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■─────────────────────────────────── 「教育と医学」特別付録
     □■□ メルマガ「教育と医学」 ■□■
             第37号(2007年12月27日発行)
────────────────────────────────────■ ▲毎年思うことですが、来年はよい年でありますように。
▲「教育と医学」1月号の第一特集は、「読書離れにいどむ」、第二特集は、 「教師の学びを支援する」がテーマです。

◇CONTENTS◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
■最新号「教育と医学」(2008年1月号)の内容
★1.ちょっと覗いてみよう<立ち読みコーナー>
★2.どこから読もうかな?<今月のポイント>
★3.次がまちどおしいぞ<次号予告>
★4.もっと知りたい!<今月の本棚>
■慶應義塾大学出版会からのご案内
■メルマガ編集後記
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■最新号「教育と医学」(2008年1月号)の内容■

特集1:読書離れにいどむ

 今の子どもたちは、本が好きなのでしょうか。毎年の調査「学校読書調査」 の最新の結果では、「1カ月の読書ゼロ冊」の該当者は減っているようですが、 TVゲームなどの影響で読書の時間は減っているのではないでしょうか。読書 がなぜ注目されるのか、本嫌いの子はどうして生まれるのか、本好きの子と学 力の関係はあるのかなど、学校での読書推進活動は効果があるのか等、探りま す。

特集2:教師の学びを支援する

平成21年4月から、教員免許更新制が施行されることになりました。このねら いと、これからどのように変わっていくのかを解説し、現場での取り組みなど について紹介します。また、長年の経験から、教師の学びをどう実践してきた か、記していただきました。

今号の紹介ページ
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★1.ちょっと覗いてみよう <立ち読みコーナー>

【今月の立ち読み1】

巻頭随筆「一人前の読者」
 外山滋比古(お茶の水女子大学名誉教授)
 いまの読者は「半読者」が多いとおっしゃる外山先生。はたして「一人前の 読者」とは……。

【今月の立ち読み2】

「編集後記」
 久保千春(九州大学大学院医学研究院教授)
 心療内科が専門の久保先生が、ストレスフルな生活への対処方法を教えてく れます。ストレスを長引かせないことが重要だそうですよ。
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★2.どこから読もうかな? <今月のポイント>

*巻頭随筆は、上記の「立ち読みコーナー」をご覧ください。

●特集1・読書離れにいどむ

「読書するとは―新たな知の旅立ち」

 秋田喜代美(東京大学大学院教育学研究科教授)

<主な見出し>見える効果/見えぬ世界への旅/読書の行方:変わるメディア とつながる絆

◆「子どもはどうやって本を読まなくなったのか」

 浅井昭治(全国学校図書館協議会参与)

<主な見出し>子どもの読書離れをどうとらえてきたか/近年の読書離れは、 どうなっているか/読書は好きだが読まない中・高校生/小学生の読書離れの 要因/中・高校生の読書離れの要因/不読をめぐる今日の課題

◆「読書と子どもの成長」

 樋口裕一(京都産業大学客員教授。白藍塾塾長)

<主な見出し>言語操作能力/携帯メールでは言語操作能力は向上しない/異 文化を理解する能力/本嫌いはこうして生まれる

◆「『読みきかせ』をもっとすばらしく」

 村上淳子(常葉学園大学講師)

<主な見出し>子どもたちの読書実感と「読みきかせ」/「読みきかせ」の実 践から/「聞く力」の低下/「聞く力」から「聴く力」へ/「読みきかせ」の 継続を願って

◆「読書の魅力を伝える技法―リテラチャー・サークル」

 足立幸子(新潟大学教育人間科学部准教授)

<主な見出し>リテラチャー・サークル/リテラチャー・サークルの概略、手 順、実施上の留意点/リテラチャー・サークルのバリエーションと意義

◆「インターネット時代の読書」

 室 謙二(ジャーナリスト。英語オンライン版『本とコンピュータ』元編集 長)

<見出し>「読書」と「テキストを読む」ということ/本とウェブの相違/本 のテキストとオンラインのテキスト/メディアとしての「成熟」

◆「ブックスタート―赤ちゃんと絵本で楽しくコミュニケーション」

 鎌田まり子(NPO法人ブックスタート・広報マネージャー)

<主な見出し>ある日のブックスタート会場/赤ちゃんとの絵本の時間/1992 年、英国で発案/広がるブックスタートの可能性/ブックスタートがもたらす もの

●特集2・教師の学びを支援する

◆「教師の学びと『教師文化』」

 深瀬幸一(福島県立福島東高等学校教諭)

<主な見出し>教師としての第一歩/何をいつどのように学ぶべきか/「学力 」とは何か/私的な勉強会への参加/学びの優先順位/教育改革と制度的研修 の充実/「福島の教員スタンダード」誕生/教師はいかにして学び、教師とし て成長するのか

◆「免許更新制と教師の学び」

 八尾坂 修(九州大学大学院人間環境学研究院教授)

<主な見出し>成立した教員免許更新制の意義/有効期間の運用と更新の対象 者・免除者/現職教員の免許更新制と失効、再授与の機会/更新講習内容と開 設者(大学)への期待

●子どもの集中力などに関する資料

(「教育と医学」バックナンバー)
2005年2月号 特集・思考力を育てる

●教師の学び・サポートに関する資料

2007年9月号 特集1・教師を楽しむ/特集2・キレる子ども
2007年6月号 特集2・教師塾の是非について/特集1・記憶のしくみを探る
2006年6月号 特集2・教師力を高めるには/特集1・病気をもつ子どもへの教育
2005年10月号 特集・教師の教育力を高める

●好評の連載

◆村瀬嘉代子「連載・瞬息のきらめき」

第19回「書くこと・話すこと」
 小さい頃、学芸会の衣装づくりや小道具づくりが得意だったり、とかく裏方 に励んでいたりした村瀬先生。人前で講義をするような人になるとは、本人ば かりか周りの人も思ってもいなかったとか…。執筆や講演・講義など、表現す ることと、自分自身の在り方を自問する村瀬先生の思いが綴られます。

◆田中康雄「連載・生きること・支え合うこと」

第19回「ものさしを差し出し合う」
 田中先生がご担当されている「相談室」での出来事から。発達のつまずきを もった子どもをどう理解し支援したらいいのか迷う人たち。でも何かをしたい、 できるはず。いろいろな考え方・見方・とらえ方……子どもを取り巻く人たち がそれぞれの「ものさし」で、「測り方を一緒に考えていく」、そして対話し、 「もっとその人のものさしを知ること」が大切なんだな……、と語ってくれま す。

◆村田豊久「連載・子どもの心の診療室から―子ども臨床から学ぶこと―」

第19回「アスペルガー症候群の意味」
 「アスペルガー症候群」という語がよく使われるようになってきましたが、 この言葉の由来をご存知でしょうか? アスペルガーとカナーという二人の精 神科医師の功績と、現代の評価と見直し。そして診断に際して留意しなくては ならない点などを解説します。
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★3.次がまちどおしいぞ <次号予告>

特集1・理不尽な要求をする親への対応

 学校ではいま、理不尽な要求をする親などへの対応に困っているといわれて います。はたしてどういう情況なのでしょうか。また、学校や教師としてどう 対応したらよいのでしょうか。「モンスターペアレント」という語でマスコミ で取り上げられていますが、「モンスター」という表現には問題がある、とい う指摘もあります。皆さんとともに考えたく、特集します。

特集2・チームワーク力を育てる

 企業倫理の崩壊や医療過誤、子どものコミュニケーション力不足などの問題 のひとつの改善策として、「チームワーク」のもつ力に注目します。子どもが いきいきできる環境、働きやすくストレスの少ない環境にもよいようです。

2008年2月号の内容(予定)
 2月号は、1月28日発売です。
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★4.もっと知りたい!<今月の本棚>

◆波平恵美子・文、塚本やすし・絵
『きみは一人ぽっちじゃないよ』
出窓社、2007年11月初版発行
四六判、96頁、1,050円(本体1,000円+税)

 本書は、2007年11月に刊行がスタートした「10歳からの生きる力をさがす旅  シリーズ」の2作目(1作目は『いのちってなんだろう』2作目と同時刊行)。 このシリーズは、文化人類学者の波平恵美子氏が文を担当し、イラストレーター の塚本やすし氏が絵を担当しています。
 シリーズ名にあるように、子どもが一人でも楽しく読めるように、絵と文が 一体となってお話が展開していきます。
 「ここに紹介した話は、私の長年の調査の中で聞かせてもらった沢山のお話 や私自身の子どもの頃の話が元になっています。(略)私は、40年以上前に文 化人類学に触れて、その面白さと奥の深さにひかれて、60歳を越えた今でも、 毎日、1年間に何十日も調査に出かけたり、本を読んだりしながら勉強を続け ています。
 勉強すればするほど『人間ってなんて面白いのだろう』そして『人間ってな んて素晴らしいんだろう』と思わずにはいられません。それは、人間がもって いるさまざまな能力や知恵に驚かされるからです」(シリーズ1『いのちって なんだろう』の「著者からあなたへ」より)。
 文化人類学を研究してきた著者が、現地調査で出会った人たちから聞いた話 や自分の体験をもとに、各巻ごとにテーマにそったお話を5つ収録しています。  この『きみは一人ぽっちじゃないよ』には、「1 子どもはみんなに見守ら れて大きくなります」「2 一人の転校生が教室をかえた」「3 地球は人間 だけのものではありません」「4 差別の心はどこから生まれるのでしょう」 「5 いじめられたり、いじめたり」の5本です。
 文化人類学の研究から、さまざまな価値観や考え方があることを知ってほし い、生きる知恵のすばらしさ、この世に生まれて生きることのすばらしさと不 思議さを子どもにも感じてほしい、視野を広げてほしい、元気に生きてほしい、 という著者の思いが伝わります。
 塚本氏の絵と波平氏の文が全ページで共鳴し合っているので、絵も文も楽し みつつ読むことができます。子どもが行き詰まったり悩んでいるときに手にと れるように、子どもの近くに置いておいてほしい本です。もちろん、親子や教 室のみんなで読むのもおすすめです。

*以上の書籍『きみは一人ぽっちじゃないよ』を1名に、「教育と医学」2008 年1月号を3名の方に、アンケートに回答くださった方の中から抽選でプレゼン トします。

*アンケートご記入はこちらからどうぞ。

■慶應義塾大学出版会からのご案内

書評に出た本からご紹介します。

『純潔の近代-近代家族と親密性の比較社会学』
デビッド・ノッター 著
日本経済新聞 2007年12月23日「読書」欄(23面)で紹介されました。

「あとがき」(抜粋)を立ち読みできます。

近代日本における「愛」の歴史を辿り、日本近代の家族制度、結婚制度、文化 の特徴をあきらかにします。

その他新刊のお知らせはこちらから
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■メルマガ「教育と医学」のアンケート・読者プレゼント

お答えくださった方の中から、書籍『きみは一人ぽっちじゃないよ』を1名に、 「教育と医学」2008年1月号を3名の方に、アンケートに回答くださった方の中 から抽選でプレゼントします。抽選の締め切りは、2008年1月20日(必着)で す。当選の発表は、発送をもって代えさせていただきます。ぜひ、ご意見・ご感想をこちらまでお寄せください。
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■次回のメルマガ「教育と医学」配信は、1月28日を予定しています。

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■編集後記

▼12月15日福岡にて「教育と医学の会・シンポジウム」を開催いたしました。 200名ほどの方々がご参加くださり、盛況に終えることができました。3名の 講師の方の講演のあと、50分ほど参加者との質疑応答の時間には、軽度発達 障害への医学的な問題、そして福岡でいま、教育体制や相談・支援体制が実際 にどう進んできているのか、具体的な質疑がされました。教育や福祉、医療の 現場の方々や保護者の方々が、いま、どのような不安や問題を抱えているのか、 貴重な意見交流になったと思います。ご参加くださった皆様、シンポジウム開 催にご助力くださった方々に御礼申し上げます。質疑応答の時間が足りなかっ たので、まだ質問や疑問おありの方もいらっしゃると思います。編集部にメー ル(news@keio-up.co.jp)をいただけましたら、このメールマガジンを通して お返事をしたいと思っておりますので、ご意見などお寄せください。お待ちし ております。(編集担当N)
▼今年もあと残すところ数日となってしまいました。今年は一体何冊くらい本 を読んだろうと振り返ってみると、きちんと読んだ本というのが数冊しかない ことに気がつきました。途中まで読んだ本や斜め読みはあるのですが、通読し た本は、自分の趣味のものや小説ばかり。来年は“一人前の読者”なるよう、 努力したいと思いました。(システム担当K)
▼読書離れは大変です。出版業界も、海外の古典をわかりやすい訳文に改めた り、文字のフォントを大きくしたり、メディアミックス展開をしたり、オンデ マンド出版を導入したりと、この嫌な流れを止めようと必死です。でも、なか なか止まりません。「読み聞かせ」運動や「朝の読書」運動などが全国的な拡 がりをみせ、子どもたちの読書環境は徐々に改善しているはずなのに…。やは り最近は、子どもたちより、親世代の読書離れの方が大きいのかもしれません ね。
厳しい状況はこれからも続いていくと思いますが、何とか乗り切れるよう試行 錯誤しながら頑張っていきます。皆様、来年もどうぞよろしくお願いいたしま す。(営業担当N)

■編集後記の後記

職業柄、「読書離れ」というと業界問題みたいな感じでとらえることが多いの ですが、考えてみれば「教育と医学」的問題でもあったわけですね。というよ り業界問題のような矮小な話しでは、たしかにないです。すいません。時間が 無いとか他の娯楽があるとか色々理由は考えられていますが、個人的には、読 書無しの生活というのがいまひとつピンとこないです。なにせ長距離通勤なの で、ページはどんどん進みます。もっとも時速2ページみたいな曲者もたまに ありますが。とはいえ、本を読むというのは、ただの習慣から読んでいるだけ なのかもしれず、読書の効用とは?とか、ためになるか?とか問われるとわか らないのが本当のところです。福沢先生!の『学問のすゝめ』でも読んでみますか。(後記担当O)
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【発行元】
慶應義塾大学出版会(株)  『教育と医学』編集部

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