慶應義塾機関誌

 三田評論
  明治31年3月創刊(毎月1回1日発行)
   発行:慶應義塾 編集人:慶應義塾広報室長 編集・制作:慶應義塾大学出版会

 
今月の表紙
2018年6月号表紙
space今月の特集spaceKEIO PHOTO REPORTspace立ち読みspace三田評論とはspace次号予告space前号紹介spaceバックナンバーspace講読方法space
 
2014年5月号
 

No.1178 2014年5月号

  特集
新聞の現在
2014年5月号の目次を見る
 
毎月1回1日発行
税込価格:451円(本体 410円)
定期購読:4,700円(税・送料込)
在庫あり
在庫について
配送料について
定期購読のお申し込み
 
ご注文方法はこちら
    
 
◆特集

新聞の現在

若年層の購読者数激減、デジタルメディアの隆盛などにより、膨大な発行部数を誇っていた日本の「新聞」も危機が囁かれています。「新聞」が生き残る道はどこにあるか? ジャーナリズムの今後はどのようになるのか? 民主主義を支える重要な基本インフラとして発達してきた新聞のいまを考えることは、そのままジャーナリズムのこれからを考えることです。白熱した座談会と関連の記事で、新聞の現在、そして未来に迫ります。

 
 
〈座談会〉新聞の危機とジャーナリズムの可能性
 
尾 泉(日本新聞協会新聞教育文化部長兼企画開発部長兼企画開発担当主管・塾員)
青木 理(ジャーナリスト・塾員)
石川智也(朝日新聞東京本社報道局社会部記者・塾員)
堀 茂樹(慶應義塾大学総合政策学部教授)
 
〈関連記事〉
 

地方紙の現在とこれから
中村賢二(信濃毎日新聞社総務局総務部長・塾員)

 

甦れ、『時事新報』の精神
手嶋龍一(慶應義塾大学大学院SDM研究科教授、外交ジャーナリスト・作家)

 
 
 
 慶應義塾維持会
母校を思う塾員と篤志家の皆様により、義塾の教育研究活動を財政支援する目的で設立された一世紀余の歴史を有する組織です。
会員の皆様にはご加入期間『三田評論』を贈呈いたします。
→詳細はこちら
 
慶應義塾史跡めぐり
 
第90回
平和来
──卒業二十五年塾員招待事始
慶應義塾史跡めぐり
山内慶太
慶應義塾横浜初等部長・大学看護医療学部教授

 三田山上の、塾監局前の植え込みの広場に、「平和来」と名付けられた青年像の彫刻が立っている。春には、青年像に重なる桜の枝々を透かして図書館が見える様が、殊の外美しい。また、冬には、葉を落とした木々の間にすっと屹立する青年像は、寒さも相まって、緊張感のある表情を示す。第二次世界大戦の際に出征して行った塾生達は、この脇の坂を下り、幻の門を出て、戦地に向かったのであった。…

 
 次号予告
2014年6月号 No.1179

◆特集◆
理工学部創立七五年

 
 前号紹介
2014年4月号 No.1177

◆特集◆
スポーツと文化

前号表紙
 
バックナンバー
 
KEIO BOOK CLUB

塾員専用の読書クラブ「KEIO BOOK CLUB」
オープン! 読書に嬉しい特典を揃えましたので
慶應義塾大学卒業生は、ぜひご登録ください。
運営:慶應義塾大学出版会

平成二十五年度大学卒業式

塾長式辞

清家 篤(慶應義塾長)
 
 
◆その他の企画
<話題の人
経営者と指揮者の二刀流を目指して
   
森田宏樹さん 森田宏樹さん
(株式会社オプティマ代表取締役社長・塾員)
 
インタビュアー
斎藤慶典(慶應義塾大学文学部教授)
   
昨秋、ルーマニアで開催された「第2回 Black Sea Conducting Competition」で見事2位入賞を果たされた森田さん。システム開発企業の社長を務めるかたわら、オーケストラの指揮者という夢に向かって日々奮闘されています。決して順風満帆ではなかったその歩みから、小さい頃から常に身近な存在だった音楽への想い、そして「組織を率いる」とはどんなことか、力強く語っていただきました。
   
space
<三人閑談>
アイビーから始まった

くろすとしゆき(服飾評論家・塾員)
清水啓司(チキュウグリーティングス株式会社代表取締役社長・塾員)
ホルヘ・アルマザン(慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科専任講師)


日本のファッション誌に「アイビースタイル」が紹介されて今年で60年。若者向けの服がまだ存在しない時代に突如として登場したこのスタイルは、今日まで多大な影響を与え続けています。これまで日本のメンズファッションは海外のモードをどのように受容し、変化してきたのか。そして、その独自の発展を遂げてきたファッションを、海外から見てみると……? 改めて、「男のオシャレ」についてじっくり考えてみました。
 
<連載>
 KEIO MONO MUSEUM60  
 第一回バスケットボール全日本学生選手権 名古屋市長楯

解説 大谷俊郎

 現代に生きる福澤諭吉のことば その90
大久保忠宗
 慶應義塾史跡めぐり 第90回
山内慶太

<演説館>
 ウクライナ危機と新政権の課題

藤森信吉


<平成二十六年度義塾収支予算>
 

清水雅彦


 
<その他>
 丘の上

石丸重尚、片山 洋、黒川恒男、野村龍太

 塾員クロスロード

広瀬容子、小林雄介

 Researcher's Eye

細矢祐誉、杉田貴洋

 KEIO Report

増え続ける蔵書に大学図書館はどう向き合うか
──KEIO大学図書館国際フォーラム報告
関 秀行

大学院健康マネジメント研究科
桜井祐二助産学研究奨励金」について
近藤好枝

 執筆ノート

『根来寺を解く──密教文化伝承の実像』
中川委紀子

『庭園のコスモロジー──描かれたイメージと記憶』
小林ョ子

『ヤンキー経済──消費の主役・新保守層の正体』
原田曜平

 社中交歓(ゴム)

麻生 俊、小川晃弘、黒田雄三、武井美和

 慶應義塾第三十四期卒業生評議員選挙公告
 

 
TOPへ戻る
 
     
     
   
読者の皆様へご案内します。

慶應義塾幼稚舎の体験した戦争の記録


慶應義塾幼稚舎疎開学園の記録 上
慶應義塾幼稚舎疎開学園の記録 上
慶應義塾幼稚舎「疎開学園の記録」編集委員会 編

慶應義塾幼稚舎の体験した戦争の記録。幼稚舎に残る史料を再構成して上下2巻にまとめる。

 

「善を行うに勇なれ」


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
伝記 小泉信三
神吉 創二 著

塾長として戦時の慶應義塾を守り、戦後は文筆家として日本の幅広い層に影響与え、今上天皇の皇太子時代の御教育常時参与として世に知られる小泉信三。その生涯を、平易な文体で描いた待望の伝記。

詳細はこちら
 

元幼稚舎長にして
稀代の教育者
吉田小五郎が綴る
珠玉の随筆選


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
吉田小五郎随筆選
(全3巻+別冊)
吉田 小五郎 著

 元慶應義塾幼稚舎長吉田小五郎の名随筆を新編集で3巻に収める。多くの教え子に慕われた教育者として、日本を代表するキリシタン史研究者として、「民藝運動」に関わった美術品蒐集家として、培った観察眼とその描写は、時代を超えて読む者を惹きつける。没後30年を期に刊行!

詳細はこちら
 

元慶應義塾長が紐解く
歴代塾長の足跡


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
回想 慶應義塾
鳥居 泰彦 著

世紀の転換期に慶應義塾長を務め、その後も文部科学省中央教育審議会の初代会長を務めるなど、教育行政に長年関わってきた鳥居泰彦氏による慶應義塾の歴史叙述!

詳細はこちら
 

「三田評論」連載の「慶應義塾 史跡めぐり」が、
福澤先生の史跡をまとめて1冊の本になりました!

 

福澤諭吉 歴史散歩 加藤 三明 著 山内 慶太 著 大澤 輝嘉 著
福澤諭吉 歴史散歩
加藤三明 著
山内慶太 著
大澤輝嘉 著

『福翁自伝』に沿いながら、中津・大阪・東京・ロンドン・パリなどの福澤先生ゆかりの地を辿り、彼が生きた時代の背景を知ることができる一冊。

詳細はこちら
 

あの、名講義・名講演が
いまCDで甦る!


小泉信三「福澤諭吉を語る」 小泉 信三 講演
小泉信三「福澤諭吉を語る」
小泉 信三 講演より

昭和33年〜40年の「福澤先生と近代日本」「福澤諭吉と北里柴三郎」「私の読書歴」「スポーツが与える三つの宝」の小泉信三の4つの講演を3巻組のCDに収録。その声を初めて聞く方にも最適な小泉信三入門。

詳細はこちら
 
CDシリーズ 慶應義塾の名講義・名講演として、西脇順三郎「最終講義」も発売中です。
詳細はこちら
     
Copyright (C)2004-2024 Keio University Press Inc. All rights reserved.