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■─────────────────────────────────── 「教育と医学」特別付録
     □■□ メルマガ「教育と医学」 ■□■
             第34号(2007年9月27日発行)
────────────────────────────────────■ ▲今晩は満月。はたして奇麗に見えるでしょうか。
▲「教育と医学」10月号の第一特集は、「永遠の子どもらしさ」がテーマです。
 第二特集は、「発達障害児の特異能力を生かす」です。

◇CONTENTS◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
■最新号「教育と医学」(2007年10月号)の内容
★1.ちょっと覗いてみよう<立ち読みコーナー>
★2.どこから読もうかな?<今月のポイント>
★3.次がまちどおしいぞ<次号予告>
★4.もっと知りたい!<今月の本棚>
■慶應義塾大学出版会からのご案内
■メルマガ編集後記
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■最新号「教育と医学」(2007年10月号)の内容■

特集1:永遠の子どもらしさ

「子どもらしい」と「子どもっぽい」というように、普段、私たちは「子ども らしさ」を表現するときに、微妙な使い分けをしています。では、「子どもら しさ」って何でしょうか? 大人になるということは、「子どもらしさ」を削 いでいくことなのでしょうか?? 大人になっても「子どもらしさ」を持ち続 けられるのは芸術家だけなのでしょうか? そんな疑問にこたえます。

特集2:発達障害児の特異能力を生かす

映画「レインマン」で、自閉症者の並外れた記憶力が注目されました。発達障 害というと、できないことばかりが注目されます。しかし、人間の能力にはは かりしれないものがあります。今回は、発達障害者が示す特異能力(サヴァン 症候群)について、誤解がないように知ってほしいと思い、専門家の方にご執 筆いただきました。

今号の紹介ページ
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★1.ちょっと覗いてみよう <立ち読みコーナー>

【今月の立ち読み1】

巻頭随筆「子ども力」
 前田重治(九州大学名誉教授)
 「老人力」があるなら、「子ども力」があってもいいだろう。そんな提案か ら、精神医学がご専門の前田先生が、「子ども力」にあやかれる能力について 話をすすめます。

【今月の立ち読み2】

「編集後記」
 望田研吾(九州大学大学院人間環境学研究院教授)
 教育学がご専門の望田先生は、子どもの「透徹した目」について述べておら れます。 ------------------------------------------------------

★2.どこから読もうかな? <今月のポイント>

*巻頭随筆は、上記の「立ち読みコーナー」をご覧ください。

●特集1・永遠の子どもらしさ

「子どもの心を持ち続けるには」

 森 省二(精神科医)

<主な見出し>「子どもみたい」の2タイプ―はじめに/大人になることの難 しさ―社会的背景/大人になれない大人―電車男/子どもの心―グリム童話か ら/大人になるために―事例を通して/子どもの心を持ち続けるために―おわ りに

◆「旅する絵本のはじまりはじまり」

 目黒 実(九州大学ユーザーサイエンス機構特任教授)

<主な見出し>「旅する絵本カーニバル」はどこから来てどこへ行くのか/ 「はじまりはじまり」/「さつまのおいも」/「ライオンのへんないちにち」/ 「ヘリコプターたち」

◆「『子どもの遊び・学び』に学ぶ」

 丸野俊一(九州大学大学院人間環境学研究院教授)

<主な見出し>ある砂場の光景/「子どもらしさ」とは/「子どもらしさ」を 発揮するには/「子どもらしさ」を維持し続けるには

◆「『文学少女』のゆくえ」

 稲垣恭子(京都大学大学院教育学研究科教授)

<主な見出し>「文学少女」と少女小説の世界/読むことから書くことへ/ 「少女らしさ」のゆくえ

◆「『星の王子さま』に見られる子どもごころ」

 菅 佐和子(京都大学大学院医学研究科教授)

<主な見出し>「ゾウを飲み込んだ大蛇の絵」/「小さな星から来た王子さま 」/「王子さまの住んでいた星」/「一輪のバラの花」/「六つの星」をめぐ って/「地球での出会い」/「こころにもいい水」

◆「持ち続けることのむずかしい子ども心」

 おくやまひさし(作家、写真家)

<見出し>は無しです。本誌を読んでください。

●特集2・発達障害児の特異能力を生かす

◆「自閉症と特異な能力」

 次良丸睦子(聖徳大学人文学部教授)
 谷口泰子(聖徳大学大学院臨床心理学研究科所属)

<主な見出し>対象児のプロフィール/Aの特異な能力/日常生活にみるAの 不便さ/内的世界の変化

◆「自閉症者の『並はずれた』能力の意味―音楽能力の場合」

 仁平義明(東北大学大学院文学研究科教授)

<主な見出し>逸話/自閉症者のスービタイジング実験からの証拠/自閉症者 の「並はずれた」音楽能力/グリーグの「メロディ」は記憶できるが、バルト ークの「全音音階」は記憶できない/「並はずれた能力」が生かされるために

◆「電光石火の計算能力を示す子ども―驚異的な計算力と記憶力」

 神野秀雄(愛知教育大学障害児治療教育センター教授)

<主な見出し>事例A君/小二の頃より数字や計算に関心を示す/九桁の「大 きな数字」に関心/素数より合成数が好きなA君/因数分解を解く驚異的な能 力/一桁×N桁の驚異的な計算/A君の愛した数字は、0.0625

●子どもの遊びや発達に関する資料

(「教育と医学」バックナンバー)
2007年3月号 特集2・今どきの子どもの遊び/特集1・教育基本法と教育のゆくえ
2007年5月号 特集1・「三つ子の魂百まで」は本当?/特集2・新たな脅威:ネットいじめ

●発達障害支援に関する資料

2006年12月号 特集1・青年期・成人期の発達障害支援/特集2・思いやりと 親切
2006年5月号 特集・発達をどう支援するか
2005年12月号 特集・発達障害児の支援にむけて

●好評の連載

◆村瀬嘉代子「連載・瞬息のきらめき」

第16回「図書館会員カードを持つ赤ちゃん」
 オーストラリアのシドニーへいらした村瀬先生。忙しい合間を縫って、博物 館へ。見学に来ている子どもたちや、引率している先生や学芸員の子どもたち の様子へ目が。子どもたちの関心をうまく引き寄せる大人たち……。「子ども を新しい知や感性の世界へ誘うことに熱心で、子どもの中に潜むものを伸ばそ うという気持ちが社会全体にある……」というオーストラリアのお話です。

◆田中康雄「連載・生きること・支え合うこと」

第16回「聞いてほしい、と思うとき」
 タクシーで、運転手さんから人生についてお話をうかがうことがある……と いう田中先生。そして、「話をしたい」「誰かに聞いてほしい」という、その 「刻(とき)」の人の思いについて、先生は思いをはせます。

◆村田豊久「連載・子どもの心の診療室から―子ども臨床から学ぶこと―」

第16回「発達障害について(1)」
 発達障害の方々と関わってこられた40年のご経験と思いをもとに、発達障害 の臨床について、ご執筆いただきます。今回は、1歳6カ月健診で自閉症の疑 いがある、とされた事例と、1歳6カ月健診の本当のねらいと意義についてで す。
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★3.次がまちどおしいぞ <次号予告>

特集1・笑いと癒し

 「笑い」の効用がいわれていますが、科学的な研究によりその効果が解明さ れ始めています。また、医療現場での「クラウン・ドクター」や、成人教育で の「ほほえみプロジェクト」といった活動も実践されています。ストレス社会 での、笑いの癒し効果について、探ります。読んで元気がわいてくる特集です。

特集2・教育とペナルティーを考える

 ゼロトレランス方式が論議の的になるなど、教育における罰則がクローズア ップされつつあります。また罰というと「体罰」ばかりが対象となりますが、 ほかの罰はないのでしょうか? そこで、教育におけるペナルティーについて 探ります。

>2007年11月号の内容(予定)
 11月号は、10月27日発売です。
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★4.もっと知りたい!<今月の本棚>

◆村山正治 編
『学校臨床のヒント―SCのための73のキーワード―』
金剛出版、2007年9月初版発行
A5判、264頁、3,360円(本体3,200円+税)

スクールカウンセラー(SC)が学校に配置されるようになって10年。また、 2008年度からは小学校にも配置がきまるなど、スクールカウンセラーの活躍の 場が広がってきました。本書は、スクールカウンセラーに必要な知識をまとめ たものです。
 本書は、雑誌「臨床心理学」(金剛出版、奇数月発行)の中の「学校臨床の ヒント」というコーナー(全20回)をもとに、大幅に項目が加えられました。 そして副題にあるように、全73の項目が、大きく5つの部によって構成され ています。
「第1部 SCの基礎知識<業務編>」「第2部 SCの基礎知識<こころの 問題編>」「第3部 SCの実践」「第4部 学校教員への援助」「第5部  保護者への援助」となっています。執筆者は、編者の村山正治先生を含め総勢 57名、錚々たるメンバーです。
 「教育と医学」に連載いただいている村瀬嘉代子先生は、本書第1部で「恵 まれない子どもの存在」として、最後に次のように記しています。
 「恵まれない子どもにとって、どのような大人、スクールカウンセラーに出 会うことが望まれるのであろうか。恵まれない子どもの内心の声が次のように きこえてくるように思われる。
 『あの人にはこれまで見知ってきた大人とは少し違う新鮮な何かがある。そ う、あの大人の人には次のような特質がある。何かができるとかできない、と いう達成の度合いで単純に即断しない。裕福であるとか、貧しいとかで人を差 別しない。人の言動の表面だけでなく、潜んでいるその人の活かされてこなか った可能性を見出したい、という姿勢を持っている。ひとまずは耳を傾けて聴 く姿勢がある。想像力が豊かで的確で、触知できることだけで、ものごとを決 めつけない。相手が表現し得ない背後のもろもろの気持ちや事情を侵襲的でな く、汲み取ることができる大人。そして、その大人は自分の生を享受している 人……』」(本書p51〜52より)。

 スクールカウンセラーはもとより、学校心理臨床を理解し、スクールカウン セラー制度を活用するために、学校現場に関わる方に参考となるだろう。

* 以上の書籍『学校臨床のヒント』を1名に、『外国人犯罪者』(本誌10月号 の連載「折々の一冊」で紹介)を1名に、「教育と医学」2007年10月号を3名 の方に、アンケートに回答くださった方の中から抽選でプレゼントします。

* アンケートご記入はこちらからどうぞ。

■慶應義塾大学出版会からのご案内

○新刊

『生命を見る・観る・診る ―生命の教養学III』
 慶應義塾大学教養研究センター ・中島 陽子 ・石原 あえか 編
定価:2,520円 (本体:2,400円)
生物学、環境、物理学、文学、医学などさまざまな立場から、 「みる」という行為を多面的に考察。

『医療政策は選挙で変える 増補版―再分配政策の政治経済学IV』
権丈 善一 著 定価:1,890円 (本体:1,800円)
好評につき、増補版の刊行決定!10月16日書店発売予定です。
増補版の詳細はこちらからご覧ください。

○今号に関連する既刊書

『星の王子さま☆学』
片木 智年 著 定価:1,890円 (本体:1,800円)

フランス古典文学・おとぎ話論を専門とする著者が、すべての『星の王子さま』 ファンに贈る『星の王子さま』のすべてがわかる作品。

その他新刊のお知らせ
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■メルマガ「教育と医学」のアンケート・読者プレゼント

お答えくださった方の中から、書籍『学校臨床のヒント』を1名に、『外国人 犯罪者』(本誌10月号の連載「折々の一冊」で紹介)を1名に、「教育と医学 」2007年10月号を3名の方に、アンケートに回答くださった方の中から抽選で プレゼントします。抽選の締め切りは、2007年10月20日(必着)です。 当選の発表は、発送をもって代えさせていただきます。
ぜひ、ご意見・ご感想をこちらまでお寄せください。
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■次回のメルマガ「教育と医学」配信は、10月29日を予定しています。

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■編集後記

▼ 東京は、9月23日からようやく涼しくなってきました。「教育と医学」 10月号の表紙もシックな秋の装いです。本号では、絵本作家の方や、心理学 者の『星の王子さま』について心理学的分析など、多彩な内容となっています。 休日に、この10月号を持ってぶらりお散歩などは? ちょっとベンチで休憩、 ぱらぱらとめくってみてはいかがでしょうか。気軽に読めるところからどうぞ。 (編集担当N)
▼連載『生きること・支えあうこと』の今号のお話は、著者がタクシーに乗っ たときの運転手さんの話です。テレビドラマや小説のようなお話でとても面白 く感じました。私はタクシーにたまに乗っても話かけられるのが嫌いで、すぐ 黙ってしまうのですが、こんな話が聞けるのであれば、話をきいてみようとい う気になりました。(システム担当K)
▼「子ども力」。私自身いくつになっても持っていたい、忘れたくない、大切 な力だと思います。大いに働き、大いに遊ぶ。度が過ぎるのはいけないけれど、 何事にも真剣に一生懸命取り組むことが、「良い大人」になる条件なのかもし れませんね。(営業担当N)

■編集後記の後記

秋は眠いです。夏バテという言い方もできますが、眠いものは眠い。ところが うちの子どもは、最近涼しくなったせいかやたら元気で、用も無いのに朝5時 に起床してます。9時頃には寝る準備しているのだから当然といえば当然で、 こっちもそんな早寝ができるのならいくらでも早起きしたい(嘘です)。思え ば中学生くらいから朝は眠くてツラいという状態になった筈。子どものこころ を失い始めるのもその頃か? でも中学・高校生が身の回りやもっと大きい制 度に対する不満(反抗期ですか)を持つのも紛れもない子どもこころという気 もします。もっというとその時に感じた不満をまだ持ち続けてたりして。永遠 の子どもならぬ永遠の青年? とはいえ不惑をとっくに過ぎている身としては 早く「心の欲する所に従へども、矩を踰え」ないようになりたいと思うことで した。スイマセン、次の本のタイトルにとり憑かれているせいで、つい思って もいないことを書きました。 (後記担当O)
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【発行元】
慶應義塾大学出版会(株)  『教育と医学』編集部

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