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目次
西部戦線異状あり
A5判/並製/292頁
初版年月日:2011/08/20
ISBN:
978-4-7664-1848-4
 
(4-7664-1848-4)
Cコード:C3098
税込価格:3,080円
西部戦線異状あり
第一次世界大戦とイギリス女性作家たち

目次

はじめに戦争ありき   河内恵子

戦争の影をを求めて
 ―『歯科記録』からドロシー・リチャードソンの『遍歴』を読む   大道千穂

女たちの戦争
 ―レベッカ・ウェストの『兵士の帰還』を読む   大道千穂

もう一人のジェイコブ
 ―ヴァージニア・ウルフの『ジェイコブの部屋』と戦争   出渕敬子

不在の戦争、あるいは享楽の反復
 ―キャサリン・マンスフィールドの「至福」を読む   遠藤不比人

心に開いた生の傷
 ―メイ・シンクレアの『ロマンティック』を読む   遠藤不比人

「戦争は私の信念を裏切り、私の愛を嘲った」
 ―ヴェラ・ブリテンの『青春の遺言書』と『暗い満ち潮』を中心に   上田敦子

中間地帯(ノーマンズランド)という居場所
 ―ラドクリフ・ホールの『孤独の泉』を読む   河内恵子

母と娘が紡ぐ残酷物語
 ―ヘレン・ゼナ・スミス『西部戦線異状あり―戦争の継子たち』を読む   河内恵子

戦争という歴史/物語
 ―21世紀の今、第一次世界大戦文学は?   河内恵子

参考文献
索引
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