/ 2 運動不足になっていませんか/ 3 間食をしていませんか/ 4 睡眠の質が悪化していませんか/ 5 脳を有効に使っていますか
 からだの各臓器、システムの老化
  1 脳と神経系、高次機能の老化/ 2 消化器系の老化/ 3 免疫系の老化/ 4 内分泌系の老化/ 5 循環器系の老化/ 6 骨・運動器系の老化
 性格は老化するか

Y章 定年後の心身と生活の変化
 定年後の心境の変化
 定年後の虚無感とその対応
 定年後の自立を考えた生活習慣の軌道修正
 定年後の家計
 定年後の生活資金
 定年を契機に健康診断をしよう
 定年後の医療費
 定年後を豊かに生きるための二五カ条

Z章 高齢者と医療制度
 高齢者の医療費
 療養病床削減の波紋
 介護保険料の仕組み
 介護保険改正の意図はなにか
 介護保健施設
 医療の質

[章 高齢者の社会的側面
 社会における高齢者の扱い
 定年後も働きたい人が多い
 年金
 高齢者は敬われているか
 高齢者の生き方
 高齢者雇用確保のために定年制を見直す
 定年後新しいことに挑戦する
 高齢者の社会参加
 高齢者の役割
 再雇用時高齢者の能力をどう評価するか

\章 有限の人生を意識して生きる
 人生は有限
 人生の幕の閉じ方
 幸せを感じるのはいつか
 多様な死生観
 最後のときのいのちの質

エピローグ
 定年後の高齢者の能力を生かそう/ 健康についての考え方の進化/ 生活の質

参考文献
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