Contents
目次
中国 改革開放への転換
A5判/上製/416頁
初版年月日:2011/10/31
ISBN:
978-4-7664-1884-2
 
(4-7664-1884-0)
Cコード:C3031
税込価格:5,720円
中国 改革開放への転換
「一九七八年」を越えて

目次

はじめに

第一部 変化する社会とその原点

第一章 中国における階級概念の変遷―毛沢東から華国鋒へ―   家近亮子
はじめに
一 毛沢東の階級概念
二 毛沢東の死直後の権力概念
おわりに―華国鋒の再評価

第二章 中国農村における組織化の展開―連続性の視点から―   鄭 浩瀾
はじめに
一 農村組織化の連続性
二 農村組織化の展開とその問題点
おわりに

第三章 中国キリスト教の五〇年代と七〇年代―退行≠ニ非退行=@田島英一
はじめに
一 中国共産党にとってのキリスト教
二 第三期(一九五〇年代)のキリスト教
三 第五期(一九七八年−一九八二年)のキリスト教
おわりに

第四章 一九七〇年代の中国、台湾
―現代作家と政治の「微妙な」関係について―   小山三郎
はじめに
一 台湾現代文学のなかの作家と政治の確執
二 一九七〇年代の変貌する作家と政治の関係
おわりに

第五章 中国の歴史教育課程における階級闘争史観の変容
―「教学大綱」と歴史教科書を手掛かりに―   王 雪萍
はじめに
一 階級闘争史観の教育課程への導入(一九四九年−一九五七年)
二 階級闘争絶対史観の確立(一九五八−一九七八年)
三 階級闘争史観絶対視からの脱却(一九七九年−一九八九年)
四 階級闘争史観の衰退(一九九〇年以降)
おわりに

第六章 「中国の会」小考―雑誌『中国』とその周辺―   嵯峨 隆
はじめに
一 「中国の会」と雑誌『中国』の刊行
二 中国問題への「非政治主義」的アプローチ
三 文化大革命時期におけるいくつかの議論
四 日中国交回復と「中国の会」
おわりに

第二部 政治の転換点と模索

第七章 現代中国史における一九七八年の画期性について   高原明生
はじめに
一 文革後の経済政策について
二 思想路線の対立
三 軍と外交をめぐる争い
四 一九七八年一一月〜一二月の中央工作会議と三中全会の意義
おわりに

第八章 文化大革命以降の権力継承問題と中越戦争
―権力継承問題における内政と外交の連関―   磯部 靖
はじめに
一 対越軍事行動の決定過程
二 ケ小平の権力継承者としての正統性問題と中越戦争
おわりに

第九章 米中国交正常化に対する台湾の内部政策決定
―情報統制の継続と政治改革の停滞―   松田康博
はじめに
一 米中接近への対応―情報統制と政治改革
二 米中国交正常化発表への対応
三 行政院臨時院会と国民党第一一期三中全会
四 宣伝・情報統制工作の強化
五 政治改革の停滞
六 心理戦の重視
おわりに

第一〇章 中華民国外交檔案に見る「別れの外交(日華断交)」
―椎名悦三郎の訪台を中心に―   川島 真
はじめに
一 日中国交正常化/日華断交後への中華民国の多元的対応
二 椎名悦三郎特使受け入れ決定過程再考
三 椎名悦三郎特使の訪台
おわりに

第一一章 彭真と全国人民代表大会―文革後の人代改革と人代の可能性―   加茂具樹
はじめに
一 新しい政治アクターとしての人代
二 人代改革の方針
三 「権威ある人民の権力機関」の建設
おわりに

第三部 経済発展の起点と問題の継承

第一二章 経済システムからみた「断絶」「継承」「連続」   駒形哲哉
はじめに―本稿の課題
一 資本蓄積方式と変容―断絶
二 一九七〇年代末以前から以降への「継承」と七〇年代の位置づけ
三 毛沢東モデルから「社会主義市場経済」へ―「連続」
おわりに―「断絶」「継承」「連続」の総合としての「社会主義市場経済」

第一三章 中国農村の余剰労働力問題と農村工業化再考
―一九七〇年代農村企業の萌芽―   大島一二
はじめに
一 中国農村の余剰労働力問題
二 農村企業と余剰労働力問題
三 華西村にみる農村工業化運動
四 地域間労働力移動と余剰労働力問題
おわりに

第四部 転換する国際関係の中の外交・軍事・安全保障

第一四章 文化大革命と人民解放軍―軍隊院校教育をめぐって―   安田 淳
はじめに
一 教育機関の全体的な変容
二 教育機関別の変容
三 教育機関の復活
おわりに

第一五章 秩序変革を目指す中国外交―対インドネシア外交の展開を事例として― 飯田将史
はじめに
一 国交樹立から凍結まで
二 関係正常化への長い道のり
三 地域秩序再編へ向けた対インドネシア外交
おわりに

第一六章 「ニクソン・ドクトリン」と日本
―「調整された関与」のもとでの自助・依存・地域協力―   神保 謙
はじめに
一 「ニクソン・ドクトリン」―「自助」と「地域協力」の岐路
二 沖縄返還問題と「ニクソン・ドクトリン」―NSSM‐5とNSDM‐13
三 「佐藤・ニクソン共同声明」と「自助」・「地域協力」の位相
おわりに

第一七章 中国政治と米中和解
―「米ソ結託」論から「米ソ矛盾」論への逆説的転換、一九六九−一九七〇年―  増田雅之
はじめに―米中和解の「意義」と「異議」
一 ソ連との合意形成を目指す周恩来路線
二 「戦争不可避」論に発展する林彪路線―人民解放軍の動向
三 政策プランの作成―四元帥「国際情勢座談会」
四 動きはじめる米中ソ関係
五 路線の収斂を目指す周恩来
六 米国との接触
おわりに
ページトップへ
Copyright (C)2004-2019 Keio University Press Inc. All rights reserved.