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インテリジェンス
A5判/上製/428頁
初版年月日:2011/05/30
ISBN:
978-4-7664-1826-2
 
(4-7664-1826-3)
Cコード:C3031
税込価格:4,620円
インテリジェンス
機密から政策へ

目次

監訳者まえがき
序文

第1章 「インテリジェンス」とは何か
 なぜ、われわれはインテリジェンス機関を持つのか
 インテリジェンスとは何についてのものか

(コラム)2001年9月11日のテロ攻撃:真珠湾攻撃の再現か?
 政策とインテリジェンス:厳格な分離
 「そして、あなたがたは真理を知るであろう」
 インテリジェンスの実用的な概念

第2章 米国インテリジェンスの発展
 主なテーマ
 歴史上の主要な展開

第3章 米国インテリジェンス・コミュニティ
 インテリジェンス・コミュニティを見る他の切り口
 多くの異なるインテリジェンス・コミュニティ
 インテリジェンス・コミュニティの関係のうち重要なもの
 インテリジェンス予算プロセス

(コラム)インテリジェンスの単純さ
 八つの同時予算

第4章 マクロ見地からのインテリジェンス・プロセス―誰が、何を、誰のために
 要求
 収集
 処理と活用
 分析と生産
 配布と消費
 フィードバック
 インテリジェンス・プロセスに関する考察

第5章 収集と収集方法
 すべてに関わる問題
 長所と短所
 結論

(コラム)なぜ機密指定するのか
 写真解釈担当官の必要性
 「シギント」対「イミント」
 インテリジェンスに関するユーモア

第6章 分析
 主なテーマ
 分析上の諸論点
 インテリジェンス分析―評価

(コラム)分析について考えることのメタファー

第7章 カウンターインテリジェンス
 内部的保護手段
 外部指標と防諜
 カウンターインテリジェンスの問題点
 漏洩
 国家安全保障書簡
 結論

(コラム)誰が誰をスパイするのか
 なぜスパイ活動をするのか

第8章 秘密工作
 意思決定過程
 秘密工作の範囲
 秘密工作における論点
 秘密工作の評価

(コラム)暗殺:ヒトラーの議論
 暗殺の禁止:新しい解釈

第9章 政策決定者の役割
 米国の国家安全保障政策過程
 誰が何を欲するのか
 インテリジェンス・プロセス―政策とインテリジェンス

(コラム)政策決定者とインテリジェンス収集
 インテリジェンスの不確実性と政策
 インテリジェンスの限界と政策:ハリケーン・カトリーナ
 正しい期待の設定

第10章 監視と説明責任
 行政的監視の諸問題
 議会による監視
 議会による監視をめぐる論点
 議会による監視の内的力学
 結論
(コラム)言語学的な余談:oversightの二つの意味
 議会のユーモア:歳出権限承認者VS. 歳出予算決定者
 インテリジェンス予算の公開:上か下か

第11章 インテリジェンスの課題―国民国家
 ソ連問題の圧倒的な重要性
 ソ連の軍事能力の強調
 統計インテリジェンス情報の強調
 二国間関係の「居心地のよさ」
 ソ連崩壊
 インテリジェンスとソ連問題
 現在の国民国家の問題

第12章 インテリジェンスの課題―国境を越える問題
 冷戦後の米国の国家安全保障政策とインテリジェンス
 インテリジェンスと新しい優先分野
 テロリズム
 核などの拡散
 麻薬
 経済
 健康と環境
 平和維持活動
 ネットワーク戦争(情報工作)
 戦場における認識の優位(DBA)
 結論

(コラム)イラクの核開発計画:注意を喚起する物語

第13章 インテリジェンスをめぐる倫理および道徳上の問題
 道徳に関する一般的問題
 情報収集と秘密工作に関する諸論点
 分析に関する諸論点
 監視に関連する諸問題
 メディア
 結論

(コラム)分析担当者の選択肢:文化的違い

第14章 インテリジェンス改革
 改革の目的
 インテリジェンス改革における諸問題
 結論

第15章 諸外国のインテリジェンス機関
 英国
 中国
 フランス
 イスラエル
 ロシア
 結論

事項索引
人名索引
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