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リスクの誘惑
A5判/並製/324頁
初版年月日:2011/09/15
ISBN:
978-4-7664-1857-6
 
(4-7664-1857-3)
Cコード:C0011
税込価格:3,520円
リスクの誘惑

目次

はしがき――『日本沈没』以降の「リスクの誘惑」案内

I 「リスクの誘惑」案内
高度情報化社会の揺らぎとリスクの変質、自己の変質をめぐる人類学的考察
 ――先端技術先導情報化社会のリスクの変移と偶然性に寄り添う感性の探究   宮坂敬造

小松左京、リスクとその誘惑を語る――文学からSFへ、SF以後へ   聞き手:宮坂敬造・巽孝之

II 戦争、リスク、人間
カタストロフィリア   巽孝之

UNKNOWNの誘惑―情報を基本とした「軍事における革命」と非対称戦   江畑謙介

一/六〇秒の永遠 向山貴彦

III 賭博と人生
座談会 リスクと どうつきあうか   つかこうへい、山野浩一、坂上貴之 司会:坂本光

リスクの認識、ギャンブルの試行   山野浩一

IV リスクと行動、世界観
「サイコロを振る神」の下で   広田すみれ

犯罪者処遇とリスク   西瀬戸伸子

危険の誘惑   坂上貴之

東洋と西洋におけるリスクの概念   ウィリアム・O・ビーマン

V 時代とリスク――ヨーロッパの中世と近代の文学的検討から
グーテンベルク聖書を取り巻くリスク   宮利行

触れるセクシャリティとリスクの誘惑――『ドラキュラ』とイギリス一九世紀末   武藤浩史

VI リスクと美の世界
アウトサイダー・アートの境域──インサイド・アウトとアウトサイド・インの芸術学   前田富士男

あとがき   坂上貴之

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