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■─────────────────────────────────── 「教育と医学」特別付録
     □■□ メルマガ「教育と医学」 ■□■
             第28号(2007年3月30日発行)
────────────────────────────────────■ ▲もう桜は咲きましたか? 東京はそろそろ満開になりそうです。
▲「教育と医学」4月号の第一特集は、「がまんする力をどう育むか」がテー マです。第二特集は、「子どもの心身症とストレス」です。

◇CONTENTS◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
■最新号「教育と医学」(2007年4月号)の内容
★1.どこから読もうかな?<今月のポイント>
★2.ちょっと覗いてみよう<立ち読みコーナー>
★3.次がまちどおしいぞ<次号予告>
★4.もっと知りたい!<今月の本棚>
■慶應義塾大学出版会からのご案内
■メルマガ編集後記
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■最新号「教育と医学」(2007年4月号)の内容■

特集1:がまんする力をどう育むか

いじめや、自殺を筆頭に、不登校、キレる、家庭内暴力など、青少年の問題行 動が増加しています。なぜ? どうして? 理由のひとつとして、「忍耐力」 に焦点を絞って、今の子どもの行動について考えます。
精神医学が専門の福島章先生は、「乳幼児期にテレビという情報発信機器に直 結されてしまった子どもは、二世代前の子どもとはまったく違うOS(=脳の情 報処理機構)を持った子どもとして育ち…」として、今の子どもの特異性につ いて分析しています。

特集2:子どもの心身症とストレス

心身症とは、簡単にいうと「心理社会的ストレスによって発症する身体疾患」 といえます。ただし、うつ病や神経症は含みません。この心身症が子どもでも 増えています。また、不登校の児童にみられる腹痛や頭痛も、実は心身症が原 因のこともあるようです。そこで、子どもの心身症分野の第一人者ともいえる 先生に、心身症の診断や、周囲の人間の対応、療法について解説いただきまし た。

今号の紹介ページ
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★1.どこから読もうかな? <今月のポイント>

*巻頭随筆は、次の「立ち読みコーナー」をご覧ください。

●特集1・がまんする力をどう育むか

「忍耐力のない子どもがどうして増えたのか
  ―「脳の成熟」と「情報環境」から考える」

 福島 章(上智大学名誉教授)

<主な見出し>非定型的な発達をする脳/新しいOSで情報処理をする脳/自 我と解離性

◆「忍耐力を育むには」

 山下富美代(立正大学名誉教授)

<主な見出し>問題行動と耐性/不登校の背景要因/「キレる」のはなぜか/ 耐性をどう育てるか/情緒的コンピテンスを育成する/ストレス耐性を養う/ ポジティブ感情を生成する/忍耐力のあるパーソナリティに向けて

◆「小中学生のいじめとアンガーマネージメントの進め方」

 本田恵子(早稲田大学教育学部教授)

<主な見出し>いじめと、子どものSOS/キレるとは?/アンガーマネージ メントの一連の流れ/キレやすい子への対応の留意点/アセスメントの重要性 /個別対応プログラム 10回の説明/自己の状況に対する「直面化」の重要性 /傍観者への対応

◆「『がまん力』は『生きる力』か」

 田中喜美子(女性のための政治雑誌『ファム・ポリティク』編集長)

<主な見出し>「がまん」のない青年、「がまん」しすぎる青年/ふたつの病 理/母親がダメにする子どもの「生きる力」/「スキンシップ育児」の強調/ 母子密着のなかで

◆「性非行の要因とそのコントロール」

 針間克己(東京武蔵野病院医師)

<主な見出し>性非行は性衝動によるものか/性非行・性暴力とは何か/性非 行を引き起こす要因/性非行のコントロール

◆「やり抜く力をどうやって身につけるか」

 永川幸樹(ノンフィクション作家、経済ジャーナリスト)

<主な見出し>諦めぬ人を成功者という/やり抜く力と生き抜く哲学/五〇〇 億円は誰のものか/松下幸之助が学んだ経営の神髄/道徳を忘れた金儲けは罪 悪である/やり抜く力を身につけるこんな方法

●特集2・子どもの心身症とストレス

◆「子どもの心身症のなりたち―小児心身症の成因・病理・診断について」

 田中英高(大阪医科大学小児科准教授)

<主な見出し>心身症発症におけるメカニズム/頻度の高い心身症の概要/幼 児期の代表的な心身症/思春期の代表的心身症/診断(身体的診断と心理社会 的側面の診断)

◆「心身症の子どもへの対応」

 宮本信也(筑波大学大学院人間総合科学研究科教授)

<主な見出し>心身医学的アプローチとは/子どもの心身症への対応/対応の 原則/身体面への対応/心理・社会面への対応/保護者への対応/家庭での対 応/学校での対応/子どもの心身症への対応における留意点

◆「ストレスを言葉で表せない子どもたちへの心理療法」

 有村達之(九州大学大学院医学研究院心身医学助手)

<主な見出し>ストレスの対処法/子どもの心身症への心理療法/子どもに対 する認知行動療法/両親や家族へのアプローチ/子どもの心身症に対する心理 療法の実際

●子どもの問題行動や解決方法などに関する資料

(「教育と医学」バックナンバー)
2007年1月号 特集2・今こそ思いやりを育む
2006年12月号 特集2・思いやりと親切
2006年9月号 特集1・親の教育力を高めるには

●子どもの精神医学に関する資料

2006年8月号 特集1・子どものストレス(うつ病の特集)

●好評の連載

◆村瀬嘉代子「連載・瞬息のきらめき」

第10回「出立それぞれ」
 4月は入学、就職と、周囲の人に祝福され、新しい生活が始まる季節です。 しかしなかには後ろ盾となる家族などをもたずして、“独り立ち”していく青 年もいます。今回、施設で育った青年の新生活スタートの姿が…。天涯孤独な がらも、将来に夢をもつ彼らの姿、ぜひご一読を。

◆田中康雄「連載・生きること・支え合うこと」

第10回「不登校の子どもたちから学ぶこと」
 最近、「田中先生の連載はいつから載っていますか?」という問いあわせが 編集部に入ります(06年7月号からです)。田中ファンが増えています。さて、 今回は、不登校を選択し、学校や家庭と闘って、自分の人生を自分でつかんで いった子どもたちのお話です。「子どもたちは、それぞれの状況で、きちんと 大人たちに向き合い、自分の力を精いっぱいぶつける瞬間があります。(略) そんな時、私は心底うれしいのです。君たちは無力ではない、そう思います」 と、田中先生は語ります。

◆ 村田豊久「連載・子どもの心の診療室から―子ども臨床から学ぶこと―」

第10回「排泄の問題をひきずる小学生」
 子どもの心の発達について解説いただいていますが、だんだんと、対象の子 どもの年齢が上がってきました。今回は、小学校低学年です。
 小学校1年生になって、ウンチをもらしはじめたI君。同級生に「臭い」と 言われても、恥ずかしいと思っていないようなのです。さて、そこに隠れてい る心理とは…。子どもの行動に隠れた心理に驚かされます。
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★2.ちょっと覗いてみよう <立ち読みコーナー>

【今月の立ち読み1】

巻頭随筆「今の子どもの忍耐力不足」
久保千春(九州大学大学院医学研究院心身医学)
 心療内科が専門の久保先生が、おもしろい実験結果を紹介しています。生後 早期のネズミの環境によって、攻撃行動やアレルギー疾患に差が出る…。さて、 人間はどうなのでしょうか??

【今月の立ち読み2】

「編集後記」
黒木俊秀(九州大学大学院医学研究院精神病態医学分野准教授)
 精神医学が専門の黒木先生は、「もともと小児の病はすべて『心身症』とい ってよい」と文頭で発言。 え?? 続きは上をクリックしてください。
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★3.次がまちどおしいぞ <次号予告>

特集1・「三つ子魂百まで」は本当?

 「三歳児神話」とこの諺は同一視されるがごとく、3歳までの養育環境が重 要視されていますが、はたしてそうなのでしょうか? 脳科学、精神医学、発 達心理学、教育学などの専門家が、現在の研究成果から、このテーマに挑みま す。どこまでが本当なのか??

特集2・新たな脅威:ネットいじめ

 「死ね死ねメール」って知っていますか? 携帯電話やパソコンが普及し、 子どもたちの生活にもどんどん入りこんでいますが、大人はその実態を知らな いことが多いようです。また、大人に知られないでいろいろできるために、子 どもたちは危険な行為へと暴走しかねません。陰湿で見つかりにくい、新たな いじめ=ネットいじめ・精神的いじめにどう対応したらよいのか、探ります。

2007年5月号の内容(予定)
  5月号は、4月28日発売です。
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★4.もっと知りたい!<今月の本棚>

◆本田恵子 著
『キレやすい子の理解と対応
 ―学校でのアンガーマネージメント・プログラム―』
ほんの森出版、2002年10月初版発行
A5判、170頁、1890円(本体1800円+税)

「教育と医学」の本号でもご執筆いただいた本田恵子先生の著書です。本田先 生は、キレにくい子どもを育てるために、子どもたちの健康な面を発達させる 活動を提唱されています。
 怒りなどの感情を自分でコントロールできるようにするには何ができるか。 「怒りの予防教育」について著者は、本書で、小学校・中学校、高校、および 教職員研修で展開してきた「アンガーマネージメント」の具体的なプログラム と事例を紹介しています。
 本書は大きく2つの章に分かれます。「第1章 『なぜキレるのか?』の理 解とアセスメント」、「第2章 キレやすい子どもへの援助の実際」。そして 第2章は、「第1節 アンガーマネージメントの一連の流れ」「第2節 教室 でできる啓発教育プログラム」「第3節 教室でキレてしまったら!!―危機 介入」「第4節 キレやすい子どもへの個別対応プログラム」「第5節  学校における組織的対応」「第6節 学校におけるアンガーマネージメント 研修会の進め方」と、6つの節で構成されます。
 教育現場に関わる方に参考になる書といえるでしょう。

* 以上の書籍『キレやすい子の理解と対応』を1名に、「教育と医学」2007 年4月号を3名の方に、アンケートに回答くださった方の中から抽選でプレゼ ントします。

* アンケートご記入はこちらからどうぞ。
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■慶應義塾大学出版会からのご案内

『ニューヨークの風―慶應義塾ニューヨーク学院の思い出』
 小田 卓爾 著 定価:2,520円
慶應義塾ニューヨーク学院の学院長を4年間務めた著者が、ユニークで愉快な 子供たちと過ごした学院生活をあたたかいまなざしで語る、心あたたまるエッ セイ集。
本書の抜粋を立ち読みできます。

その他新刊のお知らせ
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■メルマガ「教育と医学」のアンケート・読者プレゼント

 アンケートをお送りくださった方の中から、『キレやすい子の理解と対応』 (上記「今月の本棚」で紹介)を1名に、「教育と医学」2007年4月号を3名 の方に、抽選でプレゼントします。 抽選の締め切りは、2007年4月20日(必 着)です。当選の発表は、発送をもって代えさせていただきます。ぜひ、ご意 見・ご感想をお寄せください。アンケート記入はこちらからどうぞ。
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■ 次回のメルマガ「教育と医学」配信は、4月27日を予定しています。

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■編集後記

▼今月のメルマガの配信が予定より遅れてしまいました。お詫び申し上げます。 今月の「がまんする力」ですが、田中喜美子氏の「駄々っ子製造育児説」はう なずきつつも耳が痛い。心身症の特集では、自分の状態を言葉で表現できない 子どもを診療している先生のご苦心とやさしさを想像しつつ編集しました。 (編集担当N)
▼体重や歯の健康など諸問題を解決しようと、夜中にお菓子を食べるのをやめ ていますが、その分昼間にたべるお菓子の量が増えました。がまんする力が育 まれていない大人だと反省しております。 (システム担当K)
▼今月より編集後記に参加することになりました営業担当Nです。基本的に駄文ばかりを書いてしまうと思いますが、呆れずにお付き合いいただければ嬉し いです。皆さまの「がまんする力・忍耐力」だけが頼りです。(営業担当N)

■編集後記の後記

先月まで「営業担当」を名乗っていたOです。前回で終わりのはずが何故かま た書かせてもらうことに…。憎まれっ子世にはばかるということでしょうか。 渋柿の長持ちなんて言い方もあります。などと書いて、ことわざ特集号(2004年8月号) の宣伝をまたするのかいうとそうではなくて、来月号「『三つ子の魂百まで』 は本当?」の宣伝です。
さすがに自分についてはわからず、何ともいえませんので、自分の子どもにつ いての観察からだと、「そういうところもあるし、そうでないところもある」 としか言えなくて、「そういうところ」というのが仮に本質的な部分であれば 「三つ子の魂百まで」は本当!ということになるのでしょうが、「本質的な部 分」ってなんだということになるとこれはアイデンティティに関わるはなしで 「人生終わってからわかる」、みたいなことですよね。というわけではなしは 振り出しに戻って、よくわからん、ということになってしまう私ですが、そこ は「教育と医学」ですから、来月号を読めばわかると思います。 ところで今月号は「がまんする力」です。我が家では『我慢が大事』を合言葉 にして子育てしてました。要は親が楽するために子に我慢を強いるという……。 (担当なしO)
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