慶應義塾機関誌

 三田評論
  明治31年3月創刊(毎月1回1日発行)
   発行:慶應義塾 編集人:慶應義塾広報室長 編集・制作:慶應義塾大学出版会

 
今月の表紙
2018年6月号表紙
space今月の特集spaceKEIO PHOTO REPORTspace立ち読みspace三田評論とはspace次号予告space前号紹介spaceバックナンバーspace講読方法space
 
2014年11月号
 

No.1183 2014年11月号

  特集
統計学が未来をひらく
2014年11月号の目次を見る
 
毎月1回1日発行
税込価格:451円(本体 410円)
定期購読:4,700円(税・送料込)
在庫あり
在庫について
配送料について
定期購読のお申し込み
 
ご注文方法はこちら
    
 
◆特集

統計学が未来をひらく

ビッグデータ、オープンデータの時代になり、「統計」に対するイメージが大きく変わろうとしています。膨大に取得できるようになったデータをどのように取扱い、分析して問題解決に結びつけるのか。今、あらゆる場で、この「データサイエンス」の力が求められ、学校教育や社会のなかで、いかに身に付けていくかが大きな課題となってきています。新しい統計の力とは何か。実学としての統計学の必要性をあらためて考える特集です。

 
 
〈座談会〉データサイエンス時代の統計教育
 
須江雅彦(総務省統計研修所所長兼大臣官房統計情報戦略推進官)
丸山優二(NHK制作局科学・環境番組ディレクター)
椿 広計(情報・システム研究機構 統計数理研究所副所長・特選塾員)
村井 純(慶應義塾大学環境情報学部長、同学部教授)
渡辺美智子(慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科教授(司会))
 
〈関連記事〉
 

新聞と統計リテラシー──数字の伝え方と受け取り方
福田昌史(読売新聞東京本社世論調査部)

 

米国小学校の問題解決型の統計科学的思考力育成
南 美穂子(慶應義塾大学理工学部数理科学科教授)

 

福澤諭吉と統計学──実学の文法
馬場国博(慶應義塾湘南藤沢中・高等部教諭、福澤研究センター所員)

 
 
 慶應義塾維持会
母校を思う塾員と篤志家の皆様により、義塾の教育研究活動を財政支援する目的で設立された一世紀余の歴史を有する組織です。
会員の皆様にはご加入期間『三田評論』を贈呈いたします。
→詳細はこちら
 
慶應義塾史跡めぐり
 

上信越道佐久インターチェンジから岩村田に向かい、県道四十四号線を走ること十五分で佐久市志賀の集落に至る。志賀には「神津」姓を名乗る家が多いが、藤原北家の後裔で南北朝時代に伊豆神津島よりこの地に移住したと伝えられる。…

続きを読む
 
 次号予告
2014年12月号 No.1184

◆特集◆
「スーパーグローバル大学創成支援」事業に採択されて

 
 前号紹介
2014年10月号 No.1182

◆特集◆
地域研究の軌跡と展望

前号表紙
 
バックナンバー
 
KEIO BOOK CLUB

塾員専用の読書クラブ「KEIO BOOK CLUB」
オープン! 読書に嬉しい特典を揃えましたので
慶應義塾大学卒業生は、ぜひご登録ください。
運営:慶應義塾大学出版会

◆その他の企画
<話題の人
チーム力で取り組む「もっと良いクルマづくり」
   
鈴木敏夫さん 鈴木敏夫さん
(トヨタ自動車 製品企画本部 主査・塾員)
 
インタビュアー
大山かおる(元NHKキャスター、潟Pイツー社長・塾員)
   
話題のコンパクトカー「パッソ」の開発責任者である鈴木さんは、これまでも「女性に向けたクルマづくり」を手掛けてきました。技術や部品だけではなく、人をまとめる役割でもある主査=チーフエンジニアという仕事。その根底には、塾で培った「チーム力」がありました。
   
space
<三人閑談>
古墳探訪のすゝめ

矢澤高太郎(古代史ジャーナリスト・塾員)
下島綾美(お菓子作り考古学者・塾員)
草野 厚(慶應義塾大学名誉教授)


近年、若い女性を中心に「古墳」への関心が高まっています。その独特の美しい姿形はもちろん、古代にこのような巨大な建造物をどのように造ったのか、なぜ全国に同じ形のものが多数あるのかなど、古墳をめぐるさまざまな謎も私たちを引きつけてやみません。古代へのロマンをかき立てられる閑談です。
 
<連載>
 KEIO MONO MUSEUM65  
 星亨遺品・旧蔵書

解説 小川原正道

 現代に生きる福澤諭吉のことば その95
大久保忠宗
加藤三明

 
<演説館>
 休眠預金の社会的活用──「社会的投資市場」形成に向けて

鵜尾雅隆


 
<その他>
「実学(サイエンス)」によって地球社会の持続可能性を高める
清家 篤(慶應義塾長)
 メディアの公共性と越境性──RIPE二〇一四東京大会報告

山本信人(慶應義塾大学法学部教授、メディア・コミュニケーション研究所長)

 丘の上

小沼通二、高際伊都子、西村 亨、橋本大二郎

 塾員クロスロード

杉吉勇輝、鶴木由美子

 Researcher's Eye

安形麻理、中嶋 敦、本田賢也

 執筆ノート

『犬も歩けば物理にあたる──解き明かされる日常の疑問』
下村 裕(訳)

『未承認国家と覇権なき世界』
廣瀬陽子

 社中交歓 (蠍 )

森川オサム、土田里香、長野慶太、山本英史

 

 
TOPへ戻る
 
     
     
   
読者の皆様へご案内します。

慶應義塾幼稚舎の体験した戦争の記録


慶應義塾幼稚舎疎開学園の記録 上
慶應義塾幼稚舎疎開学園の記録 上
慶應義塾幼稚舎「疎開学園の記録」編集委員会 編

慶應義塾幼稚舎の体験した戦争の記録。幼稚舎に残る史料を再構成して上下2巻にまとめる。

 

「善を行うに勇なれ」


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
伝記 小泉信三
神吉 創二 著

塾長として戦時の慶應義塾を守り、戦後は文筆家として日本の幅広い層に影響与え、今上天皇の皇太子時代の御教育常時参与として世に知られる小泉信三。その生涯を、平易な文体で描いた待望の伝記。

詳細はこちら
 

元幼稚舎長にして
稀代の教育者
吉田小五郎が綴る
珠玉の随筆選


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
吉田小五郎随筆選
(全3巻+別冊)
吉田 小五郎 著

 元慶應義塾幼稚舎長吉田小五郎の名随筆を新編集で3巻に収める。多くの教え子に慕われた教育者として、日本を代表するキリシタン史研究者として、「民藝運動」に関わった美術品蒐集家として、培った観察眼とその描写は、時代を超えて読む者を惹きつける。没後30年を期に刊行!

詳細はこちら
 

元慶應義塾長が紐解く
歴代塾長の足跡


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
回想 慶應義塾
鳥居 泰彦 著

世紀の転換期に慶應義塾長を務め、その後も文部科学省中央教育審議会の初代会長を務めるなど、教育行政に長年関わってきた鳥居泰彦氏による慶應義塾の歴史叙述!

詳細はこちら
 

「三田評論」連載の「慶應義塾 史跡めぐり」が、
福澤先生の史跡をまとめて1冊の本になりました!

 

福澤諭吉 歴史散歩 加藤 三明 著 山内 慶太 著 大澤 輝嘉 著
福澤諭吉 歴史散歩
加藤三明 著
山内慶太 著
大澤輝嘉 著

『福翁自伝』に沿いながら、中津・大阪・東京・ロンドン・パリなどの福澤先生ゆかりの地を辿り、彼が生きた時代の背景を知ることができる一冊。

詳細はこちら
 

あの、名講義・名講演が
いまCDで甦る!


小泉信三「福澤諭吉を語る」 小泉 信三 講演
小泉信三「福澤諭吉を語る」
小泉 信三 講演より

昭和33年〜40年の「福澤先生と近代日本」「福澤諭吉と北里柴三郎」「私の読書歴」「スポーツが与える三つの宝」の小泉信三の4つの講演を3巻組のCDに収録。その声を初めて聞く方にも最適な小泉信三入門。

詳細はこちら
 
CDシリーズ 慶應義塾の名講義・名講演として、西脇順三郎「最終講義」も発売中です。
詳細はこちら
     
Copyright (C)2004-2024 Keio University Press Inc. All rights reserved.