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目次
現代日本農業の政策過程
A5判/上製/402頁
初版年月日:2010/05/15
ISBN:
978-4-7664-1730-2
 
(4-7664-1730-5)
Cコード:C3333
税込価格:4,180円
現代日本農業の政策過程

目次

はしがき

序章 日本農業を見る視点
 0.1 はじめに
 0.2 農業改革の阻害要因
 0.3 グローバル化と農業保護政策
 0.4 水田農業の構造転換
 0.5 農業政策の政治経済学
 0.6 本書の構成
 
第1章 現代日本農業の構造
 1.1 はじめに
 1.2 日本農業の実態
 1.3 日本農業の比較生産性
 1.4 農業予算の構造
 1.5 今日の農業政策の背景
 
第2章 ミクロ経済学と農業政策の理論
 2.1 はじめに
 2.2 市場の効率性とは何か
 2.3 価格政策と補助金による社会的損失
 2.4 比較優位と貿易の理論
 2.5 レントシーキングと政策決定の政治経済学

第3章 戦後日本農政の展開過程
 3.1 はじめに
 3.2 農地制度と日本農業
 3.3 食糧管理制度の変遷とコメ政策
 3.4 農業基本法から食料・農業・農村基本法へ

第4章 現代日本農政の展開と方向
 4.1 はじめに
 4.2 食料・農業・農村基本法の意義と課題
 4.3 担い手政策・経営安定政策の展開
 4.4 現代農地政策の展開
 4.5 農協制度と農協問題
 4.6 民主党政権の農業政策

第5章 農業政策の国際化対応
 5.1 はじめに
 5.2 農業問題の源泉と保護水準
 5.3 WTO農業協定への道のり
 5.4 WTO農業交渉の展開
 5.5 日本の農産物の関税政策
 5.6 FTAと農業問題
 5.7 対外政策の転換点――農産物輸入セーフガード問題

第6章 日本・韓国・台湾の経済発展と農業政策
 6.1 はじめに
 6.2 経済発展と農業構造の変化
 6.3 農業政策の変遷
 6.4 名目助成率による保護水準の計測
 6.5 「東アジアの奇跡」時代の農業保護の展開
 6.6 農業保護の成長要因
 6.7 第2次世界大戦前の日本の農業問題

第7章 国際農産物市場の新展開と日本農業の総合戦略
 7.1 はじめに
 7.2 世界の食料需要の変化
 7.3 アジアの食料・農業問題
 7.4 食料の安全保障と食料自給率
 7.5 経済のクローバル化と日本農業の総合戦略
 7.6 日本農業のゆくえ

第8章 日本農業再生の条件
 8.1 はじめに
 8.2 1940年体制からの脱却
 8.3 食料自給率問題の本質
 8.4 おわりに

引用文献
索引
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