慶應義塾機関誌

 三田評論
  明治31年3月創刊(毎月1回1日発行)
   発行:慶應義塾 編集人:慶應義塾広報室長 編集・制作:慶應義塾大学出版会

 
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2014年7月号
 

No.1181 2014年8・9月合併号

  特集
睡眠を科学する
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毎月1回1日発行
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◆特集

睡眠を科学する

真夏の夜、ぐっすりと眠れていますか? 種々の調査により、日本人の睡眠時間は世界でもかなり短く、睡眠を大事にしていないということが明らかになっています。ようやく最近では、睡眠時無呼吸症候群の急増や、よりよい睡眠の質を求める人のために、寝具の開発が盛んにおこなわれるなど、睡眠への関心が高まっているようです。日本社会を取り巻く睡眠の現状と、これからの「眠り」はどうあるべきか? 座談会と論考で迫ります。

 
 
〈座談会〉睡眠不足社会を改善する
 
豊田由貴夫(立教大学観光学部教授)
古賀良彦(杏林大学医学部精神神経科学教室教授・塾員)
高岡本州(株式会社エアウィーヴ代表取締役社長・塾員)
別役智子(慶應義塾大学医学部内科学(呼吸器)教授)
 
〈関連記事〉
 

たかが睡眠、されど睡眠
──メタボの影に潜む二十一世紀の国民病:睡眠時無呼吸症候群
福永興壱(慶應義塾大学医学部呼吸器内科専任講師)

 

睡眠の経済学
阿部正浩(中央大学経済学部教授・塾員)

 

マクベスは眠りを殺した
高橋義人(平安女学院大学教授、京都大学名誉教授・塾員)

 
 
 慶應義塾維持会
母校を思う塾員と篤志家の皆様により、義塾の教育研究活動を財政支援する目的で設立された一世紀余の歴史を有する組織です。
会員の皆様にはご加入期間『三田評論』を贈呈いたします。
→詳細はこちら
 
慶應義塾史跡めぐり
 

 大正十二(一九二三)年九月一日午前十一時五十八分三十二秒に起こった関東大震災では、三田山上や既に創立されていた四谷の医学部、病院などの義塾施設も被害を被った。しかしこのことで、いくつかの貴重な史跡や制度が現在まで受け継がれるきっかけが作られたのである。…

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 次号予告
2014年10月号 No.1182

◆特集◆
地域研究の未来

 
 前号紹介
2014年7月号 No.1180

◆特集◆
いま考える日本の森林

前号表紙
 
バックナンバー
 
KEIO BOOK CLUB

塾員専用の読書クラブ「KEIO BOOK CLUB」
オープン! 読書に嬉しい特典を揃えましたので
慶應義塾大学卒業生は、ぜひご登録ください。
運営:慶應義塾大学出版会

◆その他の企画
<話題の人
義足の開発で「障害」を解決する
   
遠藤 謙さん 遠藤 謙さん
(ソニーコンピュータサイエンス研究所(CSL)アソシエイト・リサーチャー・塾員)
 
インタビュアー
前野隆司(慶應義塾大学大学院SDM 研究科委員長)
   
先端のロボット義足や、途上国向けの安価な義足などの開発でいま注目を集める遠藤謙さん。二足歩行ロボットの研究から義足の開発へと移った理由は、身近な友人がきっかけでした。「障害」の克服は技術でどこまで可能か。そして身体能力はどこまで拡張できるのか。気鋭のエンジニアに力強く語っていただきました。
   
space
<三人閑談>
癒しのクラゲ

竹田典代
(東北大学大学院生命科学研究科付属浅虫海洋生物学教育研究センター助教・塾員)
堀 一久(株式会社江ノ島マリンコーポレーション代表取締役社長・塾員)
村上慎之介
(慶應義塾大学先端生命科学研究所、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程在学中)


波間をフラフラと漂うクラゲ。その脱力感と涼しげな透明感があいまってか、10年ほど前から水族館ではクラゲが「癒される」と大人気です。なんとその生命の起源は十億年前にさかのぼり、ほとんど進化していない形で現在も存在しているそうです。そんな神秘的なクラゲの生態を覗いてみました。
 
<連載>
 KEIO MONO MUSEUM63  
 犬養木堂旧蔵碁盤

解説 藤森三男

 現代に生きる福澤諭吉のことば その93
大久保忠宗
大澤輝嘉

 
<演説館>
 失語症って何だろう

林 耕司


 
<講演録>
  コトバの形而上学──詩人哲学者井筒俊彦の起源

若松英輔


 
 
<その他>
「私の日本旅行雑感」
アルベルト・アインシュタイン 訳・斎藤太郎
   
 丘の上

浅野 仁、栗原 徹、志村節子、田村 茂

 塾員クロスロード

関 美和、梅若慎太朗

 Researcher's Eye

新井 誠、寺井公子、長谷耕二

 KEIO Report

慶應義塾のオフィシャルカメラマンたち
慶應義塾広報室

 執筆ノート

『渇きの考古学──水をめぐる人類のものがたり』
赤澤 威(共訳)

『映画の奈落──北陸代理戦争事件』
伊藤彰彦

『アフリカ・ドラッグ考
──交錯する生産・取引・乱用・文化・統制』
落合雄彦(編著)

『SFを実現する──3Dプリンタの想像力』
田中浩也

 ヒサクニヒコの
 マンガ何でも劇場
  〈特別編〉

戦争の記憶
ヒサ クニヒコ

 社中交歓 (バナナ )

片岡 輝、矢野寛治、吉村誠晃、駒村圭吾

 追想

松原秀一先生を悼む
荻野安奈

 慶應義塾からの
 お知らせ

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読者の皆様へご案内します。

慶應義塾幼稚舎の体験した戦争の記録


慶應義塾幼稚舎疎開学園の記録 上
慶應義塾幼稚舎疎開学園の記録 上
慶應義塾幼稚舎「疎開学園の記録」編集委員会 編

慶應義塾幼稚舎の体験した戦争の記録。幼稚舎に残る史料を再構成して上下2巻にまとめる。

 

「善を行うに勇なれ」


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
伝記 小泉信三
神吉 創二 著

塾長として戦時の慶應義塾を守り、戦後は文筆家として日本の幅広い層に影響与え、今上天皇の皇太子時代の御教育常時参与として世に知られる小泉信三。その生涯を、平易な文体で描いた待望の伝記。

詳細はこちら
 

元幼稚舎長にして
稀代の教育者
吉田小五郎が綴る
珠玉の随筆選


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
吉田小五郎随筆選
(全3巻+別冊)
吉田 小五郎 著

 元慶應義塾幼稚舎長吉田小五郎の名随筆を新編集で3巻に収める。多くの教え子に慕われた教育者として、日本を代表するキリシタン史研究者として、「民藝運動」に関わった美術品蒐集家として、培った観察眼とその描写は、時代を超えて読む者を惹きつける。没後30年を期に刊行!

詳細はこちら
 

元慶應義塾長が紐解く
歴代塾長の足跡


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
回想 慶應義塾
鳥居 泰彦 著

世紀の転換期に慶應義塾長を務め、その後も文部科学省中央教育審議会の初代会長を務めるなど、教育行政に長年関わってきた鳥居泰彦氏による慶應義塾の歴史叙述!

詳細はこちら
 

「三田評論」連載の「慶應義塾 史跡めぐり」が、
福澤先生の史跡をまとめて1冊の本になりました!

 

福澤諭吉 歴史散歩 加藤 三明 著 山内 慶太 著 大澤 輝嘉 著
福澤諭吉 歴史散歩
加藤三明 著
山内慶太 著
大澤輝嘉 著

『福翁自伝』に沿いながら、中津・大阪・東京・ロンドン・パリなどの福澤先生ゆかりの地を辿り、彼が生きた時代の背景を知ることができる一冊。

詳細はこちら
 

あの、名講義・名講演が
いまCDで甦る!


小泉信三「福澤諭吉を語る」 小泉 信三 講演
小泉信三「福澤諭吉を語る」
小泉 信三 講演より

昭和33年〜40年の「福澤先生と近代日本」「福澤諭吉と北里柴三郎」「私の読書歴」「スポーツが与える三つの宝」の小泉信三の4つの講演を3巻組のCDに収録。その声を初めて聞く方にも最適な小泉信三入門。

詳細はこちら
 
CDシリーズ 慶應義塾の名講義・名講演として、西脇順三郎「最終講義」も発売中です。
詳細はこちら
     
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