慶應義塾機関誌
明治31年3月創刊(毎月1回1日発行) 発行:慶應義塾 編集人:慶應義塾広報室長 編集・制作:慶應義塾大学出版会
No.1194 2015年11月号
長寿社会に挑戦する
慶應義塾大学では10月初旬「KEIO AGING WEEK」を設け、高齢社会に対応するための国際会議等が開かれました。認知症を中心に課題が多い高齢社会ですが、課題とするだけでなくこれを機会と捉え、各研究分野が積極的に知見を結集し、少しでも明るい未来を築くべく努力しています。このような慶應義塾としての「長寿社会」への取り組みの一端を紹介する特集です。
国際会議「認知症社会における経済的挑戦と機会」開会挨拶 For a Better Understanding of Cognitive Declineand its Impacts 清家 篤(慶應義塾長)
医療分野へ応用される人工知能と健康長寿社会への貢献 榊原康文(慶應義塾大学理工学部生命情報学科教授)
高齢社会の個人向け投資サービス 野村亜紀子(野村資本市場研究所主任研究員)
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◆特集◆ 「学問の独立」を問う
◆特集◆ プライバシーのゆくえ
塾員専用の読書クラブ「KEIO BOOK CLUB」が オープン! 読書に嬉しい特典を揃えましたので 慶應義塾大学卒業生は、ぜひご登録ください。 運営:慶應義塾大学出版会
米倉 満(株式会社理容米倉代表取締役社長・塾員) 高橋 純(銀座橋洋服店店主・塾員) 阿部太郎(慶應義塾幼稚舎教諭)
解説 石橋國雄
戸田博史
草苅義子、篠倉正信、砂田 実、三浦英子
中川龍太郎
河端瑞貴、坂内健一
『心の病、初めが肝心──早期発見、早期治療の最新ガイド』 水野雅文
『ハンガリー公使大久保利隆が見た三国同盟 ──ある外交官の戦時秘話』 川邦子
『ふしぎな君が代』 辻田真佐憲
小林一彦、粕谷育功、伊藤尚之、荒巻知子
慶應義塾幼稚舎の体験した戦争の記録
慶應義塾幼稚舎の体験した戦争の記録。幼稚舎に残る史料を再構成して上下2巻にまとめる。
「善を行うに勇なれ」
塾長として戦時の慶應義塾を守り、戦後は文筆家として日本の幅広い層に影響与え、今上天皇の皇太子時代の御教育常時参与として世に知られる小泉信三。その生涯を、平易な文体で描いた待望の伝記。
元幼稚舎長にして 稀代の教育者 吉田小五郎が綴る 珠玉の随筆選
元慶應義塾幼稚舎長吉田小五郎の名随筆を新編集で3巻に収める。多くの教え子に慕われた教育者として、日本を代表するキリシタン史研究者として、「民藝運動」に関わった美術品蒐集家として、培った観察眼とその描写は、時代を超えて読む者を惹きつける。没後30年を期に刊行!
元慶應義塾長が紐解く 歴代塾長の足跡
世紀の転換期に慶應義塾長を務め、その後も文部科学省中央教育審議会の初代会長を務めるなど、教育行政に長年関わってきた鳥居泰彦氏による慶應義塾の歴史叙述!
「三田評論」連載の「慶應義塾 史跡めぐり」が、福澤先生の史跡をまとめて1冊の本になりました!
『福翁自伝』に沿いながら、中津・大阪・東京・ロンドン・パリなどの福澤先生ゆかりの地を辿り、彼が生きた時代の背景を知ることができる一冊。
あの、名講義・名講演が いまCDで甦る!
昭和33年〜40年の「福澤先生と近代日本」「福澤諭吉と北里柴三郎」「私の読書歴」「スポーツが与える三つの宝」の小泉信三の4つの講演を3巻組のCDに収録。その声を初めて聞く方にも最適な小泉信三入門。